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第62回愛媛マラソン:過去最多ランナーが伊予路を駆け抜ける

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大会概要と参加状況

第62回愛媛マラソンが2月9日、愛媛県松山市で開催されました。10の国と地域から過去最多となる1万656人が参加し、市内北条地区を折り返す42.195キロのコースを駆け抜けました。午前9時頃から城山公園にはランナーが集まり、10時には気温3度という寒空の下、県庁前からスタートしました。参加者からは、「岡山から来たんですけど一度走って見ようと思ってやってきました。目標タイムは3時間15分くらいです」「寒い中、子供たちが一生懸命応援してくれるんで、(衣装は)毎年マリオです」「頑張って楽しんで走りたいと思います」といった声が聞かれました。9470人が6時間の制限時間内に完走しました。大会後には、参加者たちは城山公園でふるまわれた郷土料理の「いもたき」を味わったり、道後温泉の湯を使った足湯で疲れを癒やしたりしていました。完走したランナーからは、「沿道の応援がうれしかったですが目標タイムに届かず悔しくもあります。いろいろな大会に出ていますがおもてなしがすごかったです」「お湯が身にしみてすごく気持ちいいです。レースも自己ベストを更新できたのでうれしいですし来年も記録をさらに更新できるように頑張りたい」といった感想が聞かれました。

優勝者

男子の優勝者は中央大学の高沼一颯選手で、2時間13分ちょうどという歴代2位の好タイムで初優勝を飾りました。女子の優勝者は愛媛銀行の福田美空選手で、2時間35分15秒で初優勝を果たしました。

大会前後の準備と天候

大会40時間前となる2月7日には、マラソンコース沿いの酒店で、完走したランナーへのプレゼントの準備が行われていました。このプレゼントは、完走タイムに応じて日本酒やスパークリングワイン、甘酒など数種類の品物が用意され、完走証の提示で無料で受け取れるものでした。これは、昨年亡くなった店主の母が始めた企画を受け継いだもので、SNSを通じて口コミが広がり、県外からの来店者もいるとのことでした。また、大会当日の天候は曇りで、予想最高気温は7度と寒さが予想され、雨や雪の降る可能性もあったため、事務局はランナーに十分な防寒対策を呼びかけていました。さらに、強風対策として、ゴール地点となる城山公園ではテントの倒壊を防ぐため、コンクリートブロックによる固定が行われていました。大会実行委員会は、天候の悪化による中止の場合は、当日の午前5時ごろホームページで発表すると発表していました。

NFT完走証の発行

第62回愛媛マラソンでは、完走タイム入りのNFT(Non-Fungible Token)完走証が発行されました。これは、株式会社Swandiveが開発したNFT配布サービス「2.99」を活用したもので、GoogleアカウントかAppleIDがあれば取得可能です。大会会場に特設ブースが設置され、発行をサポートしたほか、専用ページからのダウンロードも可能でした。

大会前日の様子

2月8日には、城山公園でランナーの受け付けが行われ、大会に向けた熱気が高まりました。招待選手からは、「寒くなるが、心を熱く持って大会を盛り上げたい」「前回大会の記録は確実に超えたい。寒さが苦手なのでしっかり対策をする」といったコメントがありました。

交通規制

大会当日は、午前9時から午後4時15分の間、松山市中心部から北条地区で全面通行止めや車線規制が行われました。

その他

愛媛新聞社は、愛媛マラソンの写真を販売し、記念となる特別紙面セットも販売しました。また、愛媛新聞ONLINEでは、大会に関する複数の速報記事が掲載されました。

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