ABEMAの最新動向を徹底解説！2025年夏のエンタメ戦略と視聴者急増の秘訣に迫る！

はじめに

新しい未来のテレビとして、常にエンターテインメント業界を牽引している「ABEMA」。2025年もその勢いは止まらず、月間視聴数5億回突破という驚異的な記録を達成し、多くの話題を呼んでいます。特に、最新のオリジナルドラマや人気アニメの配信、そしてスポーツ中継の拡充は、多様なユーザー層からの支持を集める要因となっています。本記事では、直近数日内のABEMAに関する最新ニュースを網羅的に解説し、その戦略と今後の展望について深掘りしていきます。

オリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』9月無料配信決定！のん主演で新境地を開拓

ABEMAは、2025年9月29日（月）夜8時より、ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』を全8話で無料配信することを決定しました。主演を務めるのは俳優・アーティストののんさんで、人生を奪われ復讐のために立ち上がるダークヒーロー役で、新たな境地を切り開くと期待されています。この作品は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥が、深い憎しみから開花させた才能と意志の強さで自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマです。辛い過去と向き合いながらも力強く前進する女性の姿が丁寧に描かれています。特報映像と主演のんさんのインタビュー映像も公開されており、注目を集めています。

監督の椿本慶次郎さんは、のんさんの「闘争に高揚する息遣いも、反骨の怒りを宿した眼力も」これまでに目にしたことのない姿ばかりだったとコメントしています。将棋のルールを知っていても、知らなくても楽しめる人間ドラマとして期待が高まりますね。

「今日、好きになりました。ハロン編」がABEMAオリジナル番組史上最高視聴者数を記録！若年層の心を掴む恋愛リアリティショー

ABEMAの恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』シリーズが、驚異的な視聴者数を記録し続けています。中でも『今日、好きになりました。ハロン編』は、これまでの『今日、好きになりました。』全シリーズ、さらには2016年のABEMA開局以降に配信されたすべてのABEMAオリジナル番組における週間視聴者数の過去最高を大幅に更新しました。

この『今日、好き』シリーズは、“恋の修学旅行”をテーマに、現役高校生たちのリアルで等身大な“恋”と“青春”を追いかける番組です。2025年6月には渋谷トレンドリサーチで「流行っている物事」や「今一番好きなテレビ番組」にランクインし、同年7月にはモデルプレス読者が選ぶ「ベストエンタメアワード2025上半期配信作品」の7位にも選ばれるなど、2017年の初回放送以降、ティーンを中心に幅広い年代から支持されています。

『今日、好きになりました。ハロン編』では、ベトナムの美しいハロンを舞台に10名の現役高校生が恋の旅を展開しました。前シーズン『マクタン編』から継続参加したひな（長浜広奈）さんを中心とした四角関係が視聴者の注目を集め、参加メンバーのひたむきな姿が多くの共感を呼びました。7月14日（月）に放送された最終話では、2組のカップルが成立し、視聴者からは「本当に心震わされた！幸せになってください」「成立しなかったけど本当に最高だった」「ガチで」といった熱いコメントが寄せられました。

また、『今日、好きになりました。ハロン編』に関連するSNSの動画再生数は累計1.6億回を突破したほか、『今日好き』のオフィシャルSNS（YouTube、Instagram、TikTok）のフォロワー数および登録者数がすべて100万人を突破するなど、社会現象となるほどの話題をさらっています。 この人気ぶりは、ABEMAが若年層の視聴者ニーズを的確に捉え、共感を呼ぶコンテンツを提供していることの証明と言えるでしょう。

アニメが絶好調！「水属性の魔法使い」が急上昇、夏アニメも続々配信中

ABEMAのアニメジャンルが非常に好調です。2025年7月22日のABEMAアニメ週間ランキングでは、「水属性の魔法使い」が前週18位から一気に1位へと躍進しました。これは、「光が死んだ夏」や「タコピーの原罪」「ダンダダン」といった人気常連作品を抑えてのトップ獲得であり、新エピソード配信やSNSでの話題拡散が視聴数に直結したとみられています。

2位には前日の王者「光が死んだ夏」が位置し、依然として高い人気をキープしています。3位には「追放者食堂へようこそ！」がランクインしており、夏アニメ中盤戦ならではの変動が見られます。また、7月19日に配信スタートした「怪獣８号」は4位にランクインし、スタートダッシュの勢いを維持しており、今後のさらなる上位進出も期待されています。

2025年夏アニメのラインナップも充実しており、ABEMAでは無料作品全71作品が決定し、そのうち独占＆最速配信は18作品に上ります。無料独占配信の『光が死んだ夏』、国内最速無料配信の『桃源暗鬼』、そして地上波1週間先行・見放題独占配信の『気絶勇者と暗殺姫』などが続々と無料放送されています。 『桃源暗鬼』は7月27日・28日に作品初の無料一挙放送が実施され、最新話の第3話までを無料でイッキ見できる機会が提供されました。

さらに、ABEMAは2025年上半期のアニメ再生数ランキングを発表し、『薬屋のひとりごと』が全体ランキングをはじめ、新作・10代・20代・30代のすべての部門で1位を総なめにしました。, 『チ。 ―地球の運動について―』も4部門で2位を獲得するなど、若年層からの高い支持を集めています。, また、『あたしンち』『クレヨンしんちゃん』シリーズといったファミリーアニメも、全体および年代別で複数ランクインし、“家族で楽しめる定番作”としての安定した人気を証明しています。, 7月26日からは、映画『クレヨンしんちゃん』公式無料チャンネルが期間限定で開設され、歴代映画31作品や厳選テレビアニメシリーズが毎日無料放送されるとのことです。

スポーツコンテンツも充実！MLB、大相撲、eスポーツなど幅広いジャンルを網羅

ABEMAはスポーツコンテンツの配信にも力を入れています。2025年もメジャーリーグベースボール（MLB）の生中継が決定しており、大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手が所属するロサンゼルス・ドジャースの試合や、ダルビッシュ有選手、松井裕樹選手所属のパドレス、今永昇太選手、鈴木誠也選手所属のカブスなどの注目試合が目白押しです。,, アベマビデオでは、試合のフルマッチ映像やハイライト映像をいつでも楽しむことができます。

大相撲も2025年の全6場所90日間、完全生中継で放送されており、初日から千秋楽までの取組を見逃し配信で振り返ることも可能です。斬新かつダイナミックな映像で取組の様子をお届けするほか、オリジナルの力士紹介VTRや独自解説者の起用など、「ABEMA」ならではの新しい大相撲LIVEが展開されています。

さらに、世界最大のeスポーツイベント『Esports World Cup 2025』のハイライトを毎週配信し、厳選試合の生中継も決定しました。7月13日（日）には、賞金総額200万ドル（約3億円超）をかけた人気バトルロイヤルFPS『Apex Legends』の決勝戦『Apex Legends at EWC 25 – MATCH POINT FINALS』が生中継されました。 『EWC 2025』は、2025年7月8日から8月24日までサウジアラビア・リヤドで開催され、25種目に及ぶ対戦タイトルが採用され、規模・賞金ともに過去最大を更新しています。 サッカー界のレジェンド、クリスティアーノ・ロナウド選手が大会アンバサダーに就任するなど、eスポーツの枠を超えた注目度を見せています。

世界水泳シンガポール2025の競泳予選も独占無料生中継され、競泳決勝が放送されるほか、アーティスティックスイミング、飛込、ハイダイビングの注目映像も楽しむことができます。 これらの多岐にわたるスポーツジャンルの網羅は、ABEMAが幅広い層のスポーツファンを取り込むための重要な戦略と言えるでしょう。

月間視聴数5億回突破！ABEMAの成長戦略と収益化フェーズへの移行

ABEMAは2025年1月の月間視聴数が5億回を突破したことを発表しました。これは、2025年1月1日から1月31日までの期間にABEMAのコンテンツが視聴された総数から算出されたものです。,, 特に、バラエティー番組の月間視聴者数（MAU）は昨対同月比132％を記録し、『愛のハイエナseason3』や『ダマってられない女たち』が好調でした。,,, また、10代女性の月間視聴者数（MAU）も昨対同月比114％を記録しており、『今日、好きになりました。卒業編2025 in ソウル』が『今日好き』全68シリーズ中、歴代最高視聴数を記録するなど、若年層からの絶大な支持が全体の視聴数増加に貢献しています。,,

サイバーエージェントの藤田晋社長は、ABEMAが「収益化フェーズに入った」と明言しています。, 2025年9月期第1四半期決算では、ABEMAを含むメディア＆IP事業が売上高556億3800万円（前年同期比10.5％増）と過去最高を記録し、営業利益も14億1600万円と黒字転換を達成しました。,, これは、広告収入と周辺事業が力強く伸びていること、そしてコンテンツの充実と視聴者の増加が大きく影響しています。,, サイバーエージェントは、ABEMAへの先行投資によって多額の赤字を出していましたが、2024年9月期には損益が前年より95億円改善し19億円の赤字となり、黒字化が見えてきました。 今期からはメディア＆IPと広告で利益を積み上げ、ゲームでヒットを狙うという戦略に変化したとのことです。

ABEMAは、スマートフォンデバイスだけでなくテレビコンテンツへのアクセシビリティ向上にも努めており、テレビデバイスの視聴者数も昨年同週比112％の成長を記録しています。 これは、ユーザーが好きな空間で大画面でスポーツ観戦などを楽しめるようにするための取り組みの成果と言えるでしょう。

まとめ

2025年、ABEMAはオリジナルドラマ、恋愛リアリティショー、アニメ、スポーツなど、多岐にわたるジャンルで最新の話題を提供し、視聴者数を飛躍的に伸ばしています。特に『MISS KING / ミス・キング』の無料配信決定や、『今日、好きになりました。ハロン編』の週間視聴者数最高記録更新は、オリジナルコンテンツの質の高さと若年層への訴求力の強さを示しています。また、アニメジャンルでは「水属性の魔法使い」の急浮上や、『薬屋のひとりごと』の上半期ランキング総なめなど、人気作が牽引し、さらに『クレヨンしんちゃん』の公式チャンネル開設など、幅広い世代にアプローチしています。

MLBや大相撲、eスポーツといったスポーツコンテンツの充実も、多様なユーザーのエンターテインメントニーズを満たす上で重要な要素となっています。これらの取り組みにより、2025年1月には月間視聴数が5億回を突破し、サイバーエージェントの藤田社長が明言するように、ABEMAは収益化フェーズへと移行し、メディア＆IP事業が黒字転換を果たすなど、その成長は目覚ましいものがあります。

今後もABEMAは、コンテンツの拡充と利便性の向上に積極的に取り組み、”新しい未来のテレビ”として、私たちの生活をより豊かにするエンターテインメントを提供し続けてくれることでしょう。その動向から目が離せません。

雑談力向上委員会

編集部