時事・トレンド
PR

佐々木朗希投手、ドジャース入団:会見と移籍決定までの経緯

oufmoui
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

ドジャース入団会見

2025年1月23日午前8時(日本時間)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで佐々木朗希投手の入団記者会見が行われました。会見では、背番号11のユニフォームに袖を通した佐々木投手は、「改めてゼロからスタートするんだと、身が引き締まる思い」と語りました。会見には日米から約200人が集まりました。日本語で挨拶を始め、ロッテ、ファン、代理人、家族への感謝の言葉を述べました。また、自身のSNSでもドジャースファンへ向けた挨拶動画を公開しました。会見では、愛犬「ラムちゃん」に関する質問にも笑顔で答え、大谷翔平投手との交流についても語りました。 ドジャースのフリードマン編成本部長は佐々木朗希投手の入団を歓迎し、「ファミリーに迎えられたことを光栄」とコメントしました。佐々木投手は、ロサンゼルスでの生活についても触れ、被災地であるロサンゼルスと自身の被災経験を重ね合わせ、「今日からロサンゼルスの人と前を向きたい」と語りました。

移籍決定までの経緯と条件

佐々木朗希投手は、ロッテ球団がポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を容認したことを受け、複数のメジャーリーグ球団との交渉を行いました。 代理人のジョエル・ウルフ氏によると、20球団が関心を示し、最終的にはドジャースを含む数球団に絞り込まれました。 交渉において、ウルフ氏から佐々木投手自身から提示された6つの条件がありました。「熱意」「要望への対応」「日本文化への理解度」「日本選手がいること」「都市・環境」「チーム力」です。 NHK「クローズアップ現代」に出演した佐々木投手は、最初に「日本選手がいること」という条件を削除したと明かしています。これは、自身の成長を最優先したためです。 最終的にドジャースを選んだ理由について、佐々木投手は「総合的に一番良かった」と述べています。 アメリカメディアは、契約金が650万ドル(約10億円)と報じています。また、25歳未満のため、マイナー契約からのスタートとなります。

球速低下と「宿題」

佐々木朗希投手の代理人は、交渉期間中に各球団に「宿題」を出していたことを明らかにしました。その内容は、昨シーズンの球速低下原因の分析と再発防止策の立案でした。 米大手スポーツ専門局「ESPN」の記事によると、球団幹部は佐々木投手の年齢を考慮すると、メジャーリーグのフロントにそのような質問をする選手は少ないとコメントしています。 この「宿題」は、佐々木投手自身の自己主張の強さと、球団の育成システムへの関心の高さを示しています。 しかし、この「宿題」を巡り、獲得に失敗した複数の球団から、ドジャースが独自の情報を不正に取得したという疑惑が浮上しています。 「ESPN」のバスター・オルニー氏は、各球団が提出した分析データがドジャースに渡ったと指摘し、多くの球団関係者が憤慨していると報じています。

その他

佐々木朗希投手は、ドジャース入りが決まる前に、レーカーズの試合を観戦し、八村塁選手から激励を受けました。また、レブロン・ジェームズ選手とも挨拶を交わしました。 パドレスは、佐々木投手獲得のため、ダルビッシュ有選手やマニー・マチャド選手を交えた歓迎会を開催し、ドジャースを上回る1000万ドル(約15億6000万円)の契約金を提示したと報じられています。しかし、獲得には至りませんでした。 佐々木朗希投手のドジャース入団は、大谷翔平投手、山本由伸投手とチームメイトになることを意味し、大きな話題となっています。 また、佐々木投手の背番号は11となり、ロッテ時代の背ネーム「R.SASAKI」も継承するとのことです。

スポンサーリンク
ABOUT US
雑談力向上委員会
雑談力向上委員会
編集部
記事URLをコピーしました