韓国女優キム・セロンさん、24歳で死去

死去の発見と警察発表

2025年2月16日午後、ソウル城東区の自宅で、女優キム・セロンさんが死亡しているのが発見されました。警察は、発見当時、外部からの侵入痕跡などは確認されておらず、事件性はないとみていますが、死因については現在も調査中であると発表しています。キム・セロンさんの自宅を訪問した友人が、遺体を見つけ警察に通報したと報じられています。警察は、詳しい死亡経緯について捜査を進めています。発見された状況や警察発表の内容から、事件に巻き込まれた可能性は低いと見られています。しかし、死因究明のため、司法解剖などを行い、詳細な状況を解明していくものと予想されます。

キム・セロンさんの経歴と活動

キム・セロンさんは2000年生まれで、2009年に映画『旅行者』で子役としてデビューしました。その後、2010年にウォンビン主演の映画『アジョシ』で重要な役を演じ、高い評価を受け、一躍有名になりました。 『アジョシ』以降も、数々の映画やドラマ、ミュージックビデオに出演し、子役から成長した演技力で注目を集め、主演や助演級の役柄もこなす人気女優として活躍しました。 代表作の一つであるNetflixのドラマシリーズ『ブラッドハウンド』は、飲酒運転事故以前の出演作であり、事故後も復帰を目指していたことが報道されています。2024年5月には演劇「トンチミ」で復帰予定でしたが、健康上の理由で降板していました。また、彼女は韓国俳優・女優の中でカンヌ国際映画祭に招待された最年少の記録を持つ、実力派の女優でもありました。

飲酒運転事故と芸能活動の中断

2022年5月、キム・セロンさんは飲酒運転による交通事故を起こし、街路樹や変電設備などに衝突する事故を起こしました。この事故により、キム・セロンさんは罰金2000万ウォン（約210万円）の判決を受け、芸能活動を中断していました。事故後、彼女はSNSを通じて苦しさを吐露していたと報じられており、一部メディアではカフェの従業員として働くなど、芸能界復帰を目指していたと報じられています。しかし、飲酒運転事故の影響は大きく、復帰への道は困難を極めていたようです。

死去前のSNS投稿

キム・セロンさんは死去する直前までSNSを利用しており、その投稿内容が注目を集めています。特に、故ASTROムンビンさんの誕生日である1月26日に、ムンビンさんとの写真を投稿し追悼していたことが報じられています。また、「しんどいのでやめてくれませんか」といった、苦悩を思わせるような投稿もあったと報じられています。これらの投稿は、キム・セロンさんが抱えていた精神的な苦痛を示唆している可能性があります。

芸能界からの追悼

キム・セロンさんの訃報を受け、多くの芸能関係者から哀悼の意が表明されています。 同僚俳優や関係者から、SNSなどを通じて追悼メッセージが発信されており、キム・セロンさんの早すぎる死を悼む声が広がっています。 彼女の才能と人柄を惜しむ声が、多くのメディアで取り上げられています。

雑談力向上委員会

編集部