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中谷潤人、3度目の防衛戦で3回KO勝利、西田凌佑との統一戦へ

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WBC世界バンタム級タイトルマッチ:中谷潤人vsダビド・クエジャル

中谷潤人は2月24日、東京・有明アリーナで開催された「Prime Video Boxing 11」のメインイベントで、WBC世界バンタム級タイトルマッチに臨みました。挑戦者はWBC同級6位、無敗のダビド・クエジャル(メキシコ)でした。中谷は1ラウンドから的確な左ストレートをヒットさせ、距離感をコントロール。クエジャルが距離を詰めてきたところを冷静に捉え、パンチを当て続けました。3ラウンド残り30秒、ボディブローから右左と上下にパンチを打ち分け、最後は左ストレートでダウンを奪取。立ち上がったクエジャルに連打を浴びせ、2度目のダウンを奪い、KO勝利を収めました。この勝利により、中谷は3度目の防衛に成功し、プロデビューからの連勝記録を30に伸ばしました。 試合はPrime Videoで独占ライブ配信されました。中谷の戦績は30戦全勝(23KO)となりました。クエジャルは28戦全勝(18KO)で、今回の試合がプロ初黒星となりました。

試合後の展開:統一戦への道

試合後、IBF世界バンタム級王者・西田凌佑がリングに上がり、中谷は「西田選手やりましょう!」と統一戦を提案しました。西田もこれに応じ、日本人同士のバンタム級統一戦が実現する見通しとなりました。この提案には、多くのファンから期待の声が上がり、ソーシャルメディア上では「楽しみが増えた!」「早く見たい!」といったコメントが多数投稿されました。 バンタム級の主要4団体全てに日本人王者が君臨する状況の中、この統一戦は、日本のボクシング界にとって大きな意味を持つものとなるでしょう。

その他の試合:那須川天心、堤聖也ら

同興行では、他に那須川天心が元世界王者ジェーソン・モロニーを判定で下し、ボクシング6戦目で元世界王者を撃破しました。また、WBA世界バンタム級タイトルマッチでは、堤聖也と比嘉大吾が114-114の判定でドローとなり、堤聖也は初防衛に成功しました。この試合は、高校時代からのライバル同士の激闘となり、4年ぶりに拳を交えた両者はダウンを奪い合うなど、壮絶な打ち合いを展開しました。

中谷潤人の計量とコメント

2月23日に行われた前日計量では、中谷は53.3キロで、クエジャルは53.2キロでそれぞれ計量をクリアしました。記者会見では、中谷は「調整はすごく順調で体調も万全。24日に向けてしっかり作り上げてきたので、すごく試合を迎えるのが楽しみ」と意欲を示していました。クエジャルとのフェースオフでは冷静に対応しつつ、「身長は自身より1センチ高い174センチと伝えられる挑戦者との初対面には『ちょっと大きいかなという感じはあったけど、そのぶん、(パンチを)当てる部分が多くなってくる。色々な所を打ってダメージを与えていきたい』と闘志を燃やした」と語っています。また、3度目の防衛の先には、かねて目標とする他団体王者との王座統一戦を見据えていることも明かしました。

中谷潤人のキャリアと目標

中谷潤人は2015年4月のプロデビュー以来、29戦全勝(22KO)の戦績を誇ります。世界戦は9戦目で、過去8戦のうち7戦でKO勝ちを収めています。今回のクエジャル戦はプロ30戦目であり、そのキャリアにおける大きな節目の試合となりました。中谷は、今回の防衛戦だけでなく、将来的には他団体王者との統一戦も視野に入れており、バンタム級の頂点を目指して邁進を続けています。 筋肉量を落とさずに減量を行うため、早めに減量を開始したことも明らかになっています。

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