名神高速道路等の大雪による通行止めと解除に関する報道
名神高速道路等の通行止め
2月18日16時より、大雪の影響により名神高速道路、北陸自動車道、および並行する国道8号、21号等が通行止めとなりました。これは、大雪時の大規模な車両滞留を防ぐための予防措置として実施されたものです。通行止め区間は名神高速道路(栗東湖南IC~一宮IC/JCT)、北陸自動車道(米原JCT~敦賀IC)、国道8号(栗東市辻交差点~福井県敦賀市)、国道21号(米原市西円寺交差点~岐阜県大垣市)などです。 国土交通省近畿地方整備局は、新名神高速道路、東名阪自動車道、名阪国道なども20時頃から通行止めの可能性が高いと発表し、降雪状況によっては通行止めの開始時刻が早まったり、予定区間以外でも通行規制の可能性があると注意を呼びかけました。 また、北陸道(敦賀以北)も今後の降雪予測を踏まえ、通行止めとなる可能性があると発表されました。 関係各所は、大雪が予想される地域への外出自粛を呼びかけるとともに、やむを得ず外出する場合は最新の気象情報、道路情報を確認し、冬用タイヤの装着やチェーンの装着・携行、食料や水の携行、燃料の補充などを推奨しました。大型車であっても冬用タイヤのみではスタックする可能性があり、チェーンの携行を強く推奨していました。 積雪・凍結道路で滑り止めの措置をとらない運転は法令違反であることも改めて注意喚起されました。
通行止め区間と時間に関する詳細
通行止めは、名神高速道路、北陸自動車道、国道8号、21号等の主要幹線道路を中心に実施されました。具体的には、名神高速道路下り線の一宮ICから栗東湖南IC、上り線の栗東湖南ICから一宮JCT、北陸自動車道の敦賀ICから米原JCTなどが含まれていました。通行止め開始時刻は午後4時頃と発表されていましたが、降雪状況によって変更される可能性がありました。 また、新名神高速道路、東名阪自動車道、名阪国道なども通行止めの可能性が高いと発表され、これらの区間についても、時間や範囲は気象状況や交通状況によって変更される可能性があったと発表されています。 国土交通省は、最新の規制情報については日本道路交通情報センター(JARTIC)のホームページで確認するよう呼びかけていました。
通行止めの解除
2月19日午前9時30分、名神高速道路の通行止めはすべて解除されました。これは、除雪作業が完了したためです。 しかし、新名神高速道路は三重県内の四日市JCT-亀山西JCTで通行止めが続いていると報道されています。
関係機関からの呼びかけ
国土交通省近畿地方整備局、NEXCO中日本、NEXCO西日本などは、大雪が予想される地域への不要不急の外出自粛を呼びかけました。また、やむを得ず外出する場合は、最新の気象情報や道路情報を事前に確認し、冬用タイヤやチェーンの装着、食料や水の携行、燃料の補充などを徹底するよう呼びかけました。荷主企業および運送事業者に対しても、運送日の調整などの協力を求めていました。
大雪の予想と影響
2月18日以降、近畿地方を中心に大雪が予想されており、この影響で広範囲にわたる交通機関への支障が懸念されました。 特に、2月18日から24日にかけて続く寒波の影響により、高速道路や国道が長期間通行止めとなる可能性も指摘されていました。 この大雪による影響は、高速道路だけでなく、一般国道にも及んでおり、複数の国道が通行止めとなりました。 鉄道についても、一部路線で遅延や運休の可能性が示唆されましたが、2月19日は各社とも通常運転を予定しているとの情報も出ています。