2025年最新動向速報!松原タニシが牽引する怪談・ホラー最前線とその全貌
はじめに
「事故物件住みます芸人」として、日本の怪談・ホラーシーンを牽引し続ける松原タニシさんが、2025年もその活動に一層の広がりを見せています。彼の代名詞ともいえる「事故物件」をテーマにした活動は、書籍、映画、テレビ、ラジオ、そしてYouTubeといった多岐にわたるメディアで展開され、常に私たちに新たな“恐怖”と“考察”の機会を提供してくれています。特に2025年7月以降は、大ヒット映画の続編公開、新刊の発売、全国各地でのイベント開催など、まさに「松原タニシの夏」と呼ぶにふさわしい活況を呈しているんです。この解説記事では、そんな松原タニシさんの最新の活動動向を網羅的に深掘りし、彼の魅力とホラーコンテンツの現在地を詳細にお伝えしていきます。
大ヒット映画『事故物件ゾク 恐い間取り』が2025年夏公開!その全貌と影響
松原タニシさんの代表作であるノンフィクション・ホラー書籍『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズを原作とする映画の最新作、『事故物件ゾク 恐い間取り』が2025年7月25日(金)より全国で公開されました。
本作は、2020年に公開され、邦画ホラー史上最大のヒットを記録し、興行収入23.4億円を突破した前作『事故物件 恐い間取り』に続くシリーズ最新作となります。 監督は、前作に引き続き、Jホラーの立役者として名高い中田秀夫監督がメガホンを取りました。 主演はSnow Manの渡辺翔太さんが務め、初の映画単独主演、初のホラー映画挑戦として大きな話題を集めています。 渡辺さんが演じるのは「事故物件住みますタレント」の桑田ヤヒロという役柄で、前作の「事故物件住みます芸人」から設定を一新することで、新たな視点と恐怖が描かれているのが特徴です。
中田秀夫監督との対談で見えた「恐ポップ」とホラーの深層
映画公開を記念して、松原タニシさんと中田秀夫監督による対談が実現し、その内容が大きな注目を集めています。 対談の中で中田監督は、前作のヒットを「恐ポップ」という言葉で表現しました。これは、単に怖いだけでなく、どこかクスッと笑えるようなポップな要素があることを指し、松原タニシさんの作品が持つ独特の魅力を見事に言い表しています。 松原タニシさんも、この「恐ポップ」という表現に深く共感を示しており、彼の活動全体を貫くテーマともいえるでしょう。
今回の映画では、主人公が「みんなが行くほうに行くな」という言葉に影響を受ける場面があり、これについて中田監督は、自身の映画監督としてのキャリアと重ね合わせ、人と違うことを追求することの重要性を語っています。 松原タニシさんも、事故物件に住み続けることについて、時に「これ以上何かあるのか」と悩むこともあるものの、一軒一軒の物件が持つ個別のストーリーや、そこに住む人々の人生に触れることで、常に新たな発見があると感じているそうです。 「事故物件は生と死を認識する空間」と語る松原さんの言葉からは、単なる怪奇現象の追求に留まらない、彼の深い人間洞察が垣間見えます。
亀梨和也さんも本人役で登場!豪華キャスト陣とリアリティの追求
前作で主人公の「事故物件住みます芸人」山野ヤマメを演じた亀梨和也さんが、本作に本人役で登場することも明らかになりました。 渡辺翔太さん演じる桑田ヤヒロとの豪華なツーショットも公開され、ファンからの期待がさらに高まっています。 また、畑芽育さん、吉田鋼太郎さん、山田真歩さん、シソンヌじろうさんなど、実力派俳優陣に加えて、大島てるさんや田中俊行さんといった本格ホラー界隈の著名人も多数出演しており、その豪華なキャスティングが作品のリアリティとエンターテイメント性を高めています。
映画は、「必ず憑りつかれる部屋」「いわくつきの古い旅館」「降霊するシェアハウス」など、様々な事故物件を舞台に展開されます。 主人公のヤヒロがテレビ番組やSNSのネタのために物件を転々としながら、それぞれの物件に隠された謎に迫っていくというストーリーは、松原タニシさんの実際の活動を彷彿とさせます。 彼の「憑かれやすい体質」が次々とヤバい怪奇現象を引き起こし、観客を想像を絶する恐怖へと誘います。
オーディオブック化とTikTokキャンペーンで広がるメディアミックス
映画公開に合わせ、原作である『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズがオーディオブック化され、2025年7月25日(金)より「audiobook.jp」にて配信が開始されました。 これにより、これまで書籍や映像で松原タニシさんの怪談に触れてきた人々だけでなく、新たな読書体験を求める層にも彼の世界観が届けられることになります。日販とオトバンクが共同で制作したこのオーディオブックは、映画と連動したプロモーションも展開されており、相乗効果が期待されます。
また、映画の公式TikTokでは、予告編が500万回再生を突破するなど、デジタル世代を中心に大きな話題を呼んでいます。 ラフォーレ原宿では、映画公開記念のフォトスポットが設置され、「
ラフォーレでゾクる」のハッシュタグをつけたInstagram投稿キャンペーンも実施されるなど、多角的なメディアミックス戦略が展開されています。
公開記念イベントでファンとの交流を深める
映画の公開を記念して、松原タニシさんは全国各地でトークショーやサイン会などのイベントに精力的に参加されています。
2025年8月2日(土)には、MOVIX八尾とアースシネマズ姫路で、映画『事故物件ゾク 恐い間取り』のトークショー付き上映会が開催されます。 翌週の8月8日(金)には、福山エーガル8シネマズでもトークショーが予定されており、サイン会も実施されます。 さらに、8月16日(土)にはMOVIX仙台でも上映後トークショーが開催されるなど、全国のファンと直接交流する機会を設けています。
これらのイベントでは、映画の裏話や事故物件に関する松原タニシさんの生の声を聞くことができる貴重な機会となっており、チケットは先着順での販売となるため、早期の完売が予想されます。
新刊『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』が描く日本の死生観
2025年6月17日には、松原タニシさんの最新刊『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』(二見書房)が発売されました。 本書は、松原タニシさんが北海道から九州まで、全国7軒の事故物件を同時に借りるという前代未聞の試みに挑戦し、それぞれの地域の死生観や事故物件への向き合い方の違いを探求した内容となっています。 最も多い時期には月30万円近い家賃を支払っていたと松原さん自身が語るように、その探求にかける情熱は並々ならぬものがあります。
「事故物件セレブ」としての新たな視点
松原タニシさんは、全国各地に複数の事故物件を借りるという自身の状況を「事故物件セレブ」と表現しています。 なぜここまでして全国の事故物件に住む必要があったのかというと、実際にその土地に部屋を借りることでしか得られない「本当の話」があるからだそうです。 観光客として訪れるだけでは教えてもらえないような、地元の人々が語る「あそこはね、確か昔から何か良くない部屋だね」といった貴重な情報を、部屋を借りたという事実が引き出すことができると語っています。
これまでのシリーズでは、自身の個人的な体験にフォーカスすることが多かった松原さんですが、本作では全国編と銘打たれた通り、より客観的な視点から各地域の事故物件を分析し、そこから見えてくる日本の多様な死生観や事故物件の「法則」を探る試みがなされています。 この視点の変化は、彼の活動が単なる怪奇体験の報告に留まらず、社会学的な考察の領域にまで踏み込んでいることを示唆しています。
発売記念サイン会とトークイベントも多数開催
新刊の発売を記念して、全国各地でサイン会やトークイベントが開催されています。
2025年7月26日(土)には、紀伊國屋書店グランフロント大阪店で『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』の発売記念サイン会が開催されました。 イベント参加券は先着順で販売され、購入者には松原タニシさんのサインとため書き、さらに紀伊國屋書店グランフロント大阪店限定のしおりが特典として提供されました。
また、2025年8月15日(金)には、タワーレコード錦糸町パルコ店で出版記念トーク&サイン会が開催される予定です。 これらのイベントは、ファンが松原タニシさんと直接触れ合い、新刊の内容について深く掘り下げる貴重な機会となっています。
「事故物件 ニシ 恐いタニシ展」の開催と集大成ライブ
松原タニシさんの活動の集大成ともいえるライブイベント「事故物件 ニシ 恐いタニシ展」が、2025年7月21日(月・祝)に朝日生命ホール(大阪府)で開催されました。 このイベントは、松原タニシさんのこれまでの事故物件住みます芸人としての経験や怪談を集約した内容となっており、ファンにとっては見逃せない貴重な公演となりました。
未就学児童は入場不可という年齢制限が設けられており、松原タニシさんの怪談が持つ本格的な恐怖体験を存分に味わえるような配慮がなされています。 このような単独ライブは、彼の怪談師としての実力を直接肌で感じられる場であり、チケットは早々に完売したと予想されます。
テレビ、ラジオ、YouTubeで広がる松原タニシの世界
松原タニシさんは、書籍やイベントだけでなく、テレビ、ラジオ、そして自身のYouTubeチャンネルを通して、日々その活動の幅を広げています。彼のコンテンツは、怪談初心者から熱心なホラーファンまで、幅広い層に支持されています。
『松原タニシのぞわぞわTV』が日テレプラスで放送中
YouTubeで好評配信中の「松原タニシのぞわぞわチャンネル」がテレビシリーズ化され、『松原タニシのぞわぞわTV』として日テレプラスで放送されています。 2025年7月27日(日)には、「怪談会『新宿話』」と「怪談会『心霊スポット話』」が放送され、ぁみさん、大島てるさん、島田秀平さんといった著名な怪談師たちがゲストとして登場し、最恐の怪談を披露しました。 また、心霊葬儀場での心霊検証の様子を捉えた回も放送されており、松原タニシさんが「ひとりかくれんぼ」を行うなど、体当たりでホラー企画に挑戦する姿が描かれています。
さらに、2025年6月からはCS日テレプラスで『松原タニシのいきなりホラー旅』が放送されており、松原タニシさんが静岡県怪談師の法月美幸さんと共に、旅先でのホラーな展開を繰り広げる内容となっています。 心霊スポット巡りだけでなく、「あくまで普通の旅」の中に潜むホラー要素を探求するというユニークな視点が、視聴者の興味を惹きつけています。
ラジオレギュラー番組での深掘りトーク
松原タニシさんは、複数のラジオ番組でレギュラーパーソナリティを務め、事故物件や怪談に関する深いトークを展開しています。
ラジオ関西では『松原タニシの生きる』が毎週水曜日の夜9時から放送されており、「生きる」をテーマに不思議な体験や哲学について語っています。 2025年7月16日に配信された第299回では、イベント中に意味ありげに舞う「生霊が憑いた蝶」の話題が語られるなど、松原タニシさんの日常に潜む怪異が紹介されています。
また、MBSラジオでは『松原タニシの恐味津々』のパーソナリティを務めており、ここでは「恐怖」をテーマに各界で活躍する人々にインタビューする対談番組となっています。 2025年7月には、映画『事故物件ゾク 恐い間取り』で主演を務めるSnow Manの渡辺翔太さんがゲストとして出演し、映画に関する貴重なトークが繰り広げられました。
さらに、CBCラジオの『北野誠のズバリ』にもレギュラー出演されており、2025年6月17日の放送では、新刊『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』の発売について語り、全国7軒の事故物件を同時に借りた経緯や、そこから見えてきた各地域の死生観の違いなどについて詳細に解説しています。 2025年4月には、映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の公開決定に際し、北野誠さんと松原タニシさんのガチトークがYouTubeで公開されるなど、ラジオとウェブが連動した展開も見られます。
YouTubeチャンネルでの精力的な情報発信
松原タニシさんの公式YouTubeチャンネル「松原タニシのぞわぞわチャンネル」では、テレビ番組と連動した企画の他、様々な怪談師とのコラボレーションや、自身の活動の裏側を公開しています。
特に注目すべきは、「初耳怪談」という企画で、視聴者から募集した“まだ誰も聞いたことのない怪談”を、島田秀平さんをはじめとする人気怪談師たちが披露するというものです。 2025年7月23日に公開された動画では、「事故物件から《逃げられない》一家が抱えるヤバすぎる秘密」と題し、怪談中に霊障が起こるという衝撃的な内容が話題となりました。
また、2025年7月25日には、「【恐怖】松原タニシが本屋で事故物件並みの怪奇に遭遇・・・!?」と題された動画が公開され、新刊『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』が並べられた書店で松原タニシさんが遭遇した不思議な出来事が語られています。 この動画では、自身が「事故物件セレブ」であることや、これまでで23軒の事故物件に住んできたことなど、具体的な数字を交えながら自身の活動を紹介しており、視聴者にリアルな臨場感を提供しています。
さらに、コヤッキースタジオのYouTubeチャンネルでは、2025年7月の大予言に関する動画に松原タニシさんがゲスト出演し、怪談とは異なるジャンルでもその存在感を示しています。
イベント出演と今後の展望
松原タニシさんは、怪談会やトークショー、その他バラエティに富んだイベントに多数出演し、ファンとの交流を深め、自身の世界観を発信し続けています。
浅草花やしき「お化け屋敷~首づかの呪い~」オープニングセレモニー
2025年7月16日(水)には、日本最古の遊園地「浅草花やしき」に新しくオープンしたお化け屋敷『お化け屋敷~首づかの呪い~』のオープニングセレモニーに、なすなかにしさんと共にゲストとして登壇されました。 新お化け屋敷の第一号のお客様として実際に体験し、その恐怖をレポートする様子は、多くのメディアで取り上げられました。 松竹芸能が手掛けるこのお化け屋敷は、映画や演劇で培われた「本物」の演出や美術を武器に、まるで物語の中に迷い込んだかのような没入感の高い体験を提供しており、松原タニシさんの怪談世界と通じるものがあります。 このイベントでは、松原タニシさんが原作を手がけた映画『事故物件ゾク 恐い間取り』に関するトークも行われ、映画とアトラクションの相乗効果でホラーエンターテイメントを盛り上げました。
その他の注目イベント情報
2025年7月26日(土)には、「CBCラジオ夏まつり2025」の一環として、『北野誠のズバリ』のイベントに北野誠さん、河原崎辰也さんと共に出演されました。 このような大規模なイベントへの参加は、より幅広い層に松原タニシさんの活動を知ってもらう良い機会となっています。
今後のイベントとしては、2025年9月24日(水)に神奈川県 Naked Loft Yokohamaで開催される「天馬とタニシの、おれがあいつであいつがおれで2025」が予定されています。 これは、顔が似ているという共通点から始まった松原タニシさんと松永天馬さん(アーバンギャルド)によるトークイベントで、ファンからはユニークな組み合わせとして注目を集めています。
また、2025年6月21日(土)には、松竹芸能 DAIHATSU 心斎橋角座で「松原タニシ43歳生誕祭」が開催され、代走みつくにさん、華井二等兵さんなど、松竹芸能の仲間たちと共に自身の誕生日を祝う賑やかなイベントとなりました。
松原タニシさんは、2012年から「事故物件住みます芸人」としての活動をスタートし、今年で13年目を迎えます。 これまでに全国24軒(または23軒、24軒と資料により差異あり)の事故物件に住み、その数は増加し続けています。 彼の活動は、単に怖い話をするだけでなく、社会の高齢化に伴う孤独死の問題や、それぞれの地域の文化や死生観にも触れるなど、深い洞察を含んでいます。 日本各地の心霊スポットを巡り、インターネット配信も不定期に実施するなど、その活動は多岐にわたります。
まとめ
2025年の松原タニシさんは、まさに八面六臂の活躍を見せています。映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の公開は、彼の活動の認知度をさらに高め、新たなファン層を獲得するきっかけとなりました。中田秀夫監督との対談で語られた「恐ポップ」という概念は、松原タニシさんの怪談が持つ普遍的な魅力を象徴しています。
新刊『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』では、全国に広がる事故物件を巡ることで、日本の地域ごとの死生観や人々の物語を深く掘り下げ、単なる恐怖体験に留まらない人間ドラマを提示しています。また、テレビ、ラジオ、YouTubeといった様々なメディアでの露出は、彼が怪談というジャンルを超え、多方面で活躍するタレントとしての地位を確立していることを示しています。
浅草花やしきのお化け屋敷のオープニングセレモニー参加や、多彩なゲストを迎える怪談イベントの開催など、リアルな場での活動も活発です。彼の探求心とエンターテイナーとしての才能が融合し、2025年も松原タニシさんの名前は、ホラーエンターテイメントの最前線で輝き続けるでしょう。事故物件に住み続けるという他に類を見ない活動を通して、彼は私たちに「生と死」そして「恐怖」と「笑い」について、深く考えるきっかけを与え続けてくれています。今後の松原タニシさんのさらなる挑戦と、そこから生まれる新たなコンテンツに、私たちは引き続き注目していきたいと思います。