大阪マラソン2025:開催概要と注目選手
大会概要とコース
2025年2月24日(月・祝)、大阪マラソン2025が開催されました。大阪市中央区の府庁前をスタートし、御堂筋や道頓堀、京セラドーム大阪の近くなどを経て、大阪城公園でフィニッシュするコースです。昨年からコースが大幅に変更され、レース後半の30キロ付近のアップダウンが少なくなり、好記録が期待できるコースとなっています。大会には約3万4000人が参加し、7時間という制限時間内に42.195キロを完走する必要があります。安全確保のため、ランナーは午前9時15分以降、3回に分けてスタートします。交通規制は午前7時15分頃から府庁周辺で始まり、コース沿いに午後4時35分頃まで順次実施されました。大会の盛り上げとして、コース途中の歩道橋には「いっしょに、いこな!大阪・関西万博」と書かれた横断幕が掲げられ、折り返し地点には万博公式キャラクター「ミャクミャク」の像が設置され、スタートとゴール付近では着ぐるみのミャクミャクがランナーを応援しました。
ガンバ大阪の参加
ガンバ大阪のマスコットキャラクター「モフレム」とガンバ大阪チアダンスチームが、2月24日(月・祝)12時03分~12時23分頃、クリスタルタワー前(大阪市中央区城見1-2-27)で「ランナー盛り上げ隊!」として、大阪マラソン2025に参加しました。
世界陸上代表選考レースとしての大阪マラソン
大阪マラソン2025は、2025年9月に東京で開催される世界陸上競技選手権大会の男子マラソン代表選考レースの1つとして位置付けられています。参加標準記録は2時間6分30秒です。
注目選手の意気込み
複数の報道によると、男子マラソン日本記録保持者である鈴木健吾選手をはじめ、昨年のパリ五輪代表の小山直城選手、一昨年世界選手権に出場した西山和弥選手、初マラソンとなる黒田朝日選手などが出場しました。会見で、鈴木選手は「世界に挑戦できるよう積極的な走りがしたい」と意気込みを語りました。小山選手は「ケニアでの1ヶ月間の合宿で心肺機能を鍛え、自己ベスト更新と優勝を目指す」と述べ、西山選手は「世界で競うためには、まず日本のトップと戦わないといけない。目標を見失わず集中した走りで先頭集団で勝負したい」とコメントしています。一方、世界選手権出場経験のある西山雄介選手はコンディション不良のため欠場となりました。
大会中継
NHKは、大阪マラソンの模様を総合テレビとNHKプラスで中継しました。
大会に関する注意喚起
大阪マラソン2024の公式サイトには、大阪マラソンからの発信を装う迷惑メールへの注意喚起が掲載されています。
大阪マラソン2025 チャリティ
大阪マラソン2025のチャリティ寄附先団体の募集が開始されました。