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第73回別府大分毎日マラソン:世界陸上代表選考レースと注目選手

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世界陸上東京大会代表選考レースとしての別府大分毎日マラソン

第73回別府大分毎日マラソンは、2025年2月2日正午に大分市で開催されました。今大会は、同年9月に開催される世界陸上競技選手権大会東京大会の男子マラソン日本代表選考を兼ねたレースであり、世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)突破を目指す多くの有力選手が出場しました。 日本代表の選考方法は、JMCシリーズ第4期(2024年3月31日~2025年3月)のポイント1位となり、かつ指定の選考競技会で参加標準記録を突破するか、日本新記録を樹立し、3月2日の東京マラソン終了時点で日本記録保持者となった場合に代表入りとなります。それ以外の代表は、参加標準突破者から総合的に判断されます。大会前日時点では、吉田祐也選手のみが参加標準記録を突破していました。別府大分毎日マラソンは、JMCシリーズG1レースとして、東京世界選手権の代表選考に大きく影響する重要な大会です。 大会当日は、多くのランナーが42.195キロのコースを駆け抜けました。

注目選手:平林清澄選手、若林宏樹選手ら

今大会の注目選手の一人として、昨年2月の大阪マラソンで日本人初マラソン最高記録(2時間6分18秒)を樹立した国学院大学4年の平林清澄選手が挙げられます。箱根駅伝2区で区間8位という結果でしたが、1ヶ月後のマラソンで好記録を目指していました。 また、青山学院大学4年の若林宏樹選手は、箱根駅伝5区で区間新記録を樹立した「若の神」として知られ、今大会がラストランとなりました。今春から日本生命へ就職するため、大学最後のレースに挑みました。青山学院大学からは、箱根駅伝7区区間9位の白石光星選手も出場しました。白石選手は、箱根駅伝での活躍に加え、豊富な練習量を誇り、ラストで勝ち切るレースを目指していました。

欠場選手

当初招待選手としてエントリーしていた岸本大紀選手(GMOインターネットグループ)とヨハネス・ゲブレゲルギス選手(エリトリア)は、怪我のため欠場となりました。岸本選手は昨年、初マラソンながら別府大分毎日マラソンで2時間8分38秒の好記録をマークしており、日本陸連の高岡寿成強化委員会シニアディレクターからも期待されていました。

その他の出場選手と大会概要

自己ベスト2時間6分45秒の高久龍選手(ヤクルト)や、自己ベスト2時間6分57秒の大塚祥平選手(九電工)など、世界選手権の参加標準記録突破を目指す選手も多数出場しました。大塚選手は地元・大分出身で、7年ぶりの出場となり地元での初優勝を狙っていました。 また、前回大会覇者のワークナー・デレセ選手(ひらまつ病院)や、箱根駅伝出場選手など、多くのランナーが参加し、エントリー選手数は過去最多の4491人となりました。コースは大分市内の水族館「うみたまご」前をスタートし、別府市の亀川漁港前で折り返して国道10号を往復する42.195kmです。海外招待選手として、2時間4分28秒の記録を持つビンセント・キプチェンバ選手(ケニア)も出場予定でした。

交通規制

2月2日の大会開催に伴い、大分県立美術館前の国道では交通規制が行われました。詳細は別府大分毎日マラソン大会事務局へ問い合わせるようアナウンスがありました。

大会中継番組

TBS系列では、別府大分毎日マラソンの中継番組が放送されました。番組には、&TEAMのK(学生時代にマラソン経験があり、「走れるアーティスト」として知られる)が生出演し、瀬古利彦氏と原晋監督が解説を務めました。番組は、&TEAMの「Extraordinary day」を大会テーマソングとして使用していました。

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