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17歳松島輝空、全日本卓球選手権で初優勝

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全日本卓球選手権男子シングルス決勝での活躍

17歳の松島輝空選手(木下グループ)が、2025年1月26日に行われた天皇杯・皇后杯2025年全日本卓球選手権大会男子シングルス決勝で、パリ五輪代表の篠塚大登選手(愛知工大)をゲームカウント4-1(11-9, 11-9, 11-3, 6-11, 11-3)で破り、初優勝を飾りました。準決勝では、同じくパリ五輪代表である張本智和選手を4-1で破る金星を挙げており、今大会ではパリ五輪代表選手を2人連続で撃破するという快挙を達成しました。決勝戦では、序盤から積極的な攻撃で篠塚選手を圧倒し、3ゲームを連取。第4ゲームを奪われたものの、最終ゲームも力強いフォアハンドで攻め続け、勝利を掴みました。試合後、松島選手は「パリ五輪で自分が出場できなくて悔しい思いをした。どこか大舞台で倒したいと思っていた」と、五輪選考で悔しさを味わった経験が、今回の優勝につながったことを語りました。

準決勝での張本智和選手との対戦

準決勝では、世界ランク3位である張本智和選手と対戦しました。松島選手は、第1ゲームを13-11で奪うと、第2ゲームこそ落としたものの、その後は第3、4ゲームを連取。最終第5ゲームも11-7で制し、4-1で勝利しました。この試合で松島選手は、得意のバックハンドだけでなく、回り込んで打つ力強いフォアハンドを効果的に使用し、張本選手を圧倒しました。張本選手は試合後、「第1ゲームでフォアドライブをすべて決められたので、出鼻をくじかれた」と、松島選手の攻撃力の高さを認めていました。

パリ五輪選考レースとその後

松島選手は、パリ五輪シングルス代表選考レースでは代表入りを逃し、団体メンバーにも選ばれませんでした。しかし、リザーブとしてパリ五輪に帯同し、貴重な経験を積んだ一方、大舞台に立てない悔しさも味わいました。帰国後は、プレーの幅を広げるため、フォアハンドの強化に励むなど、ロサンゼルス五輪での代表入りを目指して練習に励んできました。今回の全日本選手権での優勝は、その努力の成果と言えるでしょう。

ジュニア時代からの活躍と将来への展望

松島選手は、7歳の時に「全農杯 全日本選手権 バンビの部」で優勝するなど、幼少期から頭角を現していました。ジュニア時代には全日本卓球選手権ジュニア男子シングルスで4度決勝に進出し、2024年には悲願の初優勝を果たしています。その後も数々のタイトルを獲得し、世界ランキング1位にも輝いた経験があります。今回の全日本選手権での優勝は、ジュニア時代からの経験と努力が実を結んだ証であり、今後の活躍にも期待が高まります。試合後、松島選手は2028年ロサンゼルス五輪でのシングルス出場を目標に掲げ、更なる成長を誓いました。

マネジメント契約

2024年1月18日、松島輝空選手は株式会社KSMと専属マネジメント契約を締結したことが発表されました。KSMは、松島選手が世界の舞台で活躍できるよう、様々な面からサポートしていくとしています。

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