時事・トレンド
PR

茨城県常総市坂手町における大規模火災:強風による延焼と避難指示

oufmoui
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

火災発生と延焼状況

2月13日午後3時前、茨城県常総市坂手町で枯れ草火災が発生しました。 金属回収業者の工場近くの雑木林で発生した火災は、強風にあおられ、付近の建物に急速に燃え広がりました。 NHKのヘリコプターが午後4時前に撮影した映像によると、倉庫のような建物や下草から激しい炎が上がり、黒い煙が風によって拡散していました。火災は複数の場所から発生しており、消防隊はポンプ車など19台を出動させ、消火活動に当たりましたが、発生から6時間経過しても鎮火には至っていません。 複数の報道によると、延焼した建物には作業場とみられる建物1棟が含まれており、プラスチックのリサイクル工場が燃えているという情報もあります。 火災現場は関東鉄道常総線の水海道駅から西に4キロ余りの地域で、工場や住宅が点在するエリアです。 初期段階では、枯れ草火災との通報もありましたが、その後、建物の延焼も確認されています。 消火活動は、近隣自治体の消防隊の応援を得て続けられています。消火活動にあたり、出動した消防車の数は報道によって異なっており、12台から19台まで幅があります。

避難指示の発令と避難所の開設

延焼の危険性があるため、常総市は午後4時すぎ(報道機関によっては午後4時18分、午後4時20分と異なる時刻が報告されています)、坂手町全域の720世帯、約2000人に避難指示を出しました。 避難所は市の施設「水海道あすなろの里」に開設されました。 火災現場近くの学校では、生徒・児童の安全確保のため、午後2時半から3時にかけて一斉下校が行われました。 水海道西中学校の生徒444名と絹西小学校の児童347名が教員に付き添われて帰宅しました。

強風と乾燥注意報の影響

茨城県内ではこの日、強風に見舞われ、各地で火災が相次ぎました。 常総市には強風と乾燥注意報が発表されており、常総市の北側に位置する下妻市では午後2時40分すぎに最大瞬間風速22.2メートルを観測しました。これは、今年初めて20メートルを超える強風となりました。 強風は火災の急速な拡大に大きく寄与したと推測されます。 北茨城市では最大瞬間風速25メートルを観測し、筑西市など3カ所で2月の観測史上最大を記録しました。 14日もやや強い風が予想されています。

被害状況と今後の見通し

現時点では、けが人や逃げ遅れに関する情報は確認されていません。 しかし、火災は依然として消し止められておらず、延焼の危険性も残されています。 消火活動の継続と、避難指示の状況、さらなる被害状況の確認が今後の課題です。 強風の影響で、つくばエクスプレスの一部区間でも運転見合わせが発生したことが報告されています。

スポンサーリンク
ABOUT US
雑談力向上委員会
雑談力向上委員会
編集部
記事URLをコピーしました