2025明治安田J1リーグ開幕戦:セレッソ大阪がガンバ大阪を5-2で下す
試合結果とハイライト
セレッソ大阪は、2025年2月14日に行われたガンバ大阪とのJ1リーグ開幕戦(大阪ダービー)で、5-2と大勝しました。C大阪は北野颯太選手の2ゴール1アシスト、香川真司選手の大阪ダービー初ゴールを含む5得点を挙げました。一方のG大阪は、高卒新人の名和田我空選手が開幕スタメン出場を果たし、ネタ・ラヴィ選手と黒川圭介選手が得点を挙げましたが、後半に失点を重ね、敗戦しました。C大阪は、昨季リーグワースト3位だった43得点から一転、35失点でリーグ2位だった堅守を誇るG大阪から5ゴールを奪う快挙を成し遂げました。この勝利は、C大阪にとって4年ぶりの開幕戦勝利となりました。
C大阪の活躍
C大阪は、前半7分に北野颯太選手のゴールで先制しました。これはC大阪のJ1通算1200ゴール目でもありました。後半に入ってもC大阪の勢いは衰えず、北野選手が追加点を挙げ、香川真司選手が大阪ダービー初ゴール、田中駿汰選手、中島元彦選手がそれぞれ得点し、計5得点を獲得しました。北野選手の2ゴールは、20歳以下の選手としてはJ1開幕戦での2得点というクラブ史上初の快挙であり、20歳以下の選手によるJ1第1号ゴールでもあります。香川真司選手は、この試合で大阪ダービー初ゴールを決めました。 C大阪のアーサー・パパス監督は、初陣を勝利で飾りました。
G大阪の奮闘と課題
G大阪は、高卒新人の名和田我空選手が開幕スタメン出場を果たしました。これは、G大阪において18シーズンぶりとなる高卒新人開幕戦スタメンでした。名和田選手は積極的に攻撃に参加し、シュートを放つなど存在感を示しました。前半31分にはネタ・ラヴィ選手のゴールで同点に追いつきましたが、後半に入るとC大阪の猛攻を前に守備が崩れ、4失点を喫しました。後半9分には黒川圭介選手がスーパーゴールを決めましたが、追いつくには至りませんでした。ポヤトス監督は試合後、「ファンの皆さまに申し訳ない。簡単なエラーで失点してしまった。痛かった。ただ、しっかり立ち上がって前へ進みたい。」とコメントしました。
その他
G大阪の試合メンバーには、ニュルンベルクから加入した奥抜侃志選手も含まれており、J1デビュー戦となりました。 試合はパナソニックスタジアム吹田で開催され、大阪府吉村知事も来場しました。 G大阪のダニエル・ポヤトス監督は、試合後、守備の脆さを指摘し、次節への改善を誓いました。