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豊昇龍、大関初優勝で横綱昇進へ

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初場所千秋楽、優勝決定戦を制し2度目の優勝

豊昇龍は、大相撲初場所千秋楽の1月26日、金峰山、王鵬との優勝決定戦「ともえ戦」を制し、12勝3敗で優勝を果たしました。これは、2023年名古屋場所以来2度目の優勝であり、大関昇進後初の優勝となります。豊昇龍は、千秋楽の結びの一番で琴櫻に勝利し、優勝決定戦に進出しました。ともえ戦では、まず金峰山を寄り切りで破り、続いて王鵬を寄り倒しで破り、優勝を決めました。豊昇龍は優勝インタビューで、「結びの一番の前に優勝決定戦に進むチャンスが出たときはこれを逃したくないと思った。ともえ戦では何も考えずに自分の相撲を取りたいという気持ちで土俵に上がった」と語りました。先場所の千秋楽で優勝を逃した悔しさをバネに、今場所は横綱昇進を目指し、1日1番に集中して臨んだ結果、優勝という栄冠を手にしました。

横綱昇進に向けた動き

日本相撲協会審判部は、豊昇龍の横綱昇進を諮る臨時理事会の開催を八角理事長に要請し、了承されました。高田川審判部長は、豊昇龍の相撲内容を絶賛し、「本割でも決定戦でも内容がすばらしかった。負けた相撲も前に出ようとした時の出合い頭みたいなもの。きょうの相撲を見ると文句のつけようがない」とコメントしています。27日には横綱審議委員会に豊昇龍の横綱昇進が諮問され、29日の理事会で正式決定される見込みです。豊昇龍は、2場所連続優勝は達成していませんが、先場所13勝2敗、今場所12勝3敗と、横綱昇進に準ずる成績を残しており、横綱審議委員会の承認が期待されています。豊昇龍自身も、「しっかり一から頑張ります」とコメントし、横綱昇進への意欲を示しています。

初場所での活躍と横綱昇進への道

豊昇龍は初場所、初日から鋭い出足の立ち合いを武器に4連勝しましたが、中日から連敗するなど、9日目までに3敗を喫しました。しかし、10日目からは勝負どころで力を見せて6連勝し、最終的に12勝3敗という成績で優勝決定戦に進出しました。 この優勝は、大関として初めて掴んだ優勝であり、2021年名古屋場所の照ノ富士以来となる新横綱誕生への大きな一歩となります。モンゴル出身力士としては6人目の横綱誕生となる可能性があり、初土俵から42場所での昇進となれば、1958年以降では5位(付け出しは除く)のスピード昇進となります。今場所は、横綱照ノ富士の引退により横綱不在となったため、豊昇龍の横綱昇進は、32年ぶりの横綱空位を防ぐことにも繋がるでしょう。

豊昇龍のプロフィールとこれまでの実績

豊昇龍はモンゴル出身の25歳で、元横綱・朝青龍のおいにあたります。日本の高校で相撲を始め、立浪部屋に入門。平成30年の初場所で初土俵を踏み、初土俵から2年余りで新入幕を果たしました。3年前に小結に昇進し、その後は9場所連続で勝ち越すなど安定した成績を残し、2023年名古屋場所で初優勝、大関に昇進しました。大関昇進後も安定した成績を収め、先場所の九州場所では13勝2敗と優勝次点の成績を残していました。今場所の優勝によって、横綱昇進への期待が高まっています。

初場所におけるその他の結果

初場所では、豊昇龍以外にも優勝争いを繰り広げた金峰山が敢闘賞、王鵬が技能賞を受賞しました。優勝力士は殊勲賞も受賞することになります。十両では、ウクライナ出身の獅司が初優勝を果たしました。 また、初場所12日目には、金峰山と豊昇龍の直接対決が行われ、豊昇龍が勝利しました。この試合は、金峰山の優勝が早ければ13日目に決まる可能性のある重要な一番でした。 このほか、各日の中入り後の勝敗なども詳細に報道されています。

豊昇龍に関する報道各社の反応

複数の報道機関が豊昇龍の優勝と横綱昇進の可能性について報じています。スポーツ報知、NHK、日刊スポーツ、時事通信など、各社は豊昇龍の優勝決定戦での活躍、高田川審判部長のコメント、横綱昇進に向けた協会の動きなどを詳細に伝えています。 特に、高田川審判部長の「文句のつけようがない」というコメントは、豊昇龍の横綱昇進への期待感を高めるものとなっています。 各報道機関は、豊昇龍のプロフィール、過去の成績、そして横綱昇進の条件などについても触れています。

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