第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会：長野県が史上初4連覇達成

大会概要と結果

2025年1月19日、広島市の平和記念公園前を発着点とする7区間48kmのコースで、第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会が開催されました。47都道府県を代表するランナーたちが、中学生から社会人まで、それぞれの想いを胸にたすきをつなぎました。 大会は1月18日に広島国際会議場で行われた開会式で幕を開け、47チームのキャプテンらが都道府県の旗を持って入場しました。選手宣誓では、滋賀県のキャプテンが、阪神・淡路大震災から30年、広島への原爆投下から80年という節目を迎え、未来の平和へのたすきをつなぐことを誓いました。 激戦の末、長野県が大会新記録となる2時間16分55秒で史上初の4連覇、通算11回目の優勝を達成しました。2位は千葉県、3位は福島県となりました。長野県の5区を走った佐々木哲選手は区間新記録を樹立し、チームの勝利に大きく貢献しました。 NHK総合テレビとNHKプラスで生中継され、特設サイトでもレース速報や選手情報などが提供されました。放送後1週間はNHKプラスで番組の見逃し配信も行われました。

長野県の4連覇

長野県は、1区で濱口大和選手がトップでたすきを渡すなど序盤から好調な走りを見せました。その後、順位を落とす場面もありましたが、5区で佐々木哲選手が区間新記録となる快走でトップに返り咲き、その後は安定した走りでリードを守り抜き、見事4連覇を達成しました。監督の高見澤勝氏は、選手たちの頑張りやサポートしてくれた方々、そして長野チームの歴史を作ってくれた多くの方々への感謝を述べ、来年の5連覇にも意欲を示しました。アンカーの伊藤大志選手は、プレッシャーを感じながらも楽しみながら走り、大きな差をつけてたすきをつないでくれたチームメイトやサポートしてくれた方々への感謝を語りました。

各都道府県の活躍

千葉県は過去最高の2位、福島県は3位という好成績を残しました。 その他、地元広島県も4位と健闘しました。 群馬県は3区の塩尻和也選手が区間賞を獲得するなど、個々の選手も素晴らしい走りを見せていました。 スポニチアネックスの記事では、青学大出身の選手たちが各区間で活躍した様子が報じられています。 3区では、若林宏樹選手が12人抜き、鶴川正也選手が7人抜き、7区では黒田朝日選手が8人抜きと、青学大勢の活躍が目立ちました。

NHK京都放送局のパブリックビューイング

NHK京都放送局では、大会当日にパブリックビューイングが開催されました。大画面で4Kの高画質映像を楽しむことができ、多くの視聴者が集まりました。開場は午後0時、駅伝スタートは午後0時30分、終了予定は午後3時30分でした。入場は無料、予約不要の先着順でしたが、定員を超えた場合は入場制限があった可能性があります。

その他

福島民報の記事では、福島県の3位入賞が1997年以来2度目であることが報じられています。上毛新聞の記事では、群馬県の3区塩尻和也選手が区間賞を獲得したものの、チーム順位は3区終了時点で19位であったことが報じられています。 Yahoo!ニュースの記事では、複数の選手やチームの活躍が取り上げられています。 NHKの駅伝特設サイトでは、大会結果の詳細はもちろん、コース紹介や選手のインタビューなど、様々な情報が提供されています。

雑談力向上委員会

編集部