時事・トレンド
PR

早田ひな 全日本卓球選手権大会3連覇達成

oufmoui
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

全日本卓球選手権大会 女子シングルス決勝

早田ひな選手(日本生命/福岡)が、1月26日に行われた全日本卓球選手権大会女子シングルス決勝で、張本美和選手(木下グループ/神奈川)をゲームカウント4-0(11-3, 11-6, 13-11, 11-6)のストレートで破り、3連覇を達成しました。これは、石川佳純選手以来6人目となる快挙です。早田選手はパリ五輪で負傷した左手のケガを抱えながらも、決勝では両ハンドの強打やチキータなどを効果的に使用し、張本選手の攻撃を凌駕しました。特に第1ゲームは0-2から9連続ポイントを獲得するなど、圧倒的な強さを見せつけました。今回の優勝で、早田選手は4度目の日本一となりました。

準決勝での勝利

準決勝では、早田選手は大藤沙月選手(ミキハウス/大阪)と対戦し、4-0(11-9, 11-4, 14-12, 11-5)で勝利しました。大藤選手は国際大会で活躍する若手選手であり、両サイドへの豪打で早田選手を苦しめましたが、早田選手はサーブレシーブやチキータなどの技術、そして勝負どころでの冷静なプレーで勝利を収めました。この試合でも、パリ五輪で負傷した左手首の痛みを抱えながらも、持ち前の技術と経験で勝利をつかみました。

大会を通しての戦いぶり

大会序盤は、パリ五輪で負った左腕のケガの影響で苦戦しましたが、準々決勝では芝田沙季選手(ミキハウス/大阪)を4-1で、6回戦では三村優果選手(サンリツ/東京)を4-1で、5回戦では面手凛選手(山陽学園高/岡山)を4-2でそれぞれ破るなど、徐々に調子を上げていきました。 ケガの影響で練習時間を減らした早田選手は、技術の強化に割いていた時間を戦術面を学ぶ時間に充てるなど、工夫を凝らしたトレーニングを行っていました。決勝戦では、その成果が如実に表れ、的確な戦術と高い技術で勝利を掴みました。

早田ひな選手のコメント

3連覇を果たした早田選手は、「まさか4対0で優勝できるとは思っていなかった。相手の張本選手はすごく勢いがあるので、自分も向かっていく立場だと思っていた。気持ちの持ちようがよかった」とコメント。 第1ゲームの序盤の逆転劇については「頭がしっかり働いていた」と振り返り、3ゲーム目のデュースを制したことが勝利につながったと分析しました。さらに、「ケガをしてからたくさんの人にサポートしてもらったので、感謝の気持ちでいっぱいだ。痛みを感じるタイミングもあったが、そんなことは関係なく、決勝を頑張ろうと思ったらアドレナリンが出た。パリオリンピックまでが“シーズン1”の早田ひなで、ここから“シーズン2”の始まりだ。上がっていくだけだと思うので、これからも応援お願いします」と、今後の展望を語りました。

張本美和選手のコメント

2年連続で決勝で早田選手に敗れた張本美和選手は、「2年連続で決勝を戦えたことは自分を褒めていいのかなと思うが、去年と同様に0対4で負けてしまったのは事実なので、まだまだ足りなかった。試合を通してここがよくなかったから負けたというわけではなく、早田選手と比べて実力が劣っている」とコメント。 そして、「去年はいろいろな大会で2位で、きょうもそうだったので、優勝したい思いが強い。去年までは成長したい思いが強かったが、ことしは結果にもこだわりたい」と、今後の目標を語りました。

準決勝進出者と決勝カード

準決勝では、早田ひな選手と張本美和選手がそれぞれストレート勝ちで決勝進出を決め、2年連続で同じカードでの決勝戦となりました。 早田選手は4年連続の決勝進出となります。

早田ひなの花柄ユニフォーム

早田ひな選手は、全日本選手権で大きな花の模様が入ったユニフォームを着用していました。これは、石田大輔元コーチがデザインしたもので、「パリで自分の花を咲かせられた」というコンセプトに基づいていると明かされています。早田選手は、このユニフォームに込めた石田元コーチの思いを感謝し、このユニフォームを着て多くの試合を戦えるよう、そしてファンに応援してもらえるよう頑張りたいと語っています。

スポンサーリンク
ABOUT US
雑談力向上委員会
雑談力向上委員会
編集部
記事URLをコピーしました