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那須川天心:ボクシング転向後、初のタイトル獲得とモロニー戦勝利

oufmoui
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ボクシング転向後初のタイトル獲得

2024年10月14日、那須川天心選手はWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦でフィリピンのジェルウィン・アシロ選手に勝利し、ボクシング転向後初のタイトルを獲得しました。キックボクシングなどで47戦全勝の輝かしい戦績を持つ那須川選手は、ボクシング転向後も4連勝を記録しており、今回の勝利でその勢いをさらに加速させました。試合は第1ラウンドから那須川選手の左のカウンターが効果的に決まり、第9ラウンドには左ボディーブローでダウンを奪うなど、積極的な攻撃を展開しました。第10ラウンドでは左まぶたを切って出血するアクシデントに見舞われましたが、最後まで攻め続け、3対0の判定勝ちを収めました。那須川選手は試合後、「無事にアジアのベルトを巻くことができた。格闘技をしてきて、初めて顔に傷がついて、もみくちゃな試合になったが、勝つことができてうれしい。KOしたかったが、圧倒的に強くなって、また戻ってきたい」と喜びを語りました。また、今後の目標として「バンタム級のチャンピオン4人は、全員日本人なので、来年中には世界タイトルマッチをやりたい」と意気込みを述べています。

モロニー戦判定勝利と今後の展望

2025年2月24日、東京・有明アリーナで開催された「Prime Video Boxing 11」において、那須川天心選手は元WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー選手と119ポンド(約53.98kg)契約10回戦で対戦し、判定勝ちを収めました。これは那須川選手にとってプロボクシング6戦目であり、過去最強の相手との対戦となりました。試合は激しい打ち合いとなり、那須川選手はモロニー選手のパンチを受け、ダウン寸前となる場面もありましたが、最後まで粘り強く戦い抜きました。判定は97-93×2、98-92と、那須川選手が勝利。試合後、那須川選手は「本当にモロニー選手、予想通りめちゃくちゃ強くて、初めて効かされたっていう感じ。…初めて打ち合いをして、一人前というか、男になれたかなと思います」と、充実感と反省を語りました。この試合は世界王座初挑戦へのテストマッチ第1弾として位置づけられており、那須川選手は今夏頃のテストマッチ第2弾を経て、今秋にも世界初挑戦を目指しています。

計量パスと試合前コメント

2月23日に行われた前日計量では、那須川天心選手とジェーソン・モロニー選手ともに53.9kgで計量をパスしました。当初バンタム級(-53.52kg)で発表されていた契約体重が119ポンド(約53.98kg)に変更された点について、那須川選手は自身の減量過程を説明し、問題ないとコメントしました。計量後、囲み取材に応じた那須川選手は減量、練習、そしてモロニー選手への敬意を表すお辞儀などについて詳細に語っています。試合に向けての心境として、「やることやってきたし、明日に備えるだけ。焦ることもないし、早くこの日が来てほしかったというのが正直あったので試合が待ち遠しいと本気で思えた」と述べ、自信に満ちた様子を見せていました。モロニー選手との対戦について、「俺がどれだけ通用するかって、そこしか考えていない。自分の可能性を全部ぶつける」と、自身の力量を試す場として捉えていることを強調しました。

試合後のコメントと対戦相手の反応

那須川天心選手はモロニー戦後、判定勝利について「初めての打ち合い、男になれた」とコメントしました。試合ではダウン寸前となる場面もありましたが、自身の打たれ強さへの手応えも感じていたようです。一方、モロニー選手は判定に不満を示し、再戦を希望するコメントを発表しました。那須川選手はモロニー選手への感謝を述べると共に、今後の目標は武居由樹選手との対戦よりも世界タイトル獲得であると語りました。 複数の報道機関は、那須川選手の勝利を報じ、試合内容や今後の展望について詳細な記事を掲載しています。

試合配信と視聴方法

那須川天心選手とジェーソン・モロニー選手の試合は、Amazonプライムビデオで独占ライブ配信されました。Amazonプライム会員であれば追加料金なしで視聴可能で、見逃し配信も用意されていました。

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