今冬最強寒波襲来！大雪による広範囲への影響と警戒情報

今週後半、今季最強寒波が日本列島を襲う

今週は今季最も強い寒気が日本列島に南下します。北日本や北陸では積雪急増による車の立ち往生などに警戒が必要です。雪に慣れていない西日本の平野部にも雪雲が流れ込み、積雪が予想されています。高速道路の通行止めや鉄道の運休、飛行機の欠航など広範囲で影響が出るおそれがあります。特に北陸や東北日本海側では、山沿いだけでなく平野部でも積雪急増による車の立ち往生に警戒が必要です。九州や四国の平野部でも積雪が予想され、冬タイヤ規制や通行止めが発生することが考えられます。車での移動を予定している方は、予定の変更などを検討し、無理なノーマルタイヤでの運転は控えるべきです。少しでも不安がある場合は運転を控えるようにしてください。6日以降も北日本を中心に強い冬型の気圧配置が続くため、影響が長引くことも考えられます。最新の情報を随時確認するようにしてください。

交通機関への影響：大雪による広範囲での運休・遅延の可能性

3日(月)夜から北海道の道東では雪や風が強まり、運転見合わせが懸念されます。北陸から西日本日本海側の路線でも、遅延する路線が出てくる見込みです。4日(火)から6日(木)にかけては、北日本から北陸、西日本日本海側では大雪や吹雪となり、広い範囲で運転見合わせや運休が発生する可能性があります。九州や四国など普段は雪のあまり降らないところでも積雪が予想され、ダイヤが乱れるおそれがあります。関東の房総半島や東北日本海側の路線、瀬戸大橋線では強風の影響で遅延の可能性があります。4日(火)から6日(木)にかけて、北海道や北陸方面の新幹線では遅延が発生する可能性があります。名古屋〜新大阪間にも雪雲が流れ込み、東海道新幹線でも雪の影響で遅延が発生するおそれがあり、山陽新幹線にも遅延が生じる可能性があります。山形新幹線・秋田新幹線は、大雪により運転見合わせとなることも考えられます。週後半も雪による影響が出るおそれがあるため、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。3日(月)夜から6日(木)にかけて、北日本から北陸、西日本日本海側の空港を中心に雪や風が強まり、各空港で欠航または条件付き運航が発生する可能性があります。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。

高精度な積雪予測と路面凍結予報の提供

ウェザーニュースアプリの「大雪ピンポイント」がアップデートされ、「路面凍結予報」が追加されました。翌日にかけての路面凍結のリスクを朝・昼間・夜の3つの時間帯ごとに、「アイスバーン」「デコボコ凍結」「シャーベット」「積雪」の4ランクで表示します。また、エリア検索機能が強化され、市区町村単位での予測表示が可能になりました。これにより、大雪による影響を、さらにピンポイントで確認できるようになっています。「大雪ピンポイント」は、設定地点における降雪のピークや3日先までの積雪予想、雪による鉄道・道路・航空など交通機関への影響予測を確認できるコンテンツです。

企業向け大雪対策コンテンツの提供開始

ウェザーニューズは、企業向け気象情報「ウェザーニュース for business」で、今冬の「大雪対策コンテンツ」の提供を開始しました。72時間先までの高精度な積雪予測、道路通行影響予測、雨雪レーダーなどが含まれます。新たに、積雪リスクの高い拠点のリストアップや影響ピーク時間を把握できる大雪リスクのダッシュボード、ウェザーニュースアプリユーザーからの積雪報告、全国約330か所のアメダス積雪深データも追加されました。これらの情報はアプリとパソコンの専用ウェブサイトから閲覧可能で、大雪リスクが高い場合にはプッシュ通知で迅速に情報提供されます。

大雪への備え：不要不急の外出自粛と安全対策の徹底

気象庁と国土交通省は合同で会見を行い、大雪による交通障害への警戒を呼びかけました。不要不急の外出を控えるよう呼びかけるとともに、予防的通行止めを行う可能性があることを発表しています。積雪の急増による屋根からの落雪や雪崩、着雪による停電などにも警戒が必要です。車での移動は冬タイヤの装着やチェーンの携行・装着を徹底し、スコップなどの冬用装備の準備、通行ルートの見直しなどを推奨しています。公共交通機関の遅延・運休に備え、通勤・通学時間帯の変更やテレワークの検討も呼びかけています。

西日本の平野部でも大雪のおそれ

今季一番の寒気が流れ込み、西日本の平野部でも大雪になる見込みです。近畿北部から山陰では平野部でも10〜30cmの積雪が予想され、中国山地では多い所で50cm以上に達する見通しです。すでに雪が強まっている北陸から東北南部の内陸、山沿いでは局地的に100cm以上のドカ雪になるとみられます。急激な積雪の増加により立ち往生による大規模な交通障害が起こるおそれがあるとして、国土交通省は気象庁と合同で会見を行いました。濃尾平野にも雪雲が広がる可能性があり、名古屋市内でも本格的な雪となる可能性があります。

最新の気象情報と交通情報を確認し、安全な行動を心がけてください

上記の情報は、提供されたURLの検索結果に基づいて作成されており、最新の情報と異なる可能性があります。最新の情報は、それぞれの情報源で確認してください。 外出の際には、最新の気象情報や交通情報を必ず確認し、安全な行動を心がけてください。

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編集部