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天皇陛下65歳の誕生日:一般参賀と記者会見の内容

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天皇陛下の65歳の誕生日と記者会見

2025年2月23日、天皇陛下は65歳の誕生日を迎えられました。誕生日を前に、皇居・宮殿で記者会見に臨まれ、様々な話題についてお話しされました。会見では、戦後80年の節目を迎えることについて、「戦争の記憶が薄れようとしている今日、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や歴史が伝えられていくことが大切であると考えております」と述べられました。 陛下はご自身と皇后さまが戦後生まれで戦争を体験していないことを述べつつ、上皇ご夫妻から戦時中の体験や平和への思いを聞かれたことを明かし、「日本国及び日本国民統合の象徴として、上皇陛下のお気持ちをしっかりと受け継ぎ、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」と強い決意を示されました。さらに、各地で相次いだ自然災害への思いや、長女の愛子さま、悠仁さまへの期待なども語られました。記者会見の全文は公開されています。

天皇陛下の戦争と平和への思い

陛下は、戦後80年という節目を迎え、先の大戦における多くの犠牲者を悼み、平和の尊さを改めて強調されました。特に、戦争の記憶が薄れていく現状を憂慮し、戦争体験を語り継ぐことの重要性を訴えられました。 また、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞に触れ、平和な世界を築くためのお互いの理解と協力の大切さを訴えられました。陛下は、ご自身と皇后さまがこれまで広島、長崎、沖縄などを訪れ、多くの方々の苦難を心に刻んできたことを明かし、戦後80年という節目を迎える今年、改めて亡くなられた方々や苦難を経験された方々に心を寄せていきたいと述べられました。

天皇皇后両陛下のご活動とご家族について

皇后さまの国際親善活動、愛子さまの社会人としての成長、悠仁さまの成年と筑波大学進学について、陛下はそれぞれ喜びと期待を述べられました。特に愛子さまについては、社会人として仕事に取り組む姿やボランティア活動、防災への関心に触れ、大変うれしく思っていると語られました。悠仁さまについては、皇室の一員としての務めを果たしていることを頼もしく思い、大学生活を通して自身の将来をしっかりと見つめてほしいと願っていると述べられました。 また、ご自身のプライベートな時間については、ジョギングや散策、音楽の練習、登山などを楽しまれていることを明かされました。

1年間の印象的な出来事と皇室の課題

陛下は、この1年で印象に残った出来事として、相次いだ自然災害と、能登半島地震被災地への3度の被災地訪問について言及されました。被災者の方々の苦しみを目の当たりにし、その心情を深く理解しておられる様子がうかがえました。 さらに、皇室の課題としては、高齢化と男性皇族の減少、女性皇族の結婚後の皇籍離脱といった問題に触れつつ、制度に関わる事柄への言及は控える姿勢を示されました。インターネット上でのバッシングのような情報についても、人々の意見表明の自由を尊重しつつも、他者への配慮の重要性を訴えられました。

天皇誕生日の一般参賀

天皇陛下の65歳の誕生日である2月23日には、皇居で一般参賀が行われました。午前10時20分、午前11時、午前11時40分の3回、天皇皇后両陛下、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さまが宮殿・長和殿のベランダに立ち、国民から祝賀を受けられました。参賀者は午前9時半~11時20分に皇居・正門から入場し、事前申し込みは不要でした。午後は宮内庁庁舎前で記帳が受け付けられました。

天皇誕生日の祝宴

一般参賀終了後には、コロナ禍以来5年ぶりに「宴会の儀」が開催されました。石破首相や閣僚などが出席し、感染対策を講じた上で開催されました。

東京都交通局による一般参賀に伴う交通規制情報

天皇誕生日一般参賀に伴い、東京都交通局は都営三田線日比谷駅と大手町駅の特定出入口を7時30分から12時頃まで閉鎖する時間変更を発表しました。

産経新聞の社説:天皇誕生日への感謝と喜び

産経新聞は、天皇陛下の誕生日を祝う社説を掲載し、陛下のご活動への感謝と、皇室への喜びを表明しました。 社説では、戦後80年という節目を迎え、陛下が慰霊の旅を計画されていること、そして悠仁親王殿下の成年式が執り行われることに触れ、皇室の伝統と未来への期待が述べられています。 また、陛下がモンゴルを公式訪問される予定で、日本人抑留者の慰霊も検討されていることにも言及しています。

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