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第52回佐賀記念:出走馬とレース展望

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佐賀記念の概要と歴史

2025年2月6日(木曜)、佐賀競馬場にて第52回佐賀記念(JpnⅢ)が開催されました。ダート2000メートル、4歳以上の競走馬が出走する伝統の一戦で、1995年にJRAとの交流競走となり、30年の歴史を誇ります。今年はJRAの強豪馬に加え、地元佐賀の有力馬や他地区からの実力馬も参戦し、激しい競争が繰り広げられると予想されていました。1996年までは「開設記念」という名称で施行されていました。佐賀競馬場では原則、年に2つしかダートグレード競走が開催されません。

注目馬とその展望

JRA勢の強豪

**クラウンプライド(牡6・新谷)**は、チャンピオンズC、東京大賞典では完敗も、コリアC連覇の実績を持つ強豪です。GⅠで3度の2着という経験も豊富で、コースへの不安も少ないと見られていました。横山武史騎手とのコンビも安定しており、上位争いに加わることが期待されていました。

**デルマソトガケ(牡5・音無)**は、JpnⅠ全日本2歳優駿、GⅡ・UAEダービー優勝の実績を持つ馬です。米GⅠブリーダーズCクラシック2着の経験もあり、高い能力を有しています。近年は不振でしたが、今回は相手関係が楽になり、サウジダービー3着まで主戦を務めた松若風馬騎手とのコンビ再結成ということもあり、復活に期待が寄せられていました。

**ノットゥルノ(牡6・音無)**は、昨年の佐賀記念を4馬身差で圧勝した実績があります。前走の名古屋大賞典では60キロを背負いながら2着と健闘し、大型馬のため負担重量への不安は少ないとされていました。佐賀出身の鮫島克駿騎手とのコンビ継続も発表されており、連覇を目指して万全の態勢で臨むとされていました。音無秀孝調教師の管理馬としては最後のレースとなりました。担当の平井調教助手によると、名古屋大賞典では斤量差が大きく、最後は差されましたが、60キロを背負って良い競馬をしたと振り返っています。また、佐賀競馬場は相性の良い競馬場だと評価されていました。

地方勢の挑戦

**シンメデージー(牡4・打越勇)**は「高知の至宝」と呼ばれ、東京ダービー4着、ジャパンダートクラシック5着、名古屋大賞典3着など、JRAの強豪相手に好成績を残していました。地方馬には一度も負けたことがない実績を持ち、初のダートグレードレース優勝が期待されていました。打越勇児調教師は、昨年全国リーディングを獲得した実力者です。

**シルトプレ(牡6・真島元)**は、佐賀競馬の新たなシンボルとなりつつある地元の期待の星です。ホッカイドウ競馬所属時代には高いレベルで活躍し、JBCクラシック4着の実績があります。佐賀移籍後は中島記念を圧勝、年明け初戦の雷山特別も勝利し、佐賀記念への準備を進めていました。佐賀所属馬の優勝は1996年以来、29年ぶりとなります。佐賀移籍によるメリットとして、環境の変化に敏感なシルトプレにとって輸送がないことが挙げられていました。主戦騎手の石川倭騎手が佐賀で期間限定騎乗することも、大きなプラス要素となりました。

その他の有力馬

**グロリアムンディ(牡7・大久保)**は、テーオードレフォンの回避により繰り上がり出走となりました。重賞2勝、リステッド1勝の実績があり、地元リーディングの山口勲騎手を確保しているため、上位争いに加わる可能性がありました。

佐賀記念当日の状況と結果

佐賀競馬は、2月6日(木)佐賀記念当日、予定通り開催されました。当日の佐賀競馬場の馬場状態は「不良」でした。4日(火)未明からの断続的な降雪の影響がありましたが、24時間体制で走路整備が行われ、レースは予定通り実施されました。

7番人気のメイショウフンジンが重賞初勝利を飾りました。2着はシンメデージー、連覇を狙ったノットゥルノは3着となりました。

関係者コメント

記事内では、ノットゥルノの担当調教助手、シルトプレの調教師と騎手、シンメデージーの調教師と騎手からのコメントが掲載されています。各々のコメントは、それぞれの馬の状態やレースへの意気込み、佐賀記念への展望などを詳細に述べています。

まとめ

第52回佐賀記念は、JRA勢と地方勢の混戦が予想される中、地方所属のメイショウフンジンが逃げ切り勝ちを収める波乱の結果となりました。各馬の戦績や関係者コメントから、レースの緊迫感やドラマ性が伝わってきます。 シルトプレやシンメデージーといった地方所属馬の活躍も期待されたものの、結果はJRA勢の活躍が目立ちました。 来年以降の佐賀記念にも期待が高まります。

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