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オーサムリザルトのクイーン賞制覇と今後の展望

oufmoui
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クイーン賞におけるオーサムリザルトの圧勝

2月11日、船橋競馬場で行われた第71回クイーン賞(JpnⅢ、ダート1800メートル)において、1番人気でトップハンデ57キロを背負ったオーサムリザルトが、デビュー8連勝を達成し、重賞3勝目を飾りました。2番手追走から直線で楽に抜け出し、勝ちタイムは1分52秒4でした。武豊騎手は「調教は乗っていませんでしたが、馬の方はすごくいい状態だとスタッフから聞いていました。パドックでまたがって最高にいい状態だと感じ、何の心配もなくゲートインできました。」とコメントしており、馬の絶好調ぶりを強調しました。また、先頭に立つと気を抜く癖があるものの、手応えは非常に良かったと述べています。池江泰寿調教師は、次走は馬の状態を見てから判断するものの、今年の最大目標はブリーダーズカップディスタフだと語っており、昨年の出走取消の悔しさを晴らすべく、再び米国遠征を目指すことを明らかにしました。 オーサムリザルトは、父ジャスティファイ、母ブラッサムド(母の父デピュティミニスター)の血統です。

他の出走馬の成績とコメント

2着には3番人気のアンモシエラ(横山武史騎手)、3着には2番人気のテンカジョウ(国分優作騎手)が入りました。いずれもJRA所属馬で、上位3着をJRA勢が独占しました。2着のアンモシエラについて、横山武史騎手は「JBCの頃と雰囲気は変わらなかった。斤量が増えても、しっかり走ってくれたし、今後が楽しみになる内容だった」とコメント。3着のテンカジョウについては、国分優作騎手は「ゲートでは我慢し、しっかり出てくれた。強い馬が前にいても、差せると思って乗ったが相手は強かった。もう一段、上がれると思う」と、オーサムリザルトの強さを認めつつ、自身の馬の更なる成長に期待を寄せています。

クイーン賞の概要と歴史

クイーン賞は1955年に創設された伝統的な重賞競走です。船橋競馬場ダート1800メートルという舞台設定は、第1回から変わっていません。1997年にはダートグレード競走として認定され、2007年からJpnⅢ表記に変更されました。開催時期は2004年から12月でしたが、2024年から2月に変更されています。本レースは、上半期のダート女王決定戦であるエンプレス杯への前哨戦としての役割も担っており、勝利した地方所属馬にはエンプレス杯への優先出走権が付与されます。今年のクイーン賞はライオットガールの出走取消により7頭立てとなりました。

オーサムリザルトのこれまでの戦績と今後の目標

オーサムリザルトは、クイーン賞勝利によりデビューからの連勝記録を8に伸ばしました。昨秋にはブリーダーズカップディスタフへの遠征を予定していましたが、獣医師による歩様検査の結果、出走取消となりました。今回のクイーン賞は、約5ヶ月半ぶりの実戦であり、そのブリーダーズカップディスタフ出走取消からの復活を飾る勝利となりました。 池江調教師は、オーサムリザルトの今後の目標として、再びブリーダーズカップディスタフへの挑戦を掲げています。

JRAネット投票の発売中止

2月10日に京都競馬場での代替開催が行われたことに伴い、10日と11日のJRAネット投票の発売が変更されました。このため、クイーン賞のJRAネット投票での発売は行われませんでした。

クイーン賞への注目が集まる理由

クイーン賞には、オーサムリザルト以外にも、JBCレディスクラシックを制したアンモシエラや、マリーンCを制したテンカジョウなど、実力のある牝馬が出走しました。これらの馬の存在も、クイーン賞への注目を集める要因の一つとなっています。 また、本レースは今年のダート牝馬路線を占う重要な一戦と位置づけられており、今後のダート牝馬戦線において大きな影響を与える結果となることが期待されていました。

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