次長課長・井上聡 2025年最新動向：テレビ露出減少の裏で輝く多才な活動と進化

はじめに

お笑いコンビ「次長課長」のボケ担当として長年活躍されている井上聡さん。近年、地上波テレビでの露出が減少していると感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、2025年現在、井上さんは「消えた」わけではなく、自身のペースで多岐にわたる活動を展開し、新たなファン層を築き上げています。今回は、次長課長・井上聡さんの直近の活動に焦点を当て、その知られざる魅力と最新動向を深掘りしていきます。

相方・河本準一さんの休養とコンビの絆、そして井上聡さんの「今」

2025年6月、相方の河本準一さんがパニック障害とうつ病を公表し、回復に向けてリハビリ中であることが明らかになりました。このニュースは多くのファンに衝撃を与えましたが、同時に世間の関心は相方である井上聡さんの「今」にも向けられました。井上さんは、河本さんの休養中もコンビとしての活動を継続しており、その絆の強さがうかがえます。

かつて「よしもと男前ランキング」で2006年度から2008年度まで3年連続1位を獲得し殿堂入りを果たした井上さん。 そのクールなルックスと独特のシュールな芸風で人気を博していましたが、2012年に河本さんの母親の生活保護費不正受給問題が浮上して以降、コンビとしての仕事が激減した時期もありました。 しかし、井上さん自身は「テレビに出たいという気持ちはない」と語るなど、自身の意思でテレビ出演に距離を置く選択をしているようです。

直近の動きとしては、2025年7月28日に相方・河本準一さんのInstagramで、野性爆弾ロッシーさんとの3ショットが公開され、井上さんの「雰囲気激変」した現在の姿が話題になりました。 これは、渋谷クロスFMのラジオ番組「次長課長のGOチョウGOキラーンGO」での共演時の写真と見られています。 このように、地上波での露出は減ったものの、ラジオ出演やライブ活動は積極的に行っていることが伺えます。

地上波離れは「干された」わけではない？ 井上聡さんの活動スタンス

井上聡さんが地上波テレビで頻繁に見かけなくなったことで、「干されたのではないか」という憶測が流れることもありました。 しかし、実態としては、井上さん自身がテレビに執着心がないことや、これまでの活動で得た貯蓄があるため、経済的に困窮することなく、自分のやりたい仕事を選んでいるという見方が強いです。

現在の井上さんの活動は、主に以下の4つの柱に分けられます。

お笑いライブへの精力的な出演

井上さんは現在も、お笑い芸人として月に数本のペースでお笑いライブに出演されています。 劇場でのライブは、ファンにとって直接井上さんのネタを楽しめる貴重な機会となっており、コンビとしての活動も継続しています。 2025年1月のインタビューで河本さんが語ったところによると、「月の半分は井上と一緒に舞台や関西の仕事をしている」とのことです。 これは、コンビの解散説を一蹴する、強い絆を示すエピソードと言えるでしょう。

YouTubeチャンネルでの新たな挑戦

井上さんは自身のYouTubeチャンネルを持っており、主にゲーム配信を行っています。 また、同じお笑い芸人であるバッドボーイズ佐田さんのYouTubeチャンネルにも出演するなど、デジタルプラットフォームでの活動も積極的です。 これは、従来のテレビとは異なる形でファンと交流し、新たなファン層を獲得する試みと言えます。2025年7月27日には、野性爆弾ロッシーさんとのYouTube動画も公開されており、その活動の幅広さが伺えます。

BS番組でのレギュラー出演

地上波での出演は稀になっているものの、井上さんはBSのテレビ番組には出演を続けています。 具体的には、「中川家＆コント」（BSフジ）にレギュラー出演しており、芸人としてのスキルを発揮する場を確保しています。

舞台出演とタレント活動

お笑いライブの他にも、舞台への出演やタレント業も継続されています。 吉本興業のプロフィールページでは、2025年8月にもルミネtheよしもとでの公演や「芸人クイズ図鑑」といったライブへの出演予定が掲載されており、精力的な活動が確認できます。

多彩な趣味と人柄：井上聡さんの知られざる魅力

井上聡さんは、お笑い芸人としてだけでなく、その多趣味な一面でも知られています。特にアニメ、漫画、ゲームへの造詣が深く、「オタク系芸人」としても知られています。 中でも人気ゲーム『モンスターハンター』シリーズではプロ並みの腕前を持ち、CMタレントとしても起用された実績があります。 また、フィギュア収集もされており、約2000個ものフィギュアを所有しているとされています。 絵を描くことやソフトビニール収集・製作も趣味として挙げられていますね。

「よしもと男前ランキング」で殿堂入りするほどのルックスを持ちながらも 、天然なキャラクターも魅力の一つと言われています。 相方の河本準一さんも、井上さんのことを「同期一番のバケモノ芸人」と評し、中学時代から企画を考える能力が半端なかったと語っています。 また、明石家さんまさんも井上聡さんについて言及しており、過去に共演した際の印象を語っています。

井上さんの人間関係についても、中学時代の同級生である河本準一さんとは、NSC大阪校13期生として共に芸人の道を歩み始め、1994年にコンビを結成しました。 結成当初は3人組「次長課長社長」でしたが、メンバーの脱退により現在の「次長課長」になったという経緯があります。 喧嘩をしたことがないほど仲が良いとされており、不仲説や解散説はあくまで噂に過ぎないことが伺えます。

まとめ

次長課長・井上聡さんは、2025年現在、地上波テレビでの露出は減少傾向にあるものの、決して「消えた」わけではありません。自身の意思で活動の場を選び、お笑いライブ、YouTubeチャンネルでのゲーム配信、BS番組への出演、そして舞台活動と、多岐にわたる分野で活躍を続けています。

相方・河本準一さんの休養という状況下でも、コンビとしての活動を継続するその絆の強さ、そしてゲームやフィギュアといった多彩な趣味を持つ魅力的な人柄は、今後も多くのファンを惹きつけ続けることでしょう。 井上聡さんの「今」は、テレビ中心の活動から、より個人のペースや興味を追求する「静かな進化」のフェーズに入っていると言えるかもしれません。 これからの次長課長・井上聡さんのさらなる活躍に注目していきましょう。

雑談力向上委員会

編集部