2025年猫の日:様々な企業が展開する猫をテーマにしたキャンペーンと商品
カルディコーヒーファームの「猫の日バッグ プレミアム」
カルディコーヒーファームは、毎年猫の日に合わせて猫の日バッグを発売しています。2025年も、人気のため事前抽選制となっていますが、ブロガーのタマ・アニさんは「プレミアム」版への当選を果たし、その内容を詳細にレポートしています。2,800円(税込)のバッグには、キャンバストートバッグ(縦27×横34×マチ13cm、持ち手39cm、内外ポケット付き、ネコ柄裏地)、ステンレスミニボトル(160ml、保温・保冷機能付き)、ジャンナッツ・オリジナルティーフィルター(50枚入)、2月始まり猫カレンダー(2025年2月~2026年2月)、ジャンナッツ ポムダムール アップルティー(40g)、オリジナルマドレーヌ(2個入)、オリジナルコーヒーチョコレート(6個入)が含まれています。キャンバストートバッグは白と黒の猫のイラストが目を惹くデザインで、普段使いに最適な大きさです。 その他アイテムも猫をモチーフにしたデザインや、猫の日を意識した内容となっており、大変お得なセット内容となっています。タマ・アニさんは、この内容を「2,800円……お得すぎない?」と評し、猫好きであれば挑戦する価値があると結論づけています。商品は2月25日(火)まで受取可能で、2月26日(水)以降は店頭販売される可能性もあります。
セブン-イレブン・ジャパンの「にゃんこ発見!」キャンペーン
セブン-イレブン・ジャパンは2月14日から「猫の日」に合わせた「にゃんこ発見!」キャンペーンを実施しています。2024年は5種類だった猫の日関連商品を、今年は23種類に拡大しました。 特に注目されているのは、猫の肉球や尻尾をモチーフにした商品です。「肉球ティにゃミス」(299円)は肉球をイメージしたティラミス、「肉球のおだんご きにゃこムース&黒糖ゼリー」(324円)は大福と団子で肉球を表現したスイーツです。パンでは「肉球みたいなミルククリームパン」(194円)や「ねこのしっぽみたいなパン キャラメルホイップ」(181円)が販売されています。 猫関連マーケットの急拡大(ペットフード協会の調査によると、猫の飼育頭数は増加傾向にある)、およびネコノミクス(関西大学の宮本勝浩名誉教授による試算では2025年の経済効果は約2兆9086億円)の高まりが、商品開発の背景にあります。LINEヤフーの調査では、猫の日の認知度が高く、猫関連のコンテンツに触れる消費者が多くいることが分かっています。 2024年のテストマーケティングで好調だったことから、2025年はさらに商品数を増やし、猫の日商戦に本格参入しています。競合他社であるローソンやファミリーマートも猫の日商戦に力を入れており、競争が激化することが予想されます。
その他企業の猫の日関連キャンペーン
PR TIMESの情報によると、複数の企業が猫の日にちなんだキャンペーンや商品を展開しています。株式会社WOWOWは猫だけのライブ配信アプリ「nekochan」で猫の日SP企画を実施し、期間限定スタンプも登場させました。ジェンハイジャパンはNEAKASAの公式サイトで猫の日セールを開催し、最大18,080円OFFの割引を実施しました。さらに、TICA公認キャットショーへの協賛も発表しています。Fun Standard株式会社はリサ・ラーソンなどの猫アイテムの3日間限定セールを実施、株式会社トンカチは猫アイテムが当たるプレゼント企画やセールを実施、株式会社横浜ビール醸造所は猫をデザインしたビール「ピルスニャー」を発売、株式会社白泉社は猫が車に入り込むトラブルに関する注意喚起を行っています。株式会社マツ勘は猫型箸「GOROGORONYAN cat chopsticks」を発売しました。 これらの事例は、猫の日が様々な企業にとってマーケティングの機会となっていることを示しています。
イオンの猫モチーフスイーツ
イオンは2月21日から23日にかけて、猫モチーフのスイーツを限定発売します。 「黒猫のしっぽ」(税込213.84円)は黒猫をイメージしたチョコレートムースとココアスポンジ、ホイップクリームのスイーツです。「肉球にゃめらかプリン」(税込213.84円)は、ピンクの白玉といちごホイップクリームで肉球を表現したプリンです。「ねこモンブにゃん」(税込213.84円)は猫の顔を模したモンブランです。本州・四国のイオン、イオンスタイル約400店舗で販売されますが、販売期間や取り扱いがない店舗がある可能性も考慮する必要があります。
夏目友人帳×ドン・キホーテ コラボレーション
2月22日より、漫画「夏目友人帳」とドン・キホーテのコラボレーションが開始されます。ニャンコ先生やトリプルニャンコ先生をデザインしたオーパーサイズハーフジップスウェット、ジャージトラックパンツ、フェイスタオルなどのドンキホーテ限定グッズが発売されます。
LINEスタンプによる猫の保護・支援
LINEヤフーは、「猫の日」に合わせ、LINEスタンプの制作や購入が猫の保護・支援につながるキャンペーン「LINEスタンプ・絵文字で
猫の日 を盛り上げよう!」を開催します。対象スタンプ・絵文字の売上の一部は、「公益社団法人 アニマル・ドネーション」を通じて、猫関連の支援団体に寄付されます。LINEでは猫をモチーフにしたスタンプが年間15億回以上送信されるなど人気が高く、本企画は4回目の開催となります。これまでの寄付金は累計1,100万円以上に上ります。
西武東戸塚S.C.の猫の日フェア
西武東戸塚S.C.では、2月22日の猫の日に合わせ、「ひがとつ 猫の日フェア」を開催しています。期間中は、猫モチーフのスイーツ、雑貨などが販売されます。パステルでは猫をモチーフにしたプリンやチーズケーキ、バターサンドなどを、ブールミッシュやザ・ガーデン自由が丘ではチョコレートやキャンディーなどを販売します。また、ハニーズ、プラスムーンバット、ウインクなどでは猫モチーフのファッション雑貨を、ロフトやスリープスタイルでは生活雑貨を販売します。さらに、LINEクーポンやTwitterキャンペーンなども実施しています。
日本の猫の日
BBCニュースの記事によると、日本では1987年から2月22日を「猫の日」として祝っており、SNS上では猫に関連する様々なコンテンツが投稿されています。 企業や店舗も猫をテーマにした商品を積極的に展開しています。 また、和歌山電鉄貴志駅の「たま駅長」や、YouTubeで人気の猫「まる」、インターネットミーム「NyanCat」など、日本には多くの有名猫が存在します。 なお、同日は「忍者の日」でもあると紹介されています。