ホラン千秋、『Nスタ』卒業発表と今後の活動に関するニュースまとめ

ホラン千秋、『Nスタ』卒業発表

2024年12月26日、ホラン千秋はTBS系の報道番組『Nスタ』の生放送内で、2025年3月末をもって番組MCを卒業することを発表しました。涙声で発表したホランは、番組が視聴者にとって「より心強い生活のパートナー」になるためと考え抜いた結果だと説明しました。 発表後、SNS上ではホランの卒業を惜しむ声が多数寄せられました。ホランは2017年4月から『Nスタ』のMCを務め、番組の顔として8年近く活躍していました。番組内での発表は、エンディングではなく、放送時間の中途半端な時間帯に行われたことが指摘されています。 ベテラン放送作家は、ホランが全ての民放キー局のアナウンサー試験を受けて不採用だった過去や、『Nスタ』に注力するために他の番組を降板していた経緯を踏まえ、卒業理由が不明確であると疑問を呈しています。 ホラン自身もインスタグラムで、卒業を「寂しい気持ちとめどなく湧き上がってきます」と投稿しており、自身の意思だけで決断したとは言い切れない状況です。

『Nスタ』卒業による番組への影響と今後の展望

ホランの卒業発表を受け、『Nスタ』への影響や今後の展望について、様々な憶測が飛び交っています。 TBS局内では、番組のテコ入れのため改革が行われ、2025年春頃から出演者も含めて大きく変わるという話が3カ月前からささやかれていました。 ホランの卒業は、1カ月前の11月ごろに決まったとされますが、番組発表で初めて知った人も多く、「ホランさんが卒業して大丈夫なの？」といった声も局内で聞かれています。 番組の放送時間短縮の噂もあり、制作費削減による外部出演者のギャラ抑制の可能性も指摘されています。後任は制作費の面も考慮し、局アナが起用される案も出ていますが、人気キャスターの後任は大きな負担となるでしょう。 また、『Nスタ』のライバル番組である日本テレビ系の『news every.』にとっては、ホランの卒業を歓迎する向きもあると報じられています。 これは、『Nスタ』が近年、『news every.』の視聴者を奪っていたためです。ホランの卒業により、夕方のニュース番組の勢力図が変わる可能性も示唆されています。

ホラン千秋のこれまでのキャリアと転身

ホラン千秋は10代から女優として活動を始め、青山学院大学文学部英米文学科卒業後、2012年に日本テレビ『NEWS ZERO』のキャスターに抜てきされました。 その後、『Nスタ』キャスターとして活躍する傍ら、バラエティ番組にも多数出演し、幅広い活躍を見せてきました。 日経エンタテインメント！の記事によると、ホランは大学1年生の頃、同世代の女優の活躍を見て焦燥感を抱き、演劇を学ぶため留学を決意。 この経験を経て、「何かを伝える」仕事への関心を深め、キャスターへの転身を図ったとされています。 当初はコメントの言い回しや要約に苦労したものの、様々な番組への出演を通して経験を積み重ね、現在の実力をつけてきました。 ホラン自身は、「何かを『伝える』仕事がしたくて、それさえブレなければ、形にこだわる必要はない」という信念を持って活動していることを明かしています。

過去のレギュラー番組降板

ホラン千秋は、『Nスタ』のキャスター就任前に、フジテレビ系の『バイキング』を降板しています。これは、『Nスタ』に集中するためとされています。 この事実からも、『Nスタ』がホランにとって重要な番組であったことが伺えます。 そのため、今回の卒業発表は、彼女自身の意思とは異なる要因が影響している可能性も考えられます。

その他報道番組での発言

1月27日放送のTBS系「Nスタ」で、ホラン千秋と井上貴博アナウンサーは、中居正広氏に関するフジテレビの記者会見について批判的なコメントをしました。 井上アナウンサーは、会見で女性へのプライバシー保護が強調された一方、フジテレビのコンプライアンス推進室への情報共有がなされていなかった点を指摘。 ホラン千秋は、フジテレビが女性の意思を最大限尊重したつもりであったとしても、女性が未だに怒りを抱いている現状を踏まえ、会見で語られなかった事実があるのではないかと疑問を呈しました。

雑談力向上委員会

編集部