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建国記念日の報道概要:2025年2月11日

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政府主催式典開催の要望

産経ニュースの社説では、建国記念の日の政府主催式典開催を求める声が掲載されています。社説は、建国記念の日が「建国をしのび、国を愛する心を養う」日であると祝日法を引用し、戦後80年という節目を迎える今年、歴史を顧み、国の行く末に思いを巡らす日として、政府による盛大な式典の開催を強く訴えています。GHQの占領政策下で紀元節が廃止された歴史に触れつつ、日本はれっきとした独立国であり、建国記念の日の意義を国民に十分に浸透させるため、政府による積極的な取り組みが必要だと主張しています。 また、学校教育においても建国の由来が十分に教えられていない現状を憂慮し、国民が建国を祝い、力を合わせてより良い日本を作る契機とするべきだと結論付けています。さらに、占領期に紀元節が廃止されたことを理由に建国記念日を敵視したり、軽視する声がある現状を批判し、政府による積極的な取り組みの必要性を強調しています。 社説は、建国記念日の意義を再確認し、国民の愛国心を育むための政府の役割を明確に訴える内容となっています。

首相による建国記念日のメッセージ

NHKニュースによると、石破首相は建国記念の日にメッセージを発表し、日本の発展は国民のたゆまぬ努力の礎の上に成り立っていると述べました。 メッセージでは、日本が長い歴史の中で幾度となく困難や試練に直面してきたことを認めつつ、先人たちが勇気と希望を持って立ち上がり、明治維新、戦後復興、高度経済成長など社会変革を実現してきた歴史を振り返っています。その上で、すべての人が安心安全を感じ、多様な価値観を尊重し合いながら自己実現を図ることができる国づくりに取り組む決意を示しています。 また、直面する課題に立ち向かい、世界に誇れる日本を将来の国民に繋いでいく決意を表明しました。このメッセージは、平成26年から毎年発表されているとのことです。

建国記念日反対デモ

Yahoo!ニュース(東北放送)によると、仙台市中心部で護憲派市民団体による建国記念日反対デモが行われました。デモ参加者は、「建国記念の日に歴史的な根拠はなく、信教や思想などの自由を損ねる」と主張しました。デモ行進に先立ち、集会が開かれ、オンラインも含め450人が参加し、歴史学者である油井大三郎氏による講演が行われました。講演では、世界情勢の不安定さを指摘し、日本における軍備拡張や軍事同盟強化の動きへの懸念が示されました。集会参加者は、憲法記念日こそが日本の誕生を祝うのにふさわしいと訴え、「信教・思想・報道の自由を守る」ことを宣言しました。

長崎市での奉祝大会

KTNテレビ長崎の報道によると、長崎市で「長崎日の丸会」主催の建国記念日奉祝大会が開催され、約200人が参加しました。 大会では、森拓二郎会長が挨拶を行い、9月に予定されている天皇皇后両陛下による長崎訪問に際し、市民を挙げて心からお迎えしようとする発言がありました。 また、大学生によるスピーチでは、ウクライナ情勢やイスラエル紛争、台湾有事の可能性など、緊迫する国際情勢を踏まえ、建国の理念を次の世代に繋いでいく決意が表明されました。参加者は日の丸の小旗を手に万歳三唱を行い、建国記念日を祝いました。

台湾の建国記念日と総統演説

BBCニュースによると、台湾では10月10日の「双十節」を建国記念日として祝っており、頼清徳総統が就任以来最も注目を集めた公式演説を行いました。演説の中で、頼総統は台湾の自治権を維持すると誓い、中国による台湾領有権の主張に暗に言及し、「併合や主権侵害に抵抗するという公約を守る」と述べました。 演説では、「台湾海峡の平和と安定の現状維持」を約束するとともに、中国政府との協力についても言及しました。 しかし、台湾と中国をそれぞれ「中華民国」と「中華人民共和国」と呼び、互いに従属関係にないことを明確に主張し、中国には台湾を代表する権利がないと述べています。 この演説は、中国政府から強い反発を招く可能性があると指摘されています。

その他の報道

ウェザーニュースでは、建国記念日のスキー場天気予報が掲載されています。北日本から西日本にかけてのスキー場の天気や積雪状況、イベント情報などが紹介されています。また、NHKニュースでは、岸田首相が能登半島地震に触れつつ、国民の命と暮らしを守り、すべての人が生きがいを感じられる社会の実現を目指すとのメッセージを発表したことが報じられています。 首相官邸ホームページには、安倍晋三元首相による令和2年の建国記念日のメッセージがアーカイブとして公開されています。 VIETJOベトナムニュースでは、ベトナムの建国記念日(9月2日)に関する記事が掲載されています。

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