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地図関連ニュース:アプリ新機能追加からGISソリューション提供開始まで

oufmoui
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カーナビアプリとバス専用アプリへの新機能追加

株式会社ナビタイムジャパンは、カーナビアプリ「カーナビタイム」に格安ガソリンルート検索機能を追加しました。この機能は、出発地から目的地までのルート検索において、周辺のガソリン価格を考慮し、価格の安いガソリンスタンドを経由地とするルートを提案します。同社は既に全国のガソリン平均価格を地図上に可視化した「ガソリン価格マップ」を提供していますが、今回の機能追加により、より具体的な節約ルートの提案が可能となります。ユーザーは、ヒートマップで傾向を把握しながら地図をスクロールするだけでなく、実際に最適なルートを計画できるようになりました。これにより、ユーザーはガソリン代節約に繋がる利便性を享受できるようになります。また、同社はバス専用カーナビアプリ「バスカーナビ」に「コース情報共有」機能を追加しました。この機能により、ユーザーは実際に走行したコースや立ち寄りスポット情報を他のユーザーと共有できるようになります。観光や貸切バスの利用者にとって、効率的なルート計画や情報収集に役立つ機能と言えるでしょう。これら二つの機能追加は、ナビタイムジャパンの地図サービスにおけるユーザー体験向上への取り組みの一環として位置づけられます。

商圏分析GISツールの機能強化と新ソリューションの提供

技研商事インターナショナル株式会社は、商圏分析GISツール「MarketAnalyzer Satellite」をバージョンアップし、店舗のジオコーディング(座標付け)機能をオプションに追加しました。このツールは、ウェブブラウザ上で店舗の商圏データやエリア特性などを分析できるGISで、「MarketAnalyzer 5」のエントリー版として位置付けられています。ジオコーディング機能の追加により、より正確な商圏分析が可能となり、マーケティング戦略の精度向上に貢献すると期待されます。また、同社は顧客データ分析GISソリューション「MIP(Marketing Intelligence Platform)」を2025年4月に提供開始すると発表しました。このソリューションは、店舗の売上や顧客情報、店舗周辺地域の統計データなどを組み合わせ、顧客分布やターゲット分布を地図上に可視化することで、効果的な販促施策の立案を支援します。これらの機能強化と新ソリューションの提供は、企業のビジネス戦略における地図情報の活用を促進する役割を果たすと考えられます。

地図を活用した新しいサービスの提供

株式会社ジョルテは、地図上でイベントを探せるサービス「イベンティア」のアプリ版を提供開始しました。既にウェブ版が提供されていましたが、アプリ版の提供により、場所やジャンルを問わず、ユーザーは直感的にイベント情報を検索できるようになりました。位置情報に基づいた近隣のイベント表示や、開催期間・ジャンルによる絞り込み機能も備えており、ユーザーの利便性を向上させています。また、株式会社ヤマップは登山地図アプリ「YAMAP」に、ユーザーによる過去の軌跡データを地図上に可視化する「みんなの軌跡」機能を追加しました。この機能は、登山道の混雑状況の把握や、マイナーなルートの探索に役立ちます。ユーザーの軌跡データの集積により、より詳細な登山情報が地図上に反映され、安全で効率的な登山計画の策定に貢献する可能性があります。さらに、株式会社ナビタイムジャパンは配達専用アプリ「配達NAVITIME」に、手書きで地図を作成できる「My宅配マップ」機能を提供開始しました。この機能は、配達に必要な情報をデジタル地図上に書き込んだり、目印を付けたりするのに役立つもので、配達業務の効率化に寄与することが期待されます。

地図データの公開と活用

奈良文化財研究所は、全国の発掘調査で検出した地震痕跡に関するデータセット「全国遺跡大規模地震痕跡データセット」を公開すると発表しました。このデータセットは、「全国遺跡報告総覧」から地震痕跡情報を抽出したもので、既存の「報告書総覧WebGIS」や「歴史災害痕跡データベース」を補完するものです。この公開により、歴史地震研究や防災対策への貢献が期待されます。また、マップマーケティング株式会社は、商圏分析GISデータをTableauに組み込めるサービス「TerraMap データコネクター for Tableau」を提供開始しました。これにより、Tableauユーザーは統計データの収集や煩雑な設定を行うことなく、商圏分析GISデータを利用できるようになります。

その他の地図関連ニュース

クロスロケーションズ株式会社は、人流分析サービス「人流アナリティクス」および「人流アナリティクス ツーリズム」の登録アカウント数が1000を突破したと発表しました。これらのサービスは、商圏分析や集客支援に利用できるクラウドサービスです。昭文社は、日本の様々な問題をテーマに解説した地図帳「なるほど知図帳 日本 ニュースがわかる日本地図’25」を発売しました。この地図帳は、豊富な図表と最新データを用いて、ニュースの背景を分かりやすく解説しています。 一般財団法人地図情報センターは、「ICICニュース」というニュースレターを年4回発行しています。このニュースレターには、巡検やセミナー開催予定、各地の地図関連展覧会情報、地図ニュースなどが掲載されています。

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