時事・トレンド
PR

2025年立春:寒波襲来と季節のイベント

oufmoui
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

2025年の立春と寒波

2月3日は二十四節気の立春です。しかし、2025年は立春を前に、そして立春後も強力な寒波が襲来する見込みです。ウェザーニュースによると、来週は今季最も強く、大規模な寒気が日本列島を覆い、北日本から西日本の日本海側で大雪のおそれがあり、積雪の急増による立ち往生などに警戒が必要だと報じています。太平洋側にも雪雲が流れ込む可能性があり、積もる所もある見込みです。特に北陸周辺では車の立ち往生に警戒が必要で、上空5500m付近で−36℃以下の寒気が4日(火)の夜には北海道から山陰付近まで南下し、5日(水)には−42℃以下の寒気の中心部分が日本海に進むと予想されています。−36℃以下の寒気がこれほど広い範囲を覆うことはそれほど多くなく、数年に一度のレベルとみられています。6日(木)にかけては日本海から北陸付近にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲の帯が予想され、総降雪量は山沿いで2m近く、平地でも1m前後に達するおそれがあるため、短時間での積雪急増による立ち往生の発生などに警戒が必要です。西日本太平洋側でも、上空約1500mで−12℃以下の寒気が4日(火)から5日(水)にかけて山陰付近まで南下し、雪の積もる所が増える予想です。普段はあまり雪の積もらない所でも積雪となるため、注意が必要です。全国的に気温が低く真冬並みの寒さとなり、西日本は特に低温傾向が顕著で、来週中頃は福岡市や大阪市でも最高気温が5℃くらいまでしか上がらない日が続く見込みです。

立春寒波の規模と過去の事例

ウェザーニュースは、今回の立春寒波が2021年1月上旬の寒波に類似していると指摘しています。2021年1月7日から9日にかけては広い範囲で大雪となり、北陸では記録的な大雪となりました。新潟県上越市では24時間で100cmを超える雪が積もり、富山市では最深積雪が128cmに達するなど、1986年の豪雪以来となる大雪に見舞われました。この大雪により、北陸自動車道では大規模な立ち往生、北陸新幹線で運休が発生するなど大きな影響が出ました。また、九州でも大雪となり、長崎市は観測史上2位となる15cmの積雪を記録しました。来週の寒波では、2021年と同レベルの大雪になる可能性があるため、移動の予定変更や調整、備蓄などの対策を検討するよう呼びかけています。

立春に関する情報

じゃらんニュースによると、立春は二十四節気において春の始まりとされる日で、節分の翌日であると説明しています。2025年の立春は2月3日です。二十四節気は紀元前の中国で生まれた、太陽の動きに基づいた暦で、1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割したものです。立春、立夏、立秋、立冬は「四立」と呼ばれ、古代中国では冬至日を1年の区切りとしていましたが、だんだんと「春から1年が始まる」という考えになったとされています。立春の前日が節分で、本来は1年に4回ある節分のうち、立春の前日が特に重要な日として残っているそうです。春分は昼と夜の長さがほぼ同じ日(約3月23日)で、立春は冬至と春分のちょうど中間点にあたります。太陽の動きだけから算出された暦なので、実際の気温は考慮されていません。

立春の行事と旬の食べ物

立春には「立春大吉」と書かれたお札を家の入口に貼る風習があり、招運来福を願う意味があるとされています。また、節分(立春前日)には、季節の変わり目に邪気が生じるという古来からの信仰に基づき、豆まきなどの行事が行われます。じゃらんニュースでは、立春の旬の食べ物としてシロウオ、トラフグ、フキノトウなどを紹介しています。そして、見頃の植物として梅が挙げられています。

立春前後の天候

ウェザーニュースは、立春を迎える直前の2月2日(日)は南岸低気圧の影響で、関東などでは極寒の一日となる予想だと報じています。4日(火)以降は、この冬一番の寒波になるおそれがあり、全国的に気温が下がる予想で、晴れる地域の昼間でも10℃に届かないところがほとんどで、朝は東京や大阪など都市部でも0℃前後の冷え込みとなる可能性があります。沖縄でも平年よりかなり低い最高気温15℃が予想されています。日本海側の地域では風雪が強まる見通しです。

立春歌舞伎特別公演

歌舞伎美人の記事によると、大阪松竹座「立春歌舞伎特別公演」で片岡愛之助が休演し、配役変更が行われると発表されています。昨年11月の舞台稽古中の負傷が原因で、治療に専念するため休演することになりました。

一ノ蔵 立春朝搾り

一ノ蔵は、2月3日の立春を祝う「一ノ蔵 立春朝搾り」を発売します。冬至の頃から作業を始め、立春の午前零時よりお酒を搾り、早朝に搾り上がったお酒を瓶詰めする、限定酒です。 日本名門酒会が企画した春の祝い酒で、一ノ蔵は2005年から参加しています。宮城県内では一ノ蔵のみの取り組みで、毎年早々に完売する人気商品のため、予約が推奨されています。

気象予報士の解説

気象予報士 河原 毅氏(日本気象協会)は、2月3日の立春以降、今季最強で最長の寒波が襲来し、北陸地方では大雪リスクが急激に高まると指摘しています。 平地でも積雪が増え、影響は長期化すると予想され、交通障害による物流の遅延、停電対策、農業設備への被害対策、水道管の凍結対策などを呼びかけています。 北陸地方では、上空3000m付近で氷点下21度以下、1500m付近で氷点下9度以下の寒気が予想され、大雪の目安となる寒気レベルだと分析しています。 また、気象庁の1か月予報も、平均気温がかなり低く、降水量・降雪量は平年並か多い予想に変わっていることを指摘しています。

スポンサーリンク
ABOUT US
雑談力向上委員会
雑談力向上委員会
編集部
記事URLをコピーしました