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青山学院大学陸上競技部員・皆渡星七さん死去

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皆渡星七さんの死去と青山学院大学陸上競技部の発表

青山学院大学陸上競技部は2月21日、公式ホームページ上で3年生の皆渡星七さんが亡くなったことを発表しました。皆渡さんは21歳でした。発表文では、皆渡さんが昨年度の箱根駅伝や今年度の全日本大学駅伝のエントリーメンバーとしてチームに貢献したことを称え、深い悲しみと喪失感を抱いているものの、皆渡さんの残した思い出を胸に前進していくと述べています。 発表文は、皆渡さんへの感謝と敬意を表し、温かく見守ってほしいという願いと共に、心よりご冥福をお祈りするという言葉で締めくくられています。複数の報道機関が、青山学院大学陸上競技部からの発表内容を詳細に報じています。 発表を受け、多くの関係者から哀悼の意が表明されています。

皆渡星七さんの闘病とSNSでの発信

皆渡さんは1月、自身のSNSで昨年11月に悪性リンパ腫と診断され、闘病中であることを公表していました。「がんになっても箱根を目指したい」という強い意志を表明し、治療とリハビリの様子を記録・発信していくことを計画していました。 SNSの投稿では、自身のポジティブな思考や内面的な成長をアウトプットしたいという意欲も示しており、多くのフォロワーから励ましのメッセージが寄せられていました。 1月21日には、「誰かの少しでも前向きな気持ちになれるきっかけになれば、最高にうれしいなと思います」と記した投稿が最後の投稿となりました。

原晋監督のコメントと「あいたいね大作戦」

青山学院大学陸上競技部の原晋監督は、皆渡さんの訃報に「早すぎる」と深い悲しみを表しました。 原監督は、箱根駅伝直前のチームミーティングに皆渡さんが入院先からリモートで参加し、チームメイトを励ましたことなどを明かし、第101回箱根駅伝優勝には皆渡さんの力があったと語っています。 また、原監督は、第101回箱根駅伝に向けて「あいたいね大作戦」を発令しており、優勝後に「大成功です」と発言していましたが、皆渡さんの病気が公表された後も、皆渡さんがチームに戻ってきた時に初めて完結する作戦だと述べていたことを明らかにしました。

皆渡星七さんの経歴と記録

皆渡星七さんは2004年2月2日生まれ、大阪府豊中市出身です。2022年に関西大学北陽高等学校から青山学院大学経営学部に入学しました。 2年次には第100回箱根駅伝の登録メンバー16人に選ばれ、自己ベスト記録は5000メートル13分51秒38、1万メートル28分49秒30、ハーフマラソン1時間3分30秒、30キロ1時間33分35秒でした。 身長178センチ、体重60キロでした。 大学在学中は、箱根駅伝や全日本大学駅伝のエントリーメンバーとして活躍し、チームのムードメーカーとして知られていました。

皆渡星七さんへの追悼とチームの今後

皆渡さんの訃報は、青山学院大学陸上競技部だけでなく、箱根駅伝ファンや陸上競技関係者に大きな衝撃を与えました。 多くの関係者から、皆渡さんへの哀悼の意が表明され、その明るさと前向きな姿勢、そして努力を称える声が聞かれています。 青山学院大学陸上競技部は、皆渡さんの残した思い出を胸に、今後の活動に臨むと発表しています。 新キャプテンの黒田朝日選手は、皆渡さんの出身地である大阪で行われる大阪マラソンに向けて練習を続けると報じられています。

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