強烈な寒気と大雪の予想

2月4日から6日にかけて、九州北部地方にこの冬一番の強い寒気が流れ込むことが予想されています。福岡管区気象台によると、上空約1500メートルでマイナス12度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、4日明け方から6日ごろにかけて、山間部だけでなく平地でも大雪となるおそれがあり、雪が同じ場所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があると発表しています。特に6日にかけては、平地でも最大10センチの積雪が予想されています。気温も平年よりかなり低くなる見込みで、低温による水道管の凍結にも注意が必要です。

各地域の予想降雪量

気象台は、2月4日夕方までの24時間、および5日、6日夕方までの24時間ごとの予想降雪量を発表しています。 4日夕方までに、山間部では20センチ、平地では筑豊地方で10センチ、福岡・北九州・筑後地方で7センチの積雪が予想されています。5日夕方までには、山間部で20センチ、平地で10センチの積雪が予想され、6日夕方までには、山間部で10センチ、平地で3センチの積雪が予想されています。これらの数値はいずれも多いところで予想される降雪量であり、地域によって差が生じる可能性があります。

交通機関への影響と警戒事項

大雪による交通への影響が懸念されており、積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意するよう呼びかけられています。 2月3日時点では、主要な交通機関に計画運休の予定はありませんでしたが、状況に応じて変更される可能性があります。 最新の情報は各社のホームページなどで確認する必要があります。 また、雪による視界不良、電線や樹木への着雪、低温による水道管の凍結、落雷や突風にも注意が必要です。農作物や農業施設の管理についても、十分な警戒が必要です。

東九州道の通行止めと路線バスの運行見合わせ

2月4日午後1時30分現在、雪の影響で東九州道の苅田北九州空港インターチェンジ～中津インターチェンジ間で一部区間が通行止めとなっています。また、西鉄の路線バスでは浮羽支線の運行が見合わせられています。 これらの情報は、発表時点での情報であり、状況が変化している可能性があります。 最新の交通情報は、道路情報提供サービスや各交通機関のウェブサイト等で確認することをお勧めします。

雑談力向上委員会

編集部