無双アビス:無双シリーズ初のローグライトアクションゲーム、本日配信開始
ゲーム概要と特徴
『無双アビス』は、コーエーテクモゲームスより2025年2月13日に配信開始された、ダウンロード専売のローグライト無双アクションゲームです。対応プラットフォームはNintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、PC(Steam)で、パッケージ版は販売されません。希望小売価格は通常版が税込2,970円です。「スタートダッシュエディション」(税込4,950円)と「フルコスチュームエディション」(税込9,680円)も用意されており、それぞれ追加コスチュームやゲーム内アイテムが付属します。本作は、「無双」シリーズお馴染みの爽快な一騎当千アクションをローグライト要素と融合させた点が最大の特徴です。舞台は「冥土」と呼ばれる地獄をモチーフとした世界で、プレイヤーは冥土の王「エンマ」(CV:ファイルーズあい)の要請を受け、古の邪なる存在「ゴウマ」を討伐するため、亡者たちが待ち受けるダンジョンに挑みます。
ゲームシステム:無双アクションとローグライト要素の融合
ゲームプレイの中心となるのは、クォータービュー視点のハイスピードな無双アクションです。全方位から押し寄せる大量の敵を、通常攻撃とチャージ攻撃を駆使して爽快に撃破していきます。敵の攻撃には予兆が表示されるため、回避や攻撃阻止スキルを駆使した戦略的な戦闘が求められます。 単純な回避連打だけでなく、状況に応じた判断力が重要になります。 また、本作独自の要素として、最大6人の英傑(キャラクター)を召喚できる「英傑召喚」システムがあります。各チャージ攻撃後に発動可能で、召喚された英傑は自動で攻撃を行い、プレイヤーを支援します。さらに、ゲージを溜めることで、編成した全ての英傑を召喚し続ける強力な「一斉召喚」も使用可能です。「無双乱舞」なども搭載されており、シリーズファンにも馴染みやすい要素が盛り込まれています。
キャラクターと育成要素
『無双アビス』には、『真・三國無双』シリーズと『戦国無双』シリーズを中心に、100体以上の英傑が登場します。プレイヤーは、最初に1体を選び、操作キャラクターとしてプレイを進めます。ゲームを進める中で、新たな英傑を仲間にすることができ、「英傑召喚」で戦闘に呼び出せます。英傑はそれぞれ固有の能力や召喚技を持っており、組み合わせによって様々な戦略が可能です。 登場する英傑は約100体で、発売後も無料アップデートで30体以上の追加キャラクターが予定されています。各英傑は、戦闘中に獲得できる「印」を集めることで強化できます。「印」にはステータス上昇効果や属性効果などがあり、組み合わせ次第で英傑の能力を大きく変えることができます。 また、英傑には「固有戦法」という強力な特殊能力があり、特定の「特殊印」を揃えることで発動します。 さらに、各英傑にはユニーク武器が存在し、入手することで新たな能力が解放されます。これらの要素を組み合わせることで、160億通り以上のバトルスタイルが実現しています。
ローグライト要素とゲーム進行
ローグライト要素として、ダンジョンはランダム生成され、各階層で進むルートや遭遇する敵、入手できるアイテムなどが毎回変化します。体力0になるとゲームオーバーとなり、その周回で得た仲間やアイテムはリセットされますが、操作キャラクターのレベルは「累計レベル」として蓄積され、次の挑戦に活かすことができます。累計レベルを上げることで、キャラクターをカンストまで育成することも可能です。 ダンジョン内には、敵を倒したり宝箱を開けたりすることで「業蛍火」という通貨を獲得できます。これは、新たな英傑を解放したり、アイテムを購入したりする際に使用します。 ダンジョンには複数の分岐があり、プレイヤーは自身の戦力や目標に合わせてルートを選択する必要があります。各階層のボスを倒すと「遺宝」を入手でき、これによりゲームバランスに大きな影響を与える強力な効果を得ることができます。
ゲーム性と評価
レビュー記事によると、『無双アビス』は、無双シリーズらしい爽快なアクションと、ローグライト特有のやり込み要素が絶妙に融合した作品であり、中毒性が高いと評価されています。 シンプルながらも奥深いビルド構築や、戦略性のある戦闘、そして膨大なプレイボリュームは、多くのプレイヤーを魅了するでしょう。しかし、情報量が多く複雑なシステムは、慣れるまで戸惑う可能性もあります。
まとめ
『無双アビス』は、無双シリーズの新たな挑戦と言える作品です。従来の無双アクションにローグライト要素を加えることで、戦略性とリプレイ性が高く、何度もプレイしたくなる中毒性のあるゲームに仕上がっています。無双シリーズファンはもちろん、ローグライトゲームが好きな方にもおすすめです。