【9割が知らない】歩数計がカウントされないのはなぜ?スマホ設定の罠と7つの即効解決策
「あれ、こんなに歩いたのに…?」そのガッカリ、今日で終わりにしませんか?
毎日コツコツ続けているウォーキング。健康のため、ダイエットのため、あるいはポイ活のため。目的はそれぞれですが、スマホの歩数計アプリを開いて、思ったより数字が伸びていないと、なんだかガッカリしてしまいますよね。「今日は結構歩いたはずなのに、なんでカウントされないの?」「もしかして、スマホが壊れた?」そんな不安やモヤモヤを抱えているあなたへ。
この記事を読めば、もう大丈夫です。なぜあなたの頑張りが正しく記録されないのか、その原因がスッキリと解明できます。そして、ほとんどの場合、驚くほど簡単な設定の見直しや、ちょっとした工夫で解決できるんです。この記事を読み終える頃には、あなたは「歩数計マスター」になり、明日からのウォー-キングがもっと楽しく、もっと確実なものになっているはずです。
結論:歩数計がカウントされない原因は、ほぼ「設定ミス」か「使い方」にあり!
「いろいろ書いてあっても、結局何が原因なの?」そう思いますよね。先に結論からお伝えします。歩数計がカウントされない主な原因は、大きく分けて以下の4つに集約されます。
- . スマホ本体の基本設定ミス:意外な落とし穴が潜んでいます。
- . アプリへの許可が出ていない:スマホが歩数をアプリに教えてあげられていません。
- . スマホの持ち方・環境の問題:あなたの歩き方、スマホの居場所が影響しているかもしれません。
- . ハードウェア(センサー)の不具合:可能性は低いですが、ゼロではありません。
- 3軸で動きをキャッチ!
- このセンサーは「3軸加速度センサー」とも呼ばれ、縦・横・高さの3方向すべての動きを感知できます。 これにより、私たちが歩くときに生じる特有の「上下の揺れ」や「体の振動」を敏感に捉えることができるのです。
- 歩行パターンを認識
- スマホは、このセンサーが捉えた振動のパターンを分析し、「あ、これは人が歩いている時の揺れだな」と判断して、一歩、二歩とカウントしています。
- 意外な事実:歩き始めはカウントされない?
- 多くの歩数計アプリやスマホでは、誤作動を防ぐために、数秒以上連続して歩行が続かないとカウントを開始しない仕組みになっています。 例えば、デスクから少し立ち上がって数歩動いただけでは、カウントされないことがあるのはこのためです。
- iPhoneの場合:「モーションとフィットネス」
- . 「設定」アプリを開きます。
- . 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- . 「モーションとフィットネス」を選択します。
- . 「フィットネストラッキング」がオン(緑色)になっているか確認しましょう。
- Androidの場合:「身体活動」の権限
- . 「設定」アプリを開きます。
- . 「アプリ」や「アプリと通知」をタップします。
- . 歩数計アプリ(例:Google Fit)や連携させたいアプリを選びます。
- . 「権限」や「アプリの権限」をタップします。
- . 「身体活動」という項目があれば、それを「許可する」に設定します。
- iPhoneの場合:「低電力モード」
- 「設定」→「バッテリー」と進み、「低電力モード」がオフになっているか確認します。
- Androidの場合:「バッテリーセーバー」「省エネモード」など
- 「設定」→「バッテリー」と進み、「バッテリーセーバー」などがオフになっているか確認します。
- 機種によっては「STAMINAモード」や「エコモード」といった独自の名称が使われていることもあります。
- iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- Androidの場合:「設定」→「システム」→「システムアップデート」
- 「設定」→「一般」(または「システム」)→「日付と時刻」と進み、「自動設定」がオンになっているか確認しましょう。
- iPhoneの場合:「ヘルスケア」との連携
- . 「設定」アプリを開きます。
- . 「プライバシーとセキュリティ」→「ヘルスケア」をタップします。
- . 歩数を連携させたいアプリの名前を選びます。
- . 「歩数」や「ウォーキング+ランニングの距離」などの項目をオン(緑色)にします。
- Androidの場合:「Google Fit」との連携
- . 「Google Fit」アプリを開きます。
- . 右下の「プロフィール」をタップします。
- . 右上の歯車アイコン(設定)をタップします。
- . 「接続済みのアプリを管理」を選び、連携したいアプリが表示されているか、正しく連携されているかを確認します。
- iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」
- Androidの場合:機種により異なりますが、「設定」→「アプリ」から各アプリの「バッテリー使用量」などを確認し、「バックグラウンドでの使用を制限しない」といった設定になっているか確認します。
- iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」
- スマホとのペアリングはできていますか?
- 基本中の基本ですが、Bluetooth接続が切れているとデータは同期されません。 スマホのBluetooth設定を一度オン・オフしてみましょう。
- デバイス本体を再起動する
- スマホ同様、スマートウォッチ本体の再起動も有効な手段です。
- 装着方法は正しいですか?
- ベルトが緩すぎると、手首の動きを正確に検知できず、カウントが少なくなることがあります。 適度にフィットさせて装着しましょう。
- ファームウェアは最新ですか?
- スマートウォッチにもOS(ファームウェア)があります。専用アプリなどから、アップデートがないか確認しましょう。
- 原因のほとんどは「設定」か「使い方」! 歩数計がカウントされない原因は、スマホ本体の設定ミス、アプリの権限不足、スマホの持ち方など、ごく基本的なことである場合がほとんどです。
- まずは「再起動」と「アップデート」から試すのが近道! 専門的なことを調べる前に、スマホやアプリの再起動、OSやアプリが最新版になっているかの確認をしてみましょう。これだけで解決することも多いです。
- センサーの仕組みを理解し、正しく持ち運ぼう! 歩数は「加速度センサー」が検知する「揺れ」でカウントされます。体の動きが伝わりやすいズボンのポケットなどに入れるのが、最も正確に記録するコツです。
多くの場合、1と2の「設定」を見直すだけで、あっさりと問題が解決します。さあ、一つずつ丁寧に、あなたのスマホの「なぜ?」を解き明かしていきましょう。
そもそも、どうやって歩数を数えているの?歩数計の知られざる仕組み
解決策に進む前に、ちょっとだけ寄り道です。「そもそもスマホって、どうやって歩数を数えているの?」この仕組みを知ると、なぜカウントされないのか、その原因がより深く理解できます。
実は、あなたのスマホの中には「加速度センサー」という、とても賢い部品が入っています。 これは、スマホの動きや傾き、振動を検知するセンサーです。
この「加速度センサー」が正常に働き、その情報をアプリが正しく受け取ることが、正確な歩数カウントのキモなのです。この基本を頭の片隅に置いておくと、この後の解説が「なるほど!」と腑に落ちるはずですよ。
【原因究明】あなたの「カウントされない」はどれ?原因切り分けチェックリスト
「原因は分かったけど、私の場合はどれに当てはまるの?」そんな方のために、簡単なチェックリストを用意しました。上から順番に確認してみてください。
チェック項目 | YES | NO |
---|---|---|
1. スマホを再起動してみましたか? | 次の項目へ | まずは再起動を試してみてください。 |
2. OSは最新バージョンですか? | 次の項目へ | アップデートを確認しましょう。 |
3. 省電力(低電力)モードはオフになっていますか? | 次の項目へ | 設定を見直しましょう。 |
4. 歩数計アプリは最新バージョンですか? | 次の項目へ | アプリストアで更新を確認しましょう。 |
5. カバンに入れっぱなしにしていませんか? | 持ち方を見直しましょう。 | 次の項目へ |
6. 他の歩数計アプリでもカウントされませんか? | センサー故障の可能性を考えましょう。 | 特定のアプリの問題かもしれません。 |
どうでしたか?このチェックリストで、問題のありかがある程度絞れたのではないでしょうか。では、ここからは各項目をさらに深掘りして、具体的な解決策を見ていきましょう。
【原因1:スマホ本体の設定ミス】9割が見落とす5つのチェックポイント
「アプリはちゃんと入れてるのに…」という方、原因はスマホ本体の「基本設定」にあるかもしれません。自分では触ったつもりがなくても、OSのアップデートなどで設定が変わってしまうことも。灯台下暗し、一緒に確認していきましょう。
①【最重要】「身体活動」や「モーション」の許可、ONになってる?
これがオフになっていると、スマホは歩数を計測するためのセンサーを使うことすらできません。まさに、歩数計の「大元」の設定です。
> 【あるある失敗談】
> 「友人のA子は、新しいスマホにしてから歩数がカウントされないと悩んでいました。アプリを入れ直したり、色々試した結果、なんとこの『モーションとフィットネス』がオフになっていただけだったんです。『こんな基本的なことだったなんて!』と笑っていましたが、意外と多くの人が見落としがちなポイントなんですよ。」
② 犯人は「省電力モード」かも?バッテリー節約の思わぬ副作用
バッテリーを長持ちさせるための「省電力モード(低電力モード)」は非常に便利ですが、これが歩数カウントの邪魔をしている可能性があります。 このモードは、バックグラウンドでのアプリの動作やセンサーの使用を制限することがあるためです。
特に、「もうすぐ充電が切れそう!」と焦って省電力モードにしたまま、歩きに出かけてしまうのはよくあるパターン。一度確認してみてください。
③ OSのバージョンは最新?古いままは不具合のもと
スマートフォンのOS(iOSやAndroid)が古いバージョンのままだと、アプリが正常に動作しなかったり、センサーとの連携に問題が生じたりすることがあります。
セキュリティのためにも、OSは常に最新の状態に保っておくのがおすすめです。
④ 最終手段じゃない!まずは基本の「再起動」
「困ったときの再起動」は、ITの世界の常識です。 スマホを長時間使い続けていると、目に見えないところで小さなエラーが蓄積し、センサーの動作が不安定になることがあります。 何か不具合を感じたら、まずは電源を一度オフにして、 다시 켜보세요。 これだけであっさり解決することも少なくありません。
⑤ 時刻設定のズレが原因?「自動設定」を確認しよう
めったにありませんが、スマホの時刻設定が大きくズレていると、データの同期がうまくいかず、歩数が正しく記録されないことがあります。
【原因2:アプリの設定・権限の問題】スマホとアプリの連携、大丈夫?
スマホ本体の設定は完璧。それでもカウントされない場合、次に疑うべきは「アプリ側」の設定です。特に、健康管理アプリやポイ活アプリを使っている方は要チェックです。
① 「ヘルスケア」や「Google Fit」へのアクセスを許可していますか?
多くの歩数計連携アプリは、iPhoneなら「ヘルスケア」、Androidなら「Google Fit」という、OS標準の健康管理アプリを介して歩数データを取得しています。 そのため、これらの大元アプリへのアクセスを許可してあげる必要があります。
> 【プロの視点】
> 「ポイ活アプリなどを新しく入れた際に、『あとで設定しよう』と思って許可の画面をスキップしてしまう方が意外と多いんです。アプリの初回起動時に表示される許可のポップアップは、内容をしっかり確認して許可するのが、後々のトラブルを避けるコツですよ。」
② バックグラウンド更新がオフだと、アプリが眠ってしまう
アプリを閉じた後も、裏側でデータを更新したり情報を取得したりするのが「バックグラウンド更新」です。これがオフになっていると、アプリを開いている時しか歩数が反映されない、といったことが起こり得ます。
③ アプリは最新版?アップデートで不具合が解消されることも
OSのアップデートと同様に、アプリ自体のアップデートも重要です。 古いバージョンのままだと、最新のOSに対応できず不具合が発生することがあります。アプリストアを定期的にチェックして、アップデートがないか確認する習慣をつけましょう。
【原因3:持ち方と環境】あなたの歩き方、スマホは正しく検知できてる?
設定はすべて見直したのに、まだおかしい…?もしかしたら、原因はスマホの「持ち方」や「環境」にあるのかもしれません。加速度センサーは非常に敏感なので、どこにスマホを置くかでカウント精度が大きく変わることがあります。
カウントされやすい場所、されにくい場所
持ち運び方 | カウント精度 | 理由 |
---|---|---|
ズボンのポケット | ◎(非常に良い) | 体の動きや振動が直接伝わりやすく、歩行パターンを最も認識しやすい。 |
ウエストポーチ | ○(良い) | 体に密着しているため、比較的正確にカウントされやすい。 |
上着の胸ポケット | ○(良い) | ズボンのポケット同様、体の動きを捉えやすいです。 |
手に持って歩く | △(普通) | 腕の振り方によってはカウントされすぎたり、逆にされにくかったりする。 |
カバンの中 | ×(悪い) | カバンの中でスマホが揺れ動き、歩行の振動が正しく伝わらないことが多い。 |
リュックの中 | ×(悪い) | 特に大きなリュックだと、体の動きがほとんど伝わらず、カウントされにくい。 |
> 【SNSでのリアルな声】
> 「ウォーキング仲間と歩数競争してるんだけど、いつも私だけ少ないのが悩みだった。理由を探ったら、私がいつもトートバッグにスマホをポイっと入れてたからだったみたい!ズボンのポケットに入れるようにしたら、ちゃんとカウントされるようになって感動!」
「デスクワーク中のちょこちょこ歩き」がカウントされない理由
先述の通り、多くのスマホは誤カウントを防ぐために、ある程度の時間(例えば4秒以上)連続して歩かないと歩数として認識しません。 そのため、オフィス内でコピーを取りに行く、トイレに行くといった数歩の移動は、カウントされないことが多いのです。これは故障ではなく、仕様なので覚えておきましょう。
乗り物での振動は「誤カウント」のもと
電車やバスに乗っているだけで、歩数がどんどん増えてしまった経験はありませんか? これは、乗り物の揺れや振動を加速度センサーが「歩行」だと勘違いしてしまうために起こります。 これを防ぐためには、乗り物に乗る際は一時的に歩数計アプリをオフにするか、機内モードにするなどの対策が有効です。
【原因4:ハードウェアの故障?】最終手段と見極め方
ここまで全ての対策を試しても全くカウントされない場合、ごく稀ですがスマホ本体の「加速度センサー」が故障している可能性も考えられます。 修理に出す前に、本当に故障なのかを自分で切り分ける方法をいくつかご紹介します。
① 他のアプリでセンサーの動作を確認する
特定の歩数計アプリだけの問題か、スマホ本体の問題かを確認するために、別の歩数計アプリをインストールして試してみるのが一番手っ取り早い方法です。 どのアプリを使っても全くカウントされない場合は、センサーの不具合が疑われます。
また、意外な方法として「水平器アプリ」や、一部のゲームアプリ(端末を傾けて操作するものなど)を使ってみるのも有効です。 これらが正常に動作しない場合も、加速度センサーやジャイロセンサーに問題がある可能性があります。
② 全ての設定をリセットしてみる(最終手段)
何をやってもダメな場合の最終手段として、「すべての設定をリセット」するという方法があります。これはデータは消えませんが、Wi-Fiのパスワードや壁紙など、これまでに行った設定が初期状態に戻ります。実行する際は、何がリセットされるのかをよく確認してからにしましょう。
③ 修理の相談先
セルフチェックでセンサーの故障が濃厚になった場合は、契約している携帯キャリアのショップや、Apple Store、スマホの修理専門店に相談しましょう。
【番外編】スマートウォッチや活動量計でカウントされない時の対処法
最近はスマートウォッチで歩数を計測している方も多いですよね。スマートウォッチでうまくカウントされない場合は、以下の点を確認してみてください。
まとめ
長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました。「歩数計がカウントされないのはなぜ?」という疑問、スッキリ解消できたでしょうか。最後に、今回のポイントをもう一度おさらいしましょう。
せっかくのウォーキング、あなたの頑張りを一歩たりとも無駄にしてほしくありません。今回ご紹介した方法で設定を見直して、明日からは気持ちよく一歩を踏み出してください。あなたの毎日の健康習慣が、正しく、そして楽しく記録されていくことを心から応援しています!