韓国女優キム・セロンさん、24歳で死去　飲酒運転事故後の活動休止から復帰目前で

訃報：自宅で遺体発見

2025年2月16日午後4時54分頃、ソウル城東警察署に、女優キム・セロンさんが自宅で死亡しているという通報がありました。警察は現場に急行し、キムさんの遺体を発見しました。警察発表によると、外部からの侵入痕跡などはなく、犯罪に巻き込まれた可能性は低いとしています。現在、詳しい死亡の経緯について捜査が進められています。第一発見者は、キムさんと会う約束をしていた友人だったと報じられています。 キムさんは2000年7月31日生まれの24歳でした。

芸能活動と飲酒運転事故

キム・セロンさんは2001年に雑誌『アンファン』のモデルとしてデビューし、2009年の映画『冬の小鳥』で主演を務めました。その後、2010年の映画『アジョシ』で子役として注目を集め、数々の映画やドラマ、ミュージックビデオに出演しました。代表作には『アジョシ』、『私の少女』、『優秀巫女カ・ドゥシム』などがあります。しかし、2022年5月にはソウル市江南区で飲酒運転による交通事故を起こし、街路樹や変圧器などに衝突しました。この事故により、周辺地域で停電が発生するなど、大きな混乱と被害が生じました。事故後、キムさんは所属事務所を通じて謝罪し、被害者への補償に努めると表明しましたが、活動は中断していました。 事故後、彼女は活動期間中に得た収入を全て示談金や事故処理費用に充てたこと、生活苦に陥っていることを告白しており、批判を浴びていました。

死去前後のSNS活動と復帰への動き

キム・セロンさんは死去する直前までSNS（Instagram）を更新していました。死去前最後の投稿は、2023年に亡くなったアイドルグループASTROのムンビンさんを追悼するものでした。ムンビンさんの誕生日である1月26日に、2人が共演したウェブドラマ『私たち星になる』の撮影時の写真を投稿し、「HBD」と記していました。また、プロフィール画像をタンポポの綿毛の写真に変更していましたが、これはムンビンさんも生前に最後の投稿で使用していた写真と同じでした。 さらに、死去の数日前には、男性とのツーショット写真を投稿し「Marry（結婚する）」とコメントしていましたが、数分後に削除していました。この投稿はインターネット上で拡散され、結婚の噂が広まりましたが、キムさんは後に友人との写真だと釈明していました。 死去前には、映画『ギターマン』での芸能界復帰を予定しており、撮影は完了していたと報じられています。

芸能界からの反応と哀悼の意

キム・セロンさんの訃報を受け、多くの芸能関係者やファンから哀悼の意が表明されています。 所属事務所や共演者などからコメントが発表され、キムさんの早すぎる死を悼む声が広がっています。 キム・セロンさんの死因については、現在も捜査中であり、詳細は明らかにされていません。

まとめ

韓国女優キム・セロンさんが24歳という若さで急逝しました。飲酒運転事故による活動休止を経て、復帰を目指していた矢先の出来事であり、多くの関係者やファンに衝撃を与えています。 今後の捜査によって、死亡原因などが明らかになることが期待されます。

雑談力向上委員会

編集部