【9割が間違う】otherとothersの違い、あなたは大丈夫?知らないと損する5つの鉄則
ちょっと待って!”other”と”others”、どっちを使うか一瞬迷いませんか?
「他のカバンが見たいです」って英語で言えますか? “I want to see other bag.” “I want to see others bag.” うーん、どっちもなんだか不自然な気が…。
実は、この `other` と `others` の違いは、多くの英語学習者がつまずくポイント。感覚で使っているネイティブは多いですが、ノンネイティブの私たちは、その「感覚」の正体であるルールをしっかり理解する必要があります。
「単数か複数かの違いでしょ?」と思ったあなた、それだけでは実は不十分なんです。この2つの単語の使い分けをマスターすると、あなたの英語は一気に「こなれた」印象に変わります。逆に、ここで間違えてしまうと、ちょっとした違和感を与えてしまい、伝えたいことがスムーズに伝わらない原因にもなりかねません。
この記事を読めば、もう大丈夫。 `other` と `others` の違いはもちろん、`another` や `the other` といった、ややこしい仲間たちとの関係性まで、誰にでも分かるように、図解のようにスッキリ解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたは `other` ファミリーを完全に手懐け、自信を持って使いこなせるようになっているはずです。あなたの英語表現を、今日ここでワンランクアップさせましょう!
【結論】違いはたった2つ!品詞と「冠詞」の有無を意識するだけ
忙しいあなたのために、結論からお伝えします。`other` と `others` の根本的な違いは、たった2つのポイントを意識するだけで解決します。
- . 品詞が違う!
- `other` は形容詞。「他の~」という意味で、必ず後ろに名詞が続きます。(例: `other people`, `other books`)
- `others` は代名詞。「他の人」「他のもの」という意味で、単独で使えます。(例: `Some like dogs, and others like cats.`)
- . 冠詞 (a/an, the) で意味が激変する!
- `an` + `other` → `another`(不特定のもう一つ)
- `the` + `other` → `the other`(特定の残り一つ)
- `the` + `others` → `the others`(特定の残り全部)
- `Do you have any other questions?` (何か他の質問はありますか?)
- `I want to talk with other people.` (私は他の人たちと話したい。)
- `There are other ways to solve the problem.` (その問題を解決する他の方法があります。)
- `I have other things to do.` (他にやることがあります。)
- `Some people agree, but others disagree.` (賛成する人もいれば、反対する他の人々もいる。)
- `Don’t worry about what others think.` (他の人々がどう思うかなんて気にしないで。)
- `These cakes are for me. The others are for my family.` (これらのケーキは私のです。他のものたちは家族のです。)
- `Would you like another cup of tea?` (お茶をもう一杯いかがですか?)
- →今飲んでいるお茶とは別の、新しい一杯(不特定)
- `This shirt is too small. Could you show me another?` (このシャツは小さすぎます。別のものを見せてもらえますか?)
- →たくさんあるシャツの中から、どれでもいいから別のもの(不特定)
- `Let’s meet another day.` (別の日に会いましょう。)
- →今日とは違う、いつか別の日(不特定)
- `I have two brothers. One lives in Tokyo, and the other lives in Osaka.` (私には兄弟が2人います。1人は東京に、もう1人は大阪に住んでいます。)
- →2人しかいない兄弟のうち、1人を除いた「残りの1人」なので特定できる。
- `This key opens the front door, but what is the other key for?` (この鍵は玄関を開けますが、もう一方の鍵は何のためですか?)
- →2本ある鍵のうち、片方ではない「もう一方」なので特定できる。
- `I have a racket in one hand and a ball in the other (hand).` (片手にはラケットを、もう一方の手にはボールを持っています。)
- →手は2つしかないので、片方を除けば「もう一方」に決まる。
- `One is my boss, and the other people are my colleagues.`
- `One is my boss, and the others are my colleagues.`
- `other` は形容詞
- `others` は代名詞
- . 後ろに名詞は続く?
- YES → 2へ進む
- NO → 3へ進む
- . (名詞が続く場合)その名詞は単数?複数?
- 単数 → `another` (不特定) or `the other` (特定)
- 例: `another cup`, `the other hand`
- 複数 → `other` (不特定) or `the other` (特定)
- 例: `other people`, `the other students`
- . (単独で使う場合)指すものは単数?複数?
- 単数 → `another` (不特定) or `the other` (特定)
- 例: `Show me another.`, `Where is the other?`
- 複数 → `others` (不特定) or `the others` (特定)
- 例: `Some agree, others don’t.`, `Where are the others?`
- 正解: `Can I have another coffee?` / `Can I have another one?`
- 解説: これから飲む「もう一杯」は、たくさんあるコーヒーの中の不特定の「一つ」ですよね。なので、`an + other` のニュアンスを持つ `another` を使います。
- 正解: `Are there any other opinions?` / `Does anyone have any other ideas?`
- 解説: これから出てくるかもしれない「他の意見」は、複数ある可能性があり、不特定です。この場合は、形容詞 `other` + 複数名詞 `opinions`/`ideas` の組み合わせが最適です。
- 正解: `Have the others arrived yet?`
- 解説: ここで言う「他の人たち」とは、待ち合わせのメンバーという特定のグループの「残り全員」を指します。したがって、「特定」の `the` と「複数」の `s` がついた `the others` が正解です。
- `The store is open every day other than Sunday.` (その店は日曜日以外は毎日開いています。)
- `I have no choice other than to accept the offer.` (その申し出を受け入れる他に選択肢がない。)
- `each other`: 2者の間で「お互いに」
- `one another`: 3者以上で「お互いに」
- `My wife and I love each other.` (妻と私はお互いに愛し合っています。)
- `The students in the class helped one another with the project.` (クラスの生徒たちは、そのプロジェクトでお互いに助け合った。)
- `Don’t worry, we’ll get there somehow or other.` (心配しないで、なんとかしてそこにたどり着けるよ。)
- `Somehow or other, I managed to pass the exam.` (どういうわけか、なんとか試験に合格できた。)
- `other` は形容詞、`others` は代名詞: `other` は「他の〜」と後ろに名詞が必要な名脇役。`others` は「他の人々/もの」と単独で使える主役です。
- 冠詞 (a/an, the) が意味の鍵を握る: `another` (不特定のもう一つ)、`the other` (特定の残り一つ)、`the others` (特定の残り全部) の違いを意識することが、使いこなしの最大のポイントです。
- 形容詞の `other` に “s” はつかない: `beautifuls` と言わないのと同じで、`others books` は間違い。正しくは `other books` です。
たったこれだけです。`other` は単独で使うのではなく、後ろに続く名詞や、前につく冠詞とセットで考えるのが最大のコツ。これから、この基本ルールを、具体的なエピソードや失敗談を交えながら、一つひとつ丁寧に解きほぐしていきますので、リラックスして読み進めてくださいね。
【超基本】「other」と「others」の決定的な違いは品詞にあった!
まず最初の関門、`other` と `others` の根本的な役割の違いから見ていきましょう。ここを乗り越えれば、理解度は80%アップしたも同然です!
形容詞の「other」:「他の〜」と名詞を修飾する名脇役
`other` の最も基本的な役割は、形容詞です。形容詞とは、「美しい」「大きい」のように、名詞を詳しく説明(修飾)する言葉のこと。`other` は「他の〜」という意味で、必ず後ろに名詞を従えて登場します。
このように、`other` は単独では使えず、`other + 名詞` の形で初めて意味をなします。いわば、名詞という主役を輝かせるための名脇役、それが `other` なのです。
多くの人がやりがちな失敗談:「I want other book.」はなぜ間違い?
ここで、英語学習者からよく聞かれる質問があります。 「`other book` って単数なのに、なんで `other books` って複数形になることが多いの?」
これは非常に良い質問です。実は、`other` が可算名詞(数えられる名詞)の単数形につく場合、`a/an` や `the`, `my`, `some` のような限定詞と呼ばれる言葉が前に必要になる、というルールがあるのです。
❌ `I want other book.` ⭕ `I want another book.` (an + other book) ⭕ `I want the other book.` ⭕ `Do you have any other book on this topic?`
何もつけずに `other + 単数名詞` と言うことは、文法的に不自然になってしまうのです。 一方で、`other` の後ろに複数名詞が来る場合は、限定詞がなくても自然な文になります。
この「限定詞」という存在が、`other` ファミリーの理解を少し複雑にしていますが、逆に言えば、このルールさえ押さえれば怖いものなしです!
代名詞の「others」:「他の人々」「他のものたち」と単体で主役になる
一方、`s` がついた `others` は代名詞です。代名詞とは、「彼」「彼女」「それ」のように、名詞の代わりをする言葉。`others` は、それだけで「他の人々」や「他のものたち」という意味を持ち、文の主役(主語)や目的語になることができます。
`others` は、`other people` や `other things` を一言で言い表せる便利な単語、と覚えておくと良いでしょう。
SNSでのリアルな声
> 「”Some people like dogs, others like cats.” っていう例文、中学の時めっちゃ習ったな〜。`others` だけで『他の人は』って意味になるの、改めて考えるとすごく便利!」
まさにその通りで、`others` は文中での繰り返しを避ける役割も果たしてくれます。`other people` と言う代わりに `others` と言うことで、文章がよりスマートになります。
品詞 | 単語 | 役割 | 例文 |
---|---|---|---|
形容詞 | `other` | 後ろに名詞が必要 | `I have other plans.` |
代名詞 | `others` | 単独で使える | `Some like this, others don’t.` |
冠詞がカギ! a, the で激変する “other” ファミリー完全攻略マップ
`other` と `others` の基本的な役割がわかったところで、次はいよいよラスボス、冠詞(`a/an`, `the`)との組み合わせです。ここを制する者が `other` を制します。冠詞がつくかつかないか、単数か複数かで、意味が驚くほど変わるんです。
a/an + other = “another”:「不特定のもう一つ(おかわり!)」
`another` は、実は `an + other` が合体してできた単語です。 元々 `an` がついているので、「不特定」の「単数(もう一つ)」を指します。
イメージは「おかわり」や「選択肢がたくさんある中の、どれでもいいから別のもう一つ」。
the + other = “the other”:「特定の残り一つ(相方)」
`the` がつくと、意味が「不特定」から「特定」に変わります。`the` は「(他ならぬ)その」という、指差しのニュアンスを持つ言葉だからです。
`the other` は、「2つのうちの、残りの一つ」を指します。 話し手と聞き手の間で「ああ、アレのことね」と共通認識が持てる、特定のものを指すのがポイントです。
プロの視点:プレゼンで知的に見せる “the other”
ビジネスシーン、特にプレゼンやディベートでよく使われるのが「On the one hand…, on the other hand…」という表現です。「一方では~、しかし他方では~」と、物事の二面性を対比させるときに非常に便利なフレーメズです。これも `the other` が持つ「2つのうちのもう一方」というニュアンスから来ています。
複数形の “others” に “the” がつくと…?
では、複数形の場合はどうなるでしょう?これも `the` がつくかつかないかで意味が大きく変わります。
`others` (the なし) | `the others` (the あり) | |
---|---|---|
意味 | 不特定の残りいくつか | 特定の残り全部 |
イメージ | 他にも色々ある中の、いくつか | グループの残りメンバー全員 |
例文 | Some people like summer. Others like winter. (夏が好きな人もいれば、冬が好きな他の人たちもいる。) | Ten people came to the party. One is my boss, and the others are my colleagues. (10人がパーティに来た。1人は私の上司で、残りの人々は同僚だ。) |
`others` は「他にも選択肢がある中の、不特定多数」を指すのに対し、`the others` は、あるグループの中から一部を除いた「残り全部」を指します。 `the` がつくことで、「残りは彼らしかいない」と範囲が限定され、特定されるのです。
意外な発見:”the others” は “the other + 複数名詞” の省略形だった!
実は、`the others` は `the other people` や `the other members` のように、`the other + 複数名詞` の名詞が省略された形なんです。
↓
この関係性を知っておくと、`the other` が単数にも複数にも使える理由がスッキリ理解できますね。
複数形なのに “s” がつかない? “other + 複数名詞” の謎を解明
ここで多くの人が混乱するのが、「`others books` って言わないのはなぜ?」という点です。`others` は「他のものたち」という複数形の代名詞なのに、なぜ `books` という名詞の前には置けないのでしょうか?
なぜ “others books” は間違いなのか?
答えは、この記事の最初にお伝えした「品詞の違い」にあります。
英語の大原則として、形容詞は複数形になりません。「美しい花」を `beautiful flowers` とは言いますが、`beautifuls flowers` とは言いませんよね。それと全く同じです。`other` は `books` を修飾する形容詞なので、`s` をつけることはできないのです。
❌ `I have read others books.` ⭕ `I have read other books.`
一方で、`others` はそれ自体が「他のものたち(=other books)」という意味を持つ代名詞なので、後ろに `books` を続ける必要がありません。
⭕ `I have read these books. I will read others tomorrow.` (これらの本は読みました。明日、他の本を読みます。)
この原則さえ覚えておけば、もう迷うことはありません。
これで完璧!使い分けフローチャート
頭の中が整理できたところで、実際にどの `other` を使えばいいか、簡単なフローチャートで確認してみましょう。
この流れで考えれば、どんな場面でも最適な `other` を選べるようになりますよ。
こんな時どう言う?シーン別 “other” “others” 使い分け実践ドリル
理屈はわかったけど、実際に使えるか不安…というあなたのために、日常でよくあるシーンを想定した実践ドリルを用意しました。声に出して練習してみましょう!
場面1:カフェで「もう一杯いただけますか?」
あなたはコーヒーを飲み終え、おかわりが欲しくなりました。店員さんに何と言いますか?
場面2:会議で「他の意見はありますか?」
あなたが司会進行役です。議論が一段落し、参加者に他の意見がないか尋ねます。
場面3:友人との待ち合わせで「他の人たちはもう来てる?」
あなたが待ち合わせ場所に一番乗りしました。後から来た友人に、残りのメンバーの状況を聞きたいです。
上級者への道! “other” を使った頻出イディオム&表現集
最後に、`other` を使った便利なイディオムや表現をいくつかご紹介します。これらを使いこなせれば、あなたの英語はさらにネイティブらしく、表現豊かになりますよ。
`other than ~`:「〜以外に」
「~を除いて」「~の他に」という意味で、非常に便利な表現です。 `except` と似ていますが、`other than` の方が少し広い意味で使われます。
`each other` vs `one another`:「お互いに」
どちらも「お互いに」という意味ですが、伝統的な文法では使い分けがありました。
しかし、現代英語ではこの区別はかなり曖昧になっており、会話ではどちらを使っても大きな問題はありません。 どちらかというと、`each other` の方が口語的で、`one another` の方が少しフォーマルな響きがあります。
`somehow or other`:「どういうわけか、なんとかして」
理由や方法ははっきりしないけれど、「とにかく」「なんとか」結果を出したい、または結果が出た、という時に使われる口語的な表現です。
まとめ:もうotherとothersの違いで迷わない!
今回は、多くの人が混乱しがちな `other` と `others` の違いについて、徹底的に解説しました。最後に、今日のポイントをもう一度おさらいしましょう。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、今日学んだルールを意識しながら、英語の文章を読んだり、実際に使ってみたりするうちに、きっと感覚的に使いこなせるようになります。
英語学習は、こうした小さな「なるほど!」の積み重ねです。一つひとつの疑問をクリアにしていく楽しさを感じながら、これからもあなたの英語力を着実にアップさせていきましょう。今日の知識が、あなたの英語の世界を少しでも豊かにする一助となれば、これ以上嬉しいことはありません。