米倉涼子、西田敏行さんお別れの会で弔辞を読み涙
米倉涼子の弔辞と西田敏行さんとの深い関係
米倉涼子は、2月18日に東京都港区の増上寺で行われた西田敏行さんのお別れの会で弔辞を読み、涙ながらに西田さんとの思い出を語りました。米倉は西田さんのことを「トシちゃん」と呼び、ドラマ「ドクターX」での共演をきっかけに、共演者、飲み仲間、カラオケ仲間、相談相手として、家族ぐるみの深い親交を築いていたことを明かしました。 西田さんとの11年間の共演を通して、家族同然の存在となり、2013年の共演からあっという間に時間が過ぎたことを回想。「まるでワープでもしたかのように逝ってしまった」と、突然の訃報を知った時の驚きと悲しみを語りました。 さらに、役者としての基礎を持たない米倉にとって、西田さんは目指したい存在ナンバーワンであり、お芝居をする上での根本的なことを西田さんの背中を見て学んだと感謝の言葉を述べています。惜しみない愛情がこもったアドバイスに感謝し、「大好きだよ」と声を震わせながら弔辞を締めくくりました。弔辞では、西田さんの多様な才能と人間性を称え、天国から日本のエンターテインメント界を見守ってほしいと願う言葉も述べられました。
西田敏行さんお別れの会の様子
お別れの会には、西田さんと親交のあった俳優や歌手、関係者など約700人が参列しました。会場となった増上寺は、徳川家の菩提寺であり、西田さんがNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」で徳川秀忠を演じた縁から選ばれました。祭壇は、西田さんの故郷である福島県の磐梯山と猪苗代湖をモチーフに、4000本の花で豪華に飾られました。会場には西田さんの出演作品ポスターや写真が飾られ、「もしもピアノが弾けたなら」などのヒット曲が流されるなど、西田さんの芸能人生を振り返る演出がなされました。弔辞は米倉涼子さんの他に、三谷幸喜さん、柴俊夫さん、松崎しげるさんらも読み上げ、西田さんとの思い出や人となりについて語られました。 参列者たちは祭壇に花を手向け、西田さんの冥福を祈りました。
その他の弔辞と追悼コメント
三谷幸喜さんは、西田さんと共演した際のエピソードをユーモラスに披露し、会場を和ませました。武田鉄矢さんは、西田さんとの長年の交友と、互いに励まし合った思い出を涙ながらに語りました。山田涼介さんは、西田さんから受けた激励の手紙について触れ、西田さんの温かい人柄を偲んでいました。松崎しげるさんは、西田さんとの再会を願う言葉を述べました。遠藤憲一さんは、西田さんとの長年の共演経験と、コメディーセンスを磨いてもらったことへの感謝を述べました。堺正章さんは、「西遊記」での共演を振り返り、西田さんの芝居への情熱を称えました。名取裕子さんは、西田さんの天性の才能と、現場を和ませる人柄を絶賛していました。観月ありささんは、西田さんとの最後の出会いを回想し、その温かい人柄をしのんでいました。
米倉涼子と西田敏行さんの「ドクターX」での共演
米倉涼子と西田敏行さんは、テレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」で共演していました。西田さんは、米倉演じる大門未知子を目の敵にする蛭間重勝役を演じ、そのコミカルで憎めない演技が話題となりました。2013年から2021年にかけて放送された7シリーズで共演し、作品を通じて強い絆を築いたと米倉は弔辞で語っています。西田さんの出演は、ドラマに独特の面白さと深みを与え、大門未知子というキャラクターを際立たせる上で大きな役割を果たしました。 西田さんの逝去は、米倉涼子を含む多くの共演者やファンに大きな悲しみをもたらしました。
米倉涼子の近年の活動
提供された検索結果からは、米倉涼子の近年の活動に関する情報は、西田敏行さんのお別れの会での弔辞に関連した報道が中心であり、それ以外の活動については具体的な情報は含まれていませんでした。そのため、この項目については記述を省略させていただきます。