kson、VShojo騒動を乗り越え新たな道へ!2025年最新動向と今後の展望を徹底解説
はじめに
VTuber業界は常に進化し、才能あふれるクリエイターたちが日々新たなエンターテイメントを提供しています。その中でも、特に大きな存在感を放ち、多くのファンから「組長」「総長」の愛称で親しまれているのが、ストリーマー兼VTuberのksonさんです。彼女は、その破天荒な言動と圧倒的なカリスマ性で、国内外問わず絶大な人気を確立してきました。しかし、2025年の夏、彼女を取り巻く環境に大きな変化が訪れました。所属していた大手VTuberエージェンシー「VShojo」を脱退し、その背景には数千万円規模の報酬未払いや、事務所全体の「倒産」という衝撃的な情報が明らかになったのです。今回の記事では、ksonさんが直面したこの未曾有の事態から、彼女がどのように新たな道を切り開き、今後の活動にどのような展望を抱いているのか、最新のニュースを網羅的に深掘りしていきます。VTuber業界の激動を乗り越え、さらなる高みを目指すksonさんの「今」と「これから」に迫ります。
【速報】kson、VShojoからの電撃脱退と「倒産」告発の全貌
2025年7月下旬、VTuber業界に激震が走るニュースが報じられました。人気VTuberのksonさんが、長らく所属していたVTuberエージェンシー「VShojo」からの脱退を電撃的に発表したのです。この発表は、同僚VTuberであるアイアンマウスさんのチャリティ支援金未払い告発に続くもので、業界内外に大きな衝撃を与えました。
事の発端は、2025年7月22日、アイアンマウスさんがVShojoから約7400万円ものチャリティ支援金が未払いになっていることを告発したことでした。 この衝撃的な告発を受けて、ksonさんも同日に配信を行い、自身もまたVShojoから数千万円規模の報酬が未払いになっていることを明らかにしました。具体的には、2024年9月以降、約10ヶ月近くにわたって報酬が支払われていないと訴え、ファンへのグッズ発送の遅延なども発生していたと報告しています。
ksonさんは2022年7月に「VShojo Japan」の設立と同時に同社に加入し、以来、『龍が如く』シリーズへの出演を果たすなど、その活動の幅を大きく広げてきました。 そんな彼女にとって、今回の事務所との金銭トラブルは、深い不信感と困惑をもたらすものでした。7月22日の配信に先立ち、ksonさんは自身のX(旧Twitter)で「返事はもらったが、私が望んでいる唯一の返事ではない」と投稿し、VShojoに対して「嘘偽りのない、完全な透明性をもって、すべてのファンに説明してください」と強く呼びかけていました。
そして、さらに衝撃的な事実が明らかになったのは、2025年7月28日に公開されたksonさんのYouTube動画でした。彼女は「【VShojo倒産】新情報来たけど全員悪人、誰も信じないが正解」と題した動画を公開し、なんとVShojoが「倒産の手続きに入る」との連絡があったことを明かしたのです。 VShojoは事業終了の声明を発表していましたが、その中でチャリティ目的で集めたお金を「知らずに使い込んでいた」という説明に対し、ksonさんは「『知らなかった』はさすがに言い訳きつすぎるんじゃないかな」「日本円だと7000万円以上」と厳しく疑問を呈しました。さらに、2022年に13億円の資金調達を行ったVShojoが、わずか3年後の2025年に「もうない」という状況に対し、「どっか懐に入れてんじゃないの?…とは思いたくないけどね」と、強い不信感を露わにしています。
ksonさんによると、VShojoの声明の翌日、所属タレント全員にDiscordを通じて「倒産の手続きに入る」という連絡が一斉に届いたとのことです。 彼女は、「さんざん無視、うそを繰り返されたので、もう何を信じていいのか本当にわからなくて」と、これまでの経緯に対する深い困惑を語り、今後はタレントと自身のマネージャーを除く「全員悪人」というスタンスを取ることにしたと説明しました。 この一連の告発と事務所の「倒産」報道は、VTuber業界のビジネスモデルや契約の透明性について、改めて大きな議論を巻き起こしています。
混沌を極めるVTuber業界の裏側:VShojoの「資金難」とタレント離脱の波
ksonさんのVShojo脱退と、それに伴う報酬未払いや「倒産」の告発は、VTuber業界の抱える深い問題を浮き彫りにしました。この問題は、ksonさん一人に留まらず、VShojoに所属する多くのタレント、そして業界全体に大きな波紋を広げています。
まず、VShojoが発表した「事業終了」は、その背景に深刻な資金難があったことを示唆しています。 2022年に13億円もの資金調達を行ったとされる企業が、わずか数年で「倒産の手続きに入る」状況に陥ったことは、経営の透明性や資金運用に対する強い疑念を抱かせます。 特に、チャリティ目的で集められた多額の寄付金が「知らずに使い込まれた」というVShojo側の説明は、社会的な責任を問われる事態へと発展しています。
ksonさんの告発に先立ち、同じくVShojo所属だったアイアンマウスさんも、チャリティ支援金約7400万円の未払いを公にしました。 この告発が引き金となり、VTuber業界では所属事務所の不誠実な対応や金銭トラブルに関する情報が次々と表面化する事態となりました。
VShojoのタレント陣からは、ksonさんとアイアンマウスさん以外にも、相次いで脱退の発表が続いています。Haruka Karibu、Hime Hajime、Henya the Genius、そしてVShojo NOVAの全メンバーがVShojoからの離脱を表明しました。 これらのタレントたちは、それぞれがファンに向けてメッセージを発信し、今後は独立して活動を続ける意向を示しています。 この一連の動きは、VShojoの現在のタレントロスターが事実上「完全崩壊」したことを意味し、業界内でのVShojoの存在感が大きく揺らいでいることを示しています。
過去にも、VShojoからはNyatasha Nyannersさんが2023年4月に脱退しており、彼女も報酬の未払いを主張していたと報じられています。 さらに、タレントだけでなく、VShojoに作品を提供したアーティストや音楽プロデューサーからも、報酬が支払われていないという同様の主張が複数上がっているとのことです。 アイアンマウスさんやMichiさん、Zenさんといった元所属メンバーは、これらの未払い金問題を解決しようと尽力している状況です。
このような状況は、VTuberという新しいエンターテイメント形態が急速に成長する一方で、それを支える事務所側のガバナンスや契約関係の不透明さ、そして金銭管理のずさんさが露呈した形と言えるでしょう。特に、ファンからの善意で集められたチャリティ資金が適切に管理されていなかったという疑惑は、VTuber業界全体の信頼性にも影響を与えかねない深刻な問題です。
フィギュアメーカーであるタイトーも、この騒動を受けて、ksonさんの水着フィギュアの予約受付を一時停止する対応を取りました。 これは、フィギュアがVShojo所属時のモデルであること、そして事務所の閉鎖という状況下での発売について、関係各所との調整が必要と判断されたためです。 しかし、タイトーは発売中止ではなく、ksonさん個人との連携を通じて、ファンにとって最善の形で販売できるよう引き続き尽力するとコメントしており、ksonさんへの配慮が伺えます。
今回のVShojoを巡る一連の騒動は、VTuber業界におけるタレントと事務所の関係性、契約の透明性、そして金銭管理の重要性を改めて問い直す契機となっています。特に、VTuberという人気商売の裏側で、才能あるクリエイターたちが不当な扱いを受けていた可能性が指摘されることは、ファンにとっても非常に残念なことです。
ksonの決断と未来への宣言:「中間業者から搾取していく」独立への強い意志
VShojoを脱退し、金銭トラブルを公にしたksonさんは、この困難な状況を乗り越え、自身の活動を継続していく強い意志を明確に示しています。彼女の言葉からは、今後の活動に対する覚悟と、業界への新たな提言が見て取れます。
7月28日の配信で、ksonさんはVShojoの「倒産」を受け、今後の活動について言及しました。彼女は、これまでの事務所との「さんざん無視、うそを繰り返された」経験から、「もう何を信じていいのか本当にわからなくて」と正直な胸の内を吐露しています。 そして、今後は「タレント以外と自身のマネージャーを除き、『全員悪人』というスタンスを取ることにした」とまで言い切るほど、強い不信感を抱いていることが伺えます。
このような状況にもかかわらず、ksonさんは決して活動を止めることはありません。彼女は、今後騙されないようにするためには、報酬を先払いにしてもらうのが一番だとしつつも、周囲から会社の立ち上げを勧められていることに対し、「騙し騙されみたいな世界で私がそんなことをしたとて、また騙されるだけですよ」と述べ、安易な会社設立には否定的な見解を示しました。
しかし、その一方で、彼女は非常に前向きで力強い言葉を口にしています。YouTube活動について「YouTuberは普通に働いている人に比べると『何百倍も自分のやりたいことができてるっていう意味では楽』だ」と語り、今後は「私が中間業者から搾取していくぐらいの気持ちでやっていこうと思います」と宣言しました。 この発言は、単なる個人勢としての活動継続に留まらず、これまでの苦い経験を踏まえ、自らが主体的にビジネスを展開し、不当な搾取から身を守るという、強いプロ意識と戦略的な思考が垣間見えます。彼女は、「ロクなやつがいない」「ちょっと性格悪いぐらいじゃないとやっていけない業界」という厳しいVTuber業界で生き抜くための、新たな決意を固めたと言えるでしょう。
ksonさんは、VShojoに加入する以前から個人勢として活動しており、2016年からの長いキャリアを持っています。 2021年に以前所属していた大手事務所を退所した後、個人活動に戻った時期は「楽しくなくなってしまい、しばらく苦しんだ」経験もあるとされていますが、今回の脱退は、その時とは異なる、より強固な覚悟と自信を持って下された決断であると推測されます。
彼女は、個人勢としての活動に戻るにあたり、ファンやクリエイター仲間から多大な愛情とサポートを受けています。 これは、ksonさんがこれまで築き上げてきた強固なファンベースと、業界内での信頼の証でもあります。彼女の「図太く生きていく」という宣言は、単なる強がりではなく、これまでの経験と実績に裏打ちされた、確固たる信念の表れと言えるでしょう。
今後のksonさんの活動は、中間業者に頼らず、より直接的にファンと繋がり、自身のクリエイティブな活動を最大化する方向へとシフトしていく可能性が高いです。自身のYouTubeチャンネル「kson ONAIR」での配信や、Twitchでの活動を中心に、より自由度の高い、彼女らしいコンテンツを届けてくれることでしょう。 また、今回の経験を踏まえ、他のVTuberやクリエイターが同様の被害に遭わないよう、業界の健全化に向けた新たなムーブメントの一端を担う可能性も秘めています。
ksonさんの決断は、VTuberという個人が主体となるエンターテイメントが、いかにして複雑な業界構造と向き合い、自らの価値を守っていくかという、現代のクリエイターにとっての重要な問いに対する、一つの答えを示すものとなるかもしれません。
騒動下でも止まらないksonの活動:グッズ展開とファンイベントの最新情報
VShojoを巡る大きな騒動の最中にありながらも、ksonさんの活動は決して停滞していません。むしろ、その影響力を示すかのように、新たなグッズ展開や今後のイベント情報が続々と発表されています。これは、彼女の持つ強い推進力と、ファンからの揺るぎない支持の証と言えるでしょう。
注目を集める最新グッズ情報:一時停止からの調整
現在、特に注目されているのが、フィギュアブランド「DRESSTA」から発表されたksonさんの水着フィギュアです。 このフィギュアは、ksonさんの水着VTuberモデルを立体化したもので、水鉄砲を持ち、舌を出す挑発的かつやんちゃなポージングが、彼女の魅力を最大限に表現しています。 価格は8,800円(税込)で、予約受付が開始されていましたが、VShojoの脱退・閉鎖騒動を受けて、製造元のタイトーは一時的に予約受付を停止する判断を下しました。
タイトーは、今後の対応について「関係各所と発売に向けた調整・交渉を進め、kson様、アイアンマウス様、そしてお客様にとって最善の形で発売できるよう、引き続き尽力してまいります」とコメントしており、発売中止ではなく、ksonさん個人との連携を通じて販売を継続する方針を示しています。 フィギュアの企画・開発は今回の騒動以前から進められていたものであり、この対応は、クリエイターへの敬意とファンへの配慮が感じられます。最終的な詳細は確定次第、改めて公式サイトなどで告知される予定ですので、続報に期待しましょう。
大人気コラボ「レッツゴー!陰陽師」との再共演
2025年1月31日から2月9日までの期間、ksonさんは大人気楽曲作品『レッツゴー!陰陽師』とのコラボグッズ第1.5弾の受注販売を行いました。 この異色のコラボレーションは、VTuberシーンで広く知られるksonさんが、「陰陽師(矢部野彦麿)」と「巫女(琴姫)」の姿に変身するというユニークな企画で、ファンを大いに沸かせました。
今回の1.5弾では、ライトが灯るアクリルスタンド(各5,000円・税込)や、ksonさんらしい総柄Tシャツ(全3色、各8,000円・税込)、実用性の高い多機能充電器(4,000mAh、6,900円・税込)など、魅力的な新作アイテムが多数登場しました。 特にアクリルスタンドは、老舗の陰陽師バージョンと神秘的な巫女バージョンの2種類が用意され、その透明度と輝きで部屋やデスクの飾りに最適だと評判を呼びました。 総柄TシャツはMから5XLまで幅広いサイズ展開があり、普段使いにも最適です。
さらに、オンラインストアで一定額以上購入すると、特典としてksonさんのボイスメールがもらえるキャンペーンや、抽選で直筆サイン入りのPOPが手に入るチャンスも用意され、ファンにとっては嬉しい特典が盛りだくさんでした。 これらの商品は2025年4月上旬から中旬にかけて発送される予定となっており、コラボグッズを手にしたファンからは喜びの声が上がっています。
熱狂を生んだファンイベントの軌跡と未来
ksonさんは、過去にも数々の大型ファンイベントを成功させてきました。
* **「Kson Japan Fan Meeting」**:2023年11月30日には、日本で初となるオフラインファンミーティング「Kson Japan Fan Meeting」をTHE GARDEN HALLで開催しました。 これは、ksonさんが「日本のファンに感謝を伝えたい」という熱い想いから実現したイベントで、一次会と二次会の二部構成で行われました。 一次会ではプチライブやミニゲーム、ゲストとのトークショーが繰り広げられ、会場は熱気に包まれました。 二次会では、ksonさんが各テーブルを回って直接会話をするキャバクラ形式のVIP向けコンテンツが提供され、ファンにとって貴重な体験となりました。
* **「Kson組 組長生誕総會」**:2024年6月22日には、神田明神ホールで国内2回目となるファンミーティングイベント「Kson組 組長生誕総會」が開催されました。 このイベントでは、生誕総會オリジナルグッズの販売も行われ、特に数量限定の超VIPチケット(10万円)とVIPチケット(3万円)は販売開始後わずか数分で完売するという、驚異的な人気ぶりを見せました。 このイベントは「皆と遊ぶ」をテーマに、プチライブやトークショー、ミニゲーム、プレゼント企画など、インタラクティブ性の高い内容で構成され、日本のファンだけでなく、カリフォルニアから来場したファンも一体となって楽しむ姿が印象的でした。
* **「Kson & Guutara Halloween Party in Taiwan 2024」**:2024年10月30日には、台湾で初のツーマンイベント「Kson & Guutara Halloween Party in Taiwan 2024」を開催。 ksonさんとぐーたらのライブのほか、ファンとの交流ができるゲームコーナーも設けられ、デュエットソング披露の際には最高潮の盛り上がりを見せました。
* **3周年記念配信**:2024年10月16日には、活動3周年記念配信「kson3周年でこれいしょん」を実施。 この配信では、同じくVShojo所属だったHenyaさんとのTOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)カバー曲のフルバージョンMVが公開され、大きな話題となりました。 また、配信に登場したデコトラデザインのデスクマットやマグカップ、めがねおきアクスタなど、活動3周年を記念した豪華なグッズも販売されました。
2025年夏の新たなライブ出演
そして、2025年夏には、早くも新たなライブイベントへの出演が決定しています。
* **四獣乱舞**:2025年8月4日(月)には、東京都 下北沢SHELTERで開催されるライブイベント「四獣乱舞」に、CozyLand、ジュウと共にksonさんが出演予定です。
* **テラスセカイ vol.02**:続く2025年8月10日(日)には、東京都 秋葉原エンタスで開催される「2.5次元アーティスト×アニソンDJ「テラスセカイ vol.02」」にも、A.m.A、DJ AiMらと共に出演が決定しています。
これらの情報は、VShojoとのトラブルが報じられた直近のものであり、ksonさんが個人勢として、精力的に活動を続けていることを強く裏付けています。彼女は、このような困難な状況下でも、ファンとの約束を果たすべく、様々な形でエンターテイメントを提供し続けているのです。今後のイベントやグッズ展開にも、引き続き注目が集まることでしょう。
数字が語るksonの強さ:揺るがないYouTubeチャンネルの成長と影響力
ksonさんの影響力と人気の高さは、彼女のYouTubeチャンネルの具体的な数字からも明確に見て取れます。VShojoとのトラブルという大きな逆境に直面しながらも、彼女のチャンネルは堅調な成長を続け、そのコミュニティの強固さを示しています。
ksonさんのメインチャンネルである「kson ONAIR」のチャンネル登録者数は、2025年7月1日時点で130万人を突破しています。 そして、最新のデータでは132万人にまで増加しており、その勢いは衰えることを知りません。 総再生回数は99.7M回、つまり9970万回を超えており、投稿された動画数は1294本に達しています。 これは、彼女がVTuberとして、またストリーマーとして、いかに多くのコンテンツを長期間にわたって提供し、視聴者を魅了してきたかの証拠と言えるでしょう。
特に注目すべきは、今回のVShojoとの騒動が公になって以降の彼女の動画再生回数です。例えば、7月28日に公開された「【VShojo倒産】新情報来たけど全員悪人、誰も信じないが正解」と題する動画は、公開からわずか数日で85万回以上の再生回数を記録しています。 また、その4日前に公開された「【何もかもウソでした】VShojo終了、実際に起きてたこと・私が今言えること全部【真実はどこに】」という動画も、85万回を超える再生回数を叩き出しています。 これらの数字は、ファンがksonさんの発言にどれほど注目し、彼女の状況を心配し、応援しているかを示しています。
さらに、彼女はYouTubeだけでなく、Twitchでも活発に活動しており、2025年5月7日時点でのフォロワー数は34.5万人に達しています。 YouTubeとTwitchという二つの主要なプラットフォームで、これだけ大規模なフォロワーと視聴者を獲得していることは、彼女が多様なコンテンツを提供し、幅広い層のファンに支持されていることを物語っています。
ksonさんは2016年に来日し、ニコニコ動画でのゲーム実況動画投稿を皮切りに活動を開始しました。 その後YouTubeへと活動の場を広げ、「南部式英語教室」のような教育系コンテンツから、ゲーム実況、雑談、そしてVTuberとしての「kson総長」の姿まで、多岐にわたる配信を行っています。 2020年8月にはYouTubeチャンネル登録者数10万人を達成し、2021年11月には100万人を突破するなど、着実にその影響力を拡大してきました。
今回のVShojo脱退と「倒産」という一連の騒動は、本来であればクリエイターの活動に大きなダメージを与えかねない出来事です。しかし、ksonさんの場合、むしろ彼女自身の言葉で真実を語り、前向きな姿勢を示したことで、ファンとの絆を一層深め、その支持基盤を強固なものにしているように見受けられます。YouTubeのコメント欄には、彼女を応援し、今後の活動を期待する声が多数寄せられており、彼女のコミュニティが非常に強固であることが伺えます。
これらの数字は、ksonさんがVTuberという枠にとらわれず、一個のクリエイターとして、コンテンツの力と人間性で多くの人々を惹きつけていることを証明しています。厳しい状況を乗り越え、さらに力強く歩みを進めるksonさんの「図太く生きていく」という言葉は、まさにその揺るぎない人気と影響力に裏打ちされていると言えるでしょう。
まとめ
2025年の夏、VTuber業界は未曽有の激動に揺れました。その中心にいたのが、多くのファンから愛されるストリーマー兼VTuberのksonさんです。彼女は、長らく所属していたVTuberエージェンシー「VShojo」からの電撃脱退を発表し、その背景には数千万円規模に及ぶ報酬未払いや、VShojoの「倒産」という衝撃的な事実がありました。同僚のアイアンマウスさんのチャリティ支援金未払い告発に端を発したこの一連の騒動は、VTuber業界の契約関係や金銭管理の透明性に対し、大きな警鐘を鳴らすものとなりました。
ksonさんは、2024年9月以降の報酬が未払いであること、ファンへのグッズ発送の遅延があったことなどを具体的に告発。 VShojoが2022年に13億円の資金調達を行ったにもかかわらず、2025年に「倒産の手続きに入る」と告げたこと、そしてチャリティ資金の不適切な使用疑惑に対し、「知らなかった」という事務所側の説明に強い疑問を呈しました。 この経験から、彼女は「全員悪人」というスタンスで臨むと述べ、「中間業者から搾取していくぐらいの気持ちでやっていこうと思います」と、独立したクリエイターとしての強い意志と、今後の活動に対する前向きな覚悟を表明しています。
このような困難な状況にもかかわらず、ksonさんの活動は決して止まることはありません。タイトーから発表された水着フィギュアは、VShojoとの調整を経て販売継続に向けた動きが見られ、ファンは今後の詳細発表を心待ちにしています。 また、2025年1月から2月にかけて実施された『レッツゴー!陰陽師』とのコラボグッズ第1.5弾は、アクリルスタンドや総柄Tシャツ、多機能充電器など魅力的なアイテムが多数登場し、大きな話題を呼びました。 過去には「Kson組 組長生誕総會」や「Kson Japan Fan Meeting」といった大型ファンイベントを成功させ、超VIPチケットが数分で完売するなど、その人気ぶりは圧倒的です。 さらに、2025年8月には「四獣乱舞」や「テラスセカイ vol.02」といったライブイベントへの出演も控えており、精力的な活動が続いています。
YouTubeチャンネル「kson ONAIR」の登録者数は132万人を突破し、総再生回数は1億回に迫る勢いです。 今回の騒動に関する動画は軒並み数十万回以上の再生数を記録しており、ksonさんの発言に対する世間の注目度と、強固なファンベースの存在を改めて示しました。彼女はVTuberとしてだけでなく、ストリーマーとして、また『龍が如く』シリーズへの出演経験を持つなど、多様な分野で活躍し、常に新しい挑戦を続けています。
ksonさんの今回の経験は、VTuber業界の構造的な課題を浮き彫りにしましたが、同時に、彼女自身の強さと適応能力、そしてファンとの深い絆を再確認する機会ともなりました。独立した個人勢として、より自由な発想でコンテンツを創造し、直接ファンと繋がることで、彼女はこれからもVTuberシーンのトップランナーとして、私たちに驚きと感動を与え続けてくれることでしょう。「図太く生きていく」と宣言したksonさんの今後の動向から、ますます目が離せません。