UEFAチャンピオンズリーグ2024-25シーズン:リーグフェーズ終了、プレーオフ進出チーム決定、そしてWOWOWによる独占中継
リーグフェーズ結果とプレーオフ進出チーム
今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、従来のグループステージ制から変更され、36チームが1つのリーグで8試合を戦い、順位を決定しました。1位から8位までのチームは決勝トーナメントのベスト16にストレートイン。9位から24位のチームは、2月12日(水)~20日(木)の2週間に渡り、ホームアンドアウェイ方式のプレーオフを戦い、残りのベスト16進出枠8チームを決定します。 リーグフェーズ最終節では、マンチェスター・シティは逆転勝利でプレーオフ進出を決め、グアルディオラ監督は「後半、魂と心を解き放った」とコメントしています。一方、レアル・マドリードは勝利したものの、8位以内に入れずプレーオフへ回る結果となりました。アンチェロッティ監督はプレーオフでマンチェスター・シティと対戦することについて「好きではない」と発言しています。 セルティックはプレーオフ進出を果たし、監督は「目標は達成した」と喜びを語っています。また、リヴァプールは全勝を逃したものの、首位通過を果たし、遠藤航選手は全試合に出場しました。 ミランはザグレブに敗れ、プレーオフ進出圏外に転落、ユーベかフェイエノールトとの対戦が決まりました。
日本人選手の活躍
今シーズンのCLには、史上最多となる12人の日本人選手が出場しました。その中には、複数得点を記録した選手もおり、20歳のチェイス・アンリ選手も最高峰の舞台に立っています。 セルティックの旗手怜央選手は、アストン・ヴィラ戦で絶妙なアシストを披露し、高い評価を得ています。 前田大然選手と古橋亨梧選手が所属するセルティックは、アストン・ヴィラに敗れましたが、旗手選手はアシストを含む2点に関与する活躍を見せました。 上田綺世選手はフェイエノールトでゴールを決め、CL決勝トーナメント進出に貢献しました。守田英正選手は負傷欠場となりましたが、スポルティングはプレーオフ進出を決めました。リヴァプールの遠藤航選手は、地元メディアの評価は分かれるものの、全試合に出場しました。 また、リバプールではCLデビューを果たした選手が4分で退場処分を受けるという出来事がありました。
WOWOWによる独占中継とプレーオフ抽選会
WOWOWは、UEFAチャンピオンズリーグ2024-25シーズンのリーグフェーズから決勝までを独占生中継(放送・配信)しています。大会フォーマット変更に伴い、試合数は125試合から189試合に増加しました。WOWOWは、スイス・ニヨンで行われる決勝トーナメント・プレーオフの組み合わせ抽選会を、1月31日(金)午後7時30分からWOWOWサッカーofficial YouTubeとWOWOWオンデマンドでライブ配信しました。安永聡太郎、戸田和幸、ベン・メイブリーがゲストとして出演しました。
WOWSPOの配信開始
WOWOWが配信するスポーツコンテンツを視聴できるサービス「WOWSPO」が、Prime Videoのサブスクリプションにて提供開始されました。月額1,980円(税込)で、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、テニス4大大会の一部、ラグビー欧州6カ国対抗戦、世界プロボクシングなど、様々なスポーツコンテンツを視聴できます。また、ABEMAでもWOWSPOが提供されており、UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグの生中継が決定しています。UCLリーグフェーズ第1節の一部試合は無料生中継されました。
その他情報
CL最終節では、ドイツとフランスでサポーターの逮捕が相次ぎ、マンチェスター・シティの競技場では火災が発生するなど、大荒れの展開となりました。ベリンガム選手はCL史上3番目の若さで25ゴールに直接関与する記録を達成しました。