松本潤、独立後の快進撃!2025年夏ドラマ主演で視聴率10%超えの秘密を徹底解剖!
はじめに
国民的グループ「嵐」のメンバーとして、そして唯一無二のエンターテイナーとして常に注目を集めてきた松本潤さん。彼が今、再び世間の熱い視線を集めているのは、2025年7月にスタートしたTBS日曜劇場『19番目のカルテ』での主演と、それに伴う俳優としての新たな境地の開拓、そして昨年発表された個人での独立という大きな転換点があるからです。特に最新ドラマは初回から二桁視聴率を記録し、その快進撃に「なぜ今、松本潤なのか?」と検索が集中しているのです。
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2025年夏、日曜劇場『19番目のカルテ』が魅せる松本潤の「静」の演技が大反響!
松本潤さんが2025年夏ドラマの顔として、TBS日曜劇場『19番目のカルテ』に主演し、その演技が大きな話題を呼んでいます。約7年ぶりの日曜劇場主演となる本作は、彼のキャリアにおいて初の医師役ということもあり、放送開始前から注目を集めていました。視聴率は初回から10.4%を記録し、第2話ではさらに10.7%に伸ばすなど、今期ドラマの中でも圧倒的な強さを見せつけています。この驚異的な数字の裏には、松本潤さんの新たな「静」の演技と、作品そのものが持つ深いメッセージ性が深く関係しているのです。
キャリア30年で初の医師役!「病気ではなく人を診る」総合診療医のリアリティ
『19番目のカルテ』で松本潤さんが演じるのは、「総合診療医」という日本ではまだなじみの薄い医療分野の医師、徳重晃(とくしげ あきら)です。この「総合診療医」とは、臓器や性別、年齢に関わらず、患者さんの訴えを丁寧に聞き取り、病気だけでなく、その人の心や生活背景までを包括的に診察し、最適な治療へと導く、いわば“医療の門番”ともいえる存在です。
これまでの医療ドラマでは、外科医による華麗な手術シーンや、天才的な診断能力を持つ医師が病魔と戦う姿が描かれることが一般的でした。しかし、『19番目のカルテ』では、松本さん演じる徳重は、いわゆる「ゴッドハンド」のような超人的な技術を持つわけではありません。彼の最大の武器は「問診」、つまり患者さんの言葉の奥にある本音や、生活の中で抱える見えない苦悩を丁寧に引き出す「対話力」なのです。
例えば、第3話では、キー局の人気アナウンサーが喉の不調を訴え、下咽頭がんと診断されるも、声が命の職業ゆえに手術を拒否するという展開が描かれました。外科医は手術を強く勧めますが、徳重は患者に寄り添い、説得ではなく「納得」を重視する姿勢を見せました。こうした「病気そのもの」ではなく「病いを抱える人」に焦点を当てるアプローチが、現代社会において多くの人が抱える「見えにくい不調」や「心の葛藤」と重なり、視聴者の深い共感を呼んでいます。松本さん自身も、役作りのために自身のせっかちな部分を抑え、ゆっくりと話すことを意識したと語っており、その徹底した役へのアプローチが、リアリティのある徳重晃像を作り上げています。
従来のイメージを覆す“意外なハマり役”と「座長」としての進化
これまでの松本潤さんといえば、『花より男子』の道明寺司や『失恋ショコラティエ』の小動爽太のような、自信家でクール、あるいは情熱的で俺様気質な役柄のイメージが強いかもしれません。しかし、今回の徳重晃は、おっとりとしていて、時に影の薄さすら感じるほど柔らかな物腰のキャラクターです。この「地味な変わり者役」という従来のイメージとは異なる配役に対し、原作ファンからは当初「え、松潤がやるの!?」という驚きの声も聞かれたといいます。
ところが、実際にドラマが始まると、その評価は一変。「意外とハマり役」「目立たない演技が魅力」といった声が多数寄せられています。特に、松本さんの「目線」の演技が視聴者を引き込むと絶賛されており、言葉は少なくても、患者の心に寄り添う徳重の優しさや葛藤を繊細に表現しています。
さらに、松本さんは本作の撮影現場で「座長」としての厚みを増していると評判です。共演者の小芝風花さんも、松本さんが「兄貴肌」で現場を引っ張ってくれると語っており、スタッフ一人ひとりの名前を覚え、若いスタッフの意見にも積極的に耳を傾けるなど、現場全体を活気づける存在となっています。これは、大河ドラマ『どうする家康』での主演経験を経て、より一層培われた松本さんの人間力とプロフェッショナルな意識の表れといえるでしょう。
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激動の2024年を経て「表現の現在地」へ:独立と嵐の未来
松本潤さんが今、なぜこれほどまでに注目されるのか。その背景には、2024年に彼が下した大きな決断と、それに伴う「嵐」としての活動の未来への言及が深く関わっています。2024年5月、松本潤さんは個人活動においてSTARTO ENTERTAINMENTからの独立を発表しました。これは、彼自身の未来を形作るための「必要な一歩」だと語っており、ファンにとっては大きな驚きと、同時に彼の新たな挑戦への期待を抱かせるニュースとなりました。
STARTO ENTERTAINMENTからの「個人独立」がもたらす変化
松本潤さんは、2024年5月30日をもって、自身の個人活動に関してSTARTO ENTERTAINMENTから独立することを発表しました。しかし、重要なのは、嵐としてのエージェント契約は継続しているという点です。これにより、彼は個人の活動において、より自由に自身の表現を追求できる環境を手に入れたと言えるでしょう。
この独立は、嵐のメンバーとしては二宮和也さんに続く2人目のケースであり、旧ジャニーズ事務所の再編が進む中で、タレントたちが自身のキャリアパスを模索する動きの一環とも捉えられます。松本さん自身も独立には「不安も大きい」と率直な気持ちを明かしつつも、「新たな創造と夢の実現を目指すチャンスが広がっている」と前向きな姿勢を示しています。
独立報道の際には、彼が今後、表舞台でのタレント業よりも、プロデューサー業をメインにしていくのではないかという憶測も流れました。実際、彼は長年にわたり嵐のコンサート演出を手がけ、その手腕は高く評価されてきました。この独立は、そうした彼の「演出家」としての才能を、より幅広い分野で発揮していくための布石と見ることもできるでしょう。
嵐の「2025→2026年」に向けた言葉と、ファンへの深い思い
松本潤さんの現在の活動が注目されるもう一つの大きな理由は、彼が語る「2025年、2026年は“嵐を待ってくれた人”が楽しめる1年にしたい」という言葉です。これは、2020年末から活動を休止している嵐のファンにとって、まさに待望のメッセージであり、具体的な活動再開に向けた期待を大きく高めるものです。
彼は『日経エンタテインメント!』2025年8月号のインタビューで、このテーマについて深く語っており、「5人でやることもある」と明言しています。現時点では具体的な内容が発表されているわけではありませんが、彼の言葉からは、常にファンの存在を活動の念頭に置き、「待ってくださっている人たちに楽しんでもらう」ことを大切にしたいという強い思いが伝わってきます。
個人の独立、そして嵐としての活動の継続。この二つのバランスをどのように取り、表現者として、そしてエンターテイナーとして進化していくのか。2025年から2026年にかけての松本潤さん、そして嵐の動向は、多くのファンのみならず、エンターテインメント業界全体から熱い視線を浴び続けることでしょう。
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松本潤の多岐にわたる活動と知られざる挑戦
松本潤さんは、俳優業、そして嵐としての活動以外にも、その多才な才能を発揮し、多岐にわたる挑戦を続けています。彼が今検索される理由の中には、こうした意外な活動も含まれています。
演出家としての「クレイジーさ」と革新性
松本潤さんのキャリアを語る上で欠かせないのが、彼の「演出家」としての側面です。彼はジャニーズJr.時代からコンサート演出に携わり、嵐のライブ全体を監修するまでになりました。特に、透明なアクリル板でできた可動式の「ムービングステージ」は、彼が発案者であることは有名な話です。これは、観客と演者の距離を物理的に縮め、会場全体に一体感を生み出す、まさにエンターテインメントの可能性を広げた革新的なアイデアでした。
最近では、後輩グループであるSnow Manの新国立競技場ライブの監修も務めるなど、その手腕は高く評価されています。彼の演出は、常に「どうすればオーディエンスを沸かせられるか」を思考し、独自の美意識の中に、日常のすべてを表現に結びつけようとする「クレイジーさ」が垣間見えると評されています。この演出家としての情熱と実行力は、彼の活動の大きな原動力となっています。
2025年大阪・関西万博「EARTH MART」での特別出演
驚くべきことに、松本潤さんは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」のオープニングムービーに特別出演しています。これは、小山薫堂プロデューサーが手がける「いのちと食の循環」をテーマにした映像で、パビリオンのプロローグ空間で上映されるものです。
この映像はWEBなどでの公開予定はなく、万博会場でしか見ることができないという、まさに「知らないと損する」貴重な情報です。食というテーマに関心が高かった松本さんの特別出演は、彼の活動の幅広さと、文化・社会貢献への意識の高さを示しています。
舞台「正三角関係」でのロンドン公演と役者としての深化
2024年には、NODA・MAP第27回公演『正三角関係』で13年ぶりに舞台演劇の主演を務め、長澤まさみさん、永山瑛太さんと初共演を果たしました。さらに、この舞台はロンドン公演も行われ、世界の舞台で役者としての実力を発揮しました。
ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』をモチーフにしたこの野田秀樹さん作・演出の作品で、松本さんは複雑な役柄に挑み、その演技は国内外で高い評価を得ました。この舞台での経験は、彼の表現者としての引き出しをさらに増やし、現在放送中の『19番目のカルテ』での深みのある演技にも繋がっていることでしょう。
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まとめ
松本潤さんが今、なぜこれほどまでに検索され、話題の中心にいるのか。それは、2025年夏に主演する日曜劇場『19番目のカルテ』での俳優としての新たな挑戦と成功、そして昨年発表されたSTARTO ENTERTAINMENTからの個人独立という大きな転機が重なり合っているからです。
『19番目のカルテ』では、従来のイメージを覆す「総合診療医」という役柄で、患者の心に寄り添う「静」の演技を披露し、多くの視聴者の心を掴んでいます。また、現場では座長として共演者やスタッフをまとめ上げるなど、人間的な魅力も輝いています。
一方で、個人としての独立を果たしつつも、嵐としてのエージェント契約は継続するという、新しい働き方を確立。2025年から2026年にかけては、「嵐を待ってくれた人たちが楽しめる1年」にしたいという彼の言葉が、ファンに大きな期待を抱かせています。さらに、長年のキャリアで培った演出家としての手腕や、大阪・関西万博での特別出演など、彼の活動は多岐にわたり、その全てが注目を集める要因となっています。
松本潤さんは今、表現者として、そしてエンターテイナーとして、まさに「表現の現在地」を更新し続けています。彼の今後の活動から、ますます目が離せませんね!