iPhone 16シリーズ発表：Apple Intelligence搭載と大幅な機能強化

iPhone 16とiPhone 16 Plus：Apple Intelligence搭載のスタンダードモデル

iPhone 16とiPhone 16 Plusは、Apple Intelligenceを搭載した新しいパーソナルインテリジェンスシステムのために設計されています。ユーザーのプライバシーを保護しながら、パーソナルコンテキストを理解し、有用で関連性の高いインテリジェンスを提供します。 どちらも新しいA18チップを搭載し、パフォーマンスと効率性が大幅に向上しています。バッテリー駆動時間も大きく改善されており、負荷の高いAAAゲームも可能です。カメラシステムもパワフルにアップグレードされ、2倍の望遠オプションに対応する48MP Fusionカメラ、マクロ写真撮影が可能な新しい超広角カメラを搭載しています。さらに、便利な機能にすばやくアクセスできるアクションボタンも搭載されています。 6.1インチと6.7インチの2つのディスプレイサイズが用意され、ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色の鮮やかなカラーバリエーションが揃っています。予約注文は9月13日（金）から、販売は9月20日（金）から開始されます。価格はiPhone 16が124,800円（税込）または月額3,466円（税込）から、iPhone 16 Plusが139,800円（税込）または月額3,883円（税込）からです。

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Max：プロフェッショナル向け機能と大型ディスプレイ

iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxは、A18 Proチップを搭載し、Apple Intelligenceのために設計されたProモデルです。 より大型のディスプレイサイズ（iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチ）と、Apple製品の中で最も細いベゼルが特徴です。 カメラシステムには、より高速なクアッドピクセルセンサーを搭載した新しい48MP Fusionカメラ、マクロ撮影に対応した新しい48MP超広角カメラ、そして5倍望遠カメラが搭載され、4K 120fpsのドルビービジョンでのビデオ撮影も可能です。 さらに、スタジオ品質のマイクにより、よりリアルなオーディオ録音も実現しています。 バッテリー駆動時間も飛躍的に向上しており、iPhone 16 Pro MaxはiPhone史上最長のバッテリー駆動時間を実現しています。 堅牢なチタニウムデザインを採用し、ブラックチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウムの4つの仕上げが用意されています。 予約注文は9月13日（金）から、販売は9月20日（金）から開始されます。価格はiPhone 16 Proが159,800円（税込）または月額4,438円（税込）から、iPhone 16 Pro Maxが189,800円（税込）または月額5,272円（税込）からです。

Apple Intelligence：プライバシーを重視したパーソナルインテリジェンスシステム

Apple Intelligenceは、AppleシリコンのパワーとAppleが構築した生成モデルを活用した、使いやすいパーソナルインテリジェンスシステムです。ユーザーのプライバシーとセキュリティを維持するために、Private Cloud Computeを採用しています。 初期機能として、システム全体で使える作文ツール（書き直し、校正、要約）、メールアプリの優先メッセージ機能（緊急メッセージの優先表示と要約）、そして再設計されたSiri（より自然で文脈に即したコミュニケーション）が提供されます。 Apple Intelligenceは無料のソフトウェアアップデートとして提供され、初期機能は来月から米国英語で提供開始されます。日本語対応は2025年を予定しています。

新しいカメラ体験：カメラコントロールと高度な撮影機能

iPhone 16シリーズには、ハードウェアとソフトウェアの統合により実現した革新的なカメラコントロールが導入されています。 感圧スイッチ、高精度な感圧センサー、静電容量式センサーにより、カメラの迅速な起動、写真・ビデオ撮影の開始、ズーム、露出、被写界深度などの調整が直感的に行えます。 年内にはビジュアルインテリジェンス機能も追加され、カメラコントロールを長押しすることで、対象物や場所に関する情報を取得できます。 さらに、48MP Fusionカメラによる高解像度撮影、マクロ写真撮影可能な新しい超広角カメラ、空間写真と空間ビデオの撮影、次世代のフォトグラフスタイルによる画像のカスタマイズなどが可能です。ビデオ撮影においては、空間オーディオ対応、オーディオミックスによるサウンド編集、風切り音低減機能も搭載されています。

A18チップとA18 Proチップ：圧倒的なパフォーマンスと電力効率

iPhone 16とiPhone 16 Plusには、A18チップが、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro MaxにはA18 Proチップが搭載されています。 A18チップは、パフォーマンスと電力効率を大幅に向上させ、Apple Intelligenceをさらに加速させます。A18 Proチップは、業界をリードする演算能力を備え、プロフェッショナルなパフォーマンスを実現します。 どちらも第2世代の3ナノメートルテクノロジーで設計されており、アップグレードされたNeural Engine、高速なCPUとGPUを搭載しています。 ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングにより、リアルな光の表現が可能です。 iOS 18のゲームモードにより、安定したフレームレートとワイヤレスアクセサリの高速な反応を実現します。

強化された安全機能とコミュニケーション機能

iPhone 16シリーズは、衛星経由の緊急SOS、衛星経由のメッセージ、緊急SOSライブビデオなどの強化された安全機能を提供します。 衛星経由のメッセージはiMessageやSMSでテキスト、絵文字、Tapbackを送受信できます。緊急SOSライブビデオでは、緊急電話中に対応している緊急サービスの通信司令台とライブビデオ映像や写真を共有できます。 これらの機能は、携帯電話通信やWi-Fiの圏外でも利用可能です。

環境への配慮：再生素材の積極的な活用

iPhone 16シリーズは、環境に配慮した設計となっています。 Apple 2030の目標の一環として、再生可能エネルギーの利用を推進し、再生素材を積極的に使用しています。 iPhone 16とiPhone 16 Plusは、30％以上、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxは25％以上の再生素材を使用しています。 バッテリーは、100％再生コバルトと95％以上の再生リチウムで作られています。 パッケージはすべて繊維を基にした素材で作られており、プラスチックの使用を削減しています。

価格と販売情報

iPhone 16シリーズは、58以上の国と地域で9月13日（金）から予約注文を開始し、9月20日（金）から販売を開始します。一部の国と地域では9月27日（金）から販売開始となります。 iOS 18は9月16日（月）に無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。 Apple Intelligenceは、来年、日本語を含む複数の言語に対応予定です。

その他

本記事の情報は、Apple公式発表資料に基づいて作成されています。 価格、発売日、仕様などは予告なく変更される可能性がありますので、最新の情報はAppleの公式ウェブサイトをご確認ください。

雑談力向上委員会

編集部